一歩一歩、厳しい世界に近づいていた。
弱音を吐くには早すぎるかもしれないけど。私は早くもつらくなっていた。これを書ている時点で自覚して踏みとどまったので安心してほしい。でも、私はきっといくらでも、慣れ親しんだ厳しい世界の引力に引き寄せられてしまう。毎回、はやく自覚して足を止めないといけない。
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嫌われたくない
先日、イベントの告知記事(続編)をなんとかまとめた。なんとか早く出そうとして私にしては短時間で作ったこの記事から、魂が抜けていたのではないかと不安になった。
「最後に」のパートだけは抜けていない自信はあるけど...他の部分、紹介や説明で雑すぎる紹介になっていたらどうしよう。
「より鮮明にイメージできた」「素晴らしい告知だった」「行く前から告知と配慮に感動した」など、みなさんからいただいていた言葉を今朝読むと、ちゃんと書けていたのかもしれない...。と少し安心した。寝たら少し回復したからかもしれない。
昨日、100%その言葉を受け取れなかった状態を振り返る。
みんな楽しみにしているイベントを、私の告知記事で盛り下げてしまったら申し訳ない。....という言葉の下には、みんなに嫌われたくないと思っている私がいる。私は他人のことを考えている風でいて、常に自分のことを考えている。一番気にしているのはパートナーに嫌われないかということだけど、noteで出会ったみんなのことも、すでに好きになっているから、嫌われたくない。たぶん、すごくそう思っている。
どうか誤解しないでもらいたい。私が心のなかで叫んでいる。
前の仕事で打ちのめされていた私にとって、こうしてまた人と関係を作り始められたのはすごく嬉しいこと。人との関係を築くこと、やりとりすること、苦手な私だけどなんとか続けていきたいと思っているのです。
実際はおそらく誰も私を嫌ってないし、そもそもそこまで感情を寄せていない。私が勝手にもがいているだけ。
一番私に厳しい人
スマホとパソコンの見過ぎと、集中しすぎのまばたきレスで常に目薬を欲していたし、集中できる時間に毎日書くために睡眠時間が足りなくても起きて、多分無意識にも常に誰にどう思われているか気にしている。
「もう、ぜんぶお休みしたい。」と、思った。
「ゆっくりしてね。」と、きっと誰もが言ってくれるだろう。
誰も、私に無理しろなんて頼んでないよ。みんな優しい。パートナーだって、noteの仲間も、他のつながりのある人も、みんな優しい人たちばかり。
私に対して厳しい目線を向けている人。一人しかいない。
私だよ。
昨晩久しぶりに「お酒を飲みたい」と思った。
別に禁酒をしているわけではないけど最近はお酒は飲まない生活をしていた中で、つらさを溶かすためのお酒を飲みたい気分になった。
周りを見渡す。
光も色も消えている。
どうみても厳しい世界だ。
私の皮膚の外側は関係ない。これは私の中の世界のお話。
走っていきたい私と、ゆっくり歩きたい私
私はnoteで企画したイベント以外に、今週末のマルシェイベントへの出展と、その日までに自分たちのブランドサイトを作り上げるという目標を持っている。そして、毎日noteをやってインスタをやって商品もできたらアップして....と、今までに比べてやることが増えている。
2ヶ月前に、私はこんな記事を書いている。
自分の「仕事」がしたかった。願いがかなって、今、多分私は「仕事」をしている。(ここで言う仕事とは、その人がすべきこと、というようなことで、今現在それでお金を稼いでいるかどうかは問題ではない。)生計までまだまだ全く届いていないが、届く可能性も秘めている。
どんどん行動量を増やしたい、仕事をしたい私も私だ。「厳しい私だからいらない」と一刀両断してしまったらかわいそうだ。でも、早足すぎると、追いつけない私もいる。
特に、感覚に浸っていたい私は、完全に置いていかれてしまう。noteやTwitterの文章を読むスピードが読みたいスピードよりも早すぎるのはつらい。メールやメッセージの要点をつかむために処理速度を上げて読み飛ばすようなこと、できるけどつらすぎる。
ゆっくりしていると「仕事」がないし、「仕事」をしているとどんどん加速してゆっくりできなくなってしまう。なんとかうまく手を取り合ってやっていきたい。
一歩一歩、優しい世界へ。
でも...そもそも、その考え方が本当はおかしいのかも。
ゆっくりしていても、「仕事」はできるのかも。
きっと、多分そうなのだろう。ただ、まだ私には勇気が足りなくて、優しさが足りなくて。もう一歩、その境界を踏み越えることができずにいる。
昨日の夜、久しぶりにすこしゆっくりした気持ちでみなさんのnoteを読めた。それはとても良い時間で、私はこういう時間を持ちながら「仕事」をしていきたいと心から思った。
私とパートナーの天然石ブランド、ひかりのいしむろには、
「一歩一歩、優しい世界へ」というビジョンがある。
自分の下の名前を思い出す。
最近は、3歩進んで2歩下がってしまったかもしれない。
それでも大丈夫。
次の一歩は、すこしでも優しいほうに進みたい。
*ひかむろのヒトコマ*
標本箱を持ち歩いて新サイトのための素材撮影をした時のこと。
通りかかったおじさまとおしゃべりしたお話を書きました。
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