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冬野菜が美味しくなる科学的な理由って知ってる?

農家さんから教えてもらいました。

その前にまずは「凝固点降下」って知ってる?
水は0度になると凍るけれど、水に不純物が混ざると0度じゃ凍らないって科学のお話。
昔理科の実験でやらなかったかな?
水に塩を混ぜると、水の凝固点(凍る温度)がマイナス15−20度くらいになるって話。

これ、別に塩じゃなくてもいいのね!水に溶ければ砂糖だってOK!

それで露地栽培(ビニールハウスとかじゃない、野外で栽培する栽培法)で育てられた野菜たちって、地域によっては気温マイナス〇〇度って中で、自分の葉っぱが凍らないように必死に守るんだって。


それで起きる現象が、葉っぱの凝固点降下!!


何をするのかって言うと、
葉っぱの中にいっぱい糖分を送り込んだり、葉っぱの中の炭水化物を糖分に変えたりするらしい。

だから、その野菜をかじると甘く感じる訳なのね!

冬の霜に当てたほうれん草やキャベツってなんであんなに美味しいのか!
その謎が科学的に解けた喜びで、今年の冬野菜が楽しみ!


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