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この春に、自分が創作したエッセイや小説が、1スキ=10円として医療機関に寄付されるという幸福体験を味わえる(資生堂×note)

約1年3ヶ月、小説やエッセイのコンテストに入賞することを目標に頑張ってきたけれど、仕事や転職活動と並行してだなんて、凡人のわたしには到底無理だと悟り、去年の12月半ばから今年の1月末まで、完全無職で、一切の求職活動をせず、預金残高を一切考えず、外出は極力せず、1日数時間の睡眠と、ちょっとの食事と、トイレとシャワー以外は、すべて創作活動にあてると決めた。

「創作は、血を吐くくらいの時間と力を注がなきゃ、自分みたいな凡才はダメなんだ!」

と、自分自身を精神的に追い込んだ。1日平均15時間以上、多いときは約40時間連続で創作活動をしていた。

あのマツコ・デラックスでさえ、売れない文筆家時代が何年もあり、ボロアパートで独り悔し涙にくれたことがあったそうだ。

それと比べたら、自分はいつも生活費を稼ぐための仕事をして、映画やライブや舞台を楽しんでいた。かと言って、おのれのリア充な半生に対して、1ミリも後悔していないどころか、むしろ人生を謳歌して満足さえしている。

そんなプロの物書きを目指している割りには、いろいろ突っこみどころ満載で、中途半端すぎるのだけど、血の吐くような気持ちで挑んだ創作期間に作った作品の一つが、超有名企業のコンテストに運よく入賞した。

これを運で終わらせないために、2作目の入賞を目指しているのだけど、正直、気が抜けたのも否めない。

加えて、3月から生活費を稼ぐための仕事を始めて、まだまだ試用期間中だから、こちらの仕事も全力モードで、毎晩家に帰るとグッタリだ。

つまり、つぶやき(140字以内)投稿だけで終わらせる日や、皆さんが心を込めて書いてくださったコメントに、返事を書いていないことに対する《言い訳》を只今ツラツラ書いている。

そんなダメダメな自分を奮い立たせてくれるようなコンテストが始まった。

資生堂×note「この春やりたいこと」だ。

このコンテストの素晴らしい点は、「この春やりたいこと」をテーマに記事を書いて、「この春やりたいこと」のタグをつけて投稿すると、1スキ=10円が、資生堂さまから医療機関へ寄付されることだ。

自分が記事を書いて投稿すると、国内のどこかの医療機関とそこで働く医療従事者と、その患者さんの役に立つだなんて、不思議な感覚であり、やる気が沸々とみなぎってくるのである。

自分が書いた小説やエッセイを、1作品数百円で売るのだなんて至難の技だ。プロの売れっこ作家の本でさえ、中古で100円で買うことができる御時世だし、無料の面白くてためになる読み物は、今、日本には溢れてかえっている。

それが、自分の書いた作品についたスキ数が、(自分の手に入らないとは言え)現金化されて、必要な人たちに渡るのだ。いちばん偉いのは、お金を出してくれる資生堂さまだが、自分もほんの僅かだが世の中に貢献できていると思うと、「自分って存在してていいんだ」と思えるし、「創作をいっぱいしてもいいよ」と背中を押されている気分になる。

だから、わたしが記事を書いて投稿して、それによって(微々たる金額かもしれないが)医療機関と医療従事者と患者さんの役に立つだけでなく、わたしの創作意欲が再びムクムクと沸き上がり、わたし自身がいちばん助けられているのかもしれない。

「この春やりたいこと」をテーマに、4月14日の締め切りまで、あと何本記事を書けるだやろうか。

自分自身が楽しみでならない。わたしが医療機関や医療従事者や患者さんを助けているんじゃなくて、わたしがみんなから助けられ、生かされている。

「この春やりたいこと」のタグがついた記事にスキすると(ハート💟をクリックすると)、1スキ=10円が、資生堂さまから医療機関へ寄付されます。4月14日までです。noteの会員以外の方もスキできるそうです。

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