見出し画像

どんな世界でも時間は流れているという事


「日ハム・楽天戦を観て」



ライブ配信前から待機をし、とにかく心臓がドキドキしていた。

久しぶりの気持ちの高揚。おそらく10月末にシーズン初観戦を現地にしに行った時くらいに。今回は端末上観戦なのに、同等に血液が流れる音が聞こえた。




そして今日の注目は

18番吉田輝星。3年目今年は勝ちたい。

17番伊藤大海。期待の日ハムドラ1

18番田中将大と、楽天ドラ1の21番早川隆久。



試合時間は 約2時間20分。

日ハム6ー3楽天



観続けて感じたことは、

どんな世界でも時間は流れているといういこと。


〜〜〜



田中投手の1回立ち上がりは想像してなかった(日ハムファンなのに今日は楽天目線で見始めていた)中島選手・西川選手に立て続けのヒット、そして中田選手からの3HRから始まった。


素晴らしかったのは3回・4回に登板した楽天の早川投手。ゆったりしたフォームからのスピードボールと変化球。そして投球リズムのテンポが良い。プロ初マウンドとは思えない堂々たる姿・三振が取れるピッチャー。




公式戦ではなく練習試合。


知名度や年齢、そういうオプションを取っ払った状態で今日の試合を振り返ると、その中でも存在感があったのは間違いなく早川投手だった。



最近の状況下、なんだか時間が停滞しているなと感じていた。どうしたって依然として変わらない緊急事態宣言の下、淡々と働き、生活の楽しみの幅はグッと縮んだ。



その中で、シーズンが変わったプロ野球。それによって変わる野球ファンのマインド。


そして、若い選手を目にして時間の流れを感じたのだ。


〜〜〜


関東生まれ関東育ちの私は中学生まで巨人ファンだった。



(以下、選手省略)

ラミちゃんや小笠原が巨人にいた時。

他にももっともっと。由伸・阿部・二岡・谷・キム拓・松本・矢野・「男」村田。


私はまだ小学生で日テレでいつも中継を見ていた。格好よく見えていたそのスーパースター達は今は引退をしている。亀井が今では最年長だ。長野は赤のユニフォームに変わった。内海はパリーグへ。



内川、青木、松田とベテラン。

その直ぐ真下には88年代、坂本・前健・田中・ギータ・秋山・大野らが野球界の中心にいる。澤村もレッドソックスへ移籍が決まった。


上沢を追いかけ日ハムファンになった私。



99年産まれの日ハム・清宮へは「打てよ打てよ」の圧力がかかり、2000年産まれの日ハム・野村が芽を出した。




あぁ時代が変わっている。



巨人ファンであった幼少期の記憶はとにかく「野球選手は格好いいお兄さん達」


いつの間にか若い選手が多く「かわいいな」と思うことも増えた。



私が歳を重ねることと同じく、選手も歳を重ねていく。


平成から令和に年号が当然として変わったことを目にした通り、野球もどんどん入れ替わっていく。移籍したり、戦力外になったり、有終の美で引退したり。



振り返ると懐かしさと寂しさ。



でも寂しがってばかりいられない。


だって時代の流れを止めることは不可能だから。立ち止まっていたら私だけが置いていかれる。だったら流れに乗って今を楽しむしかない。そして目に焼き付けて、永遠と自分の中のヒーロー達を描き続けるしかないのかもしれない。


ただ野球選手に憧れるだけでなく、懐かしめるようになってきた25歳。私も着実に大人になっている。大丈夫、立ち止まってない。




とにかく今日はルーキー達の緊張や勢いを観て、シーズンインが待ち遠しい。


画像1


この記事が参加している募集

#最近の学び

182,116件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?