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読書日記 香山リカ 著「文章は写経のように書くのがいい 」2009年7月31日

 おはようございます。自称「書き続ける女」神垣です。

 書くことは、セラピーになると思います。

 もっとわかりやすく言えば
 書くことで自分自身を整理できる。

 「癒し」よりも「心の安定」に作用する
 と思っています。

 事実、私はこのメールマガジンを書くようになってから
 心的なストレスは感じたことがありませんし
 嫌なことがあっても、書くことで
 自分の中で解消できるようになりました。

 でも、子どもの頃は
 日記を書くのが大きらいでした。

 自分で書いた文章を自分で読むのが
 ひどくいやで(自意識過剰なだけですが…)、
 友達と交換日記をしことはありますが
 日記をつける習慣はありませんでした。

 でも、書くことを仕事にして
 読み手を意識するようになってから
 書く意欲が一段と高まったような気がします。

 だから、今も自分で自分に向かって書く
 日記は苦手です。

 誰かを意識して書くということは
 自分をすべてさらけ出せるわけではなく
 どこかに「抑制」が働きます。

 書いていいことと
 書いてはいけないことを区別するには
 自分の頭の中で「ふるい」にかける作業が必要。

 だから
 客観的に自分を見つめられるようになります。

 それが書くことの一番の効用だと
 思っています。

 書くことを日常化するための入門書として
 おすすめしたいのがこの本
 「文章は写経のように書くのがいい」

 構えず、気張らず
 少しでも時間があれば書く
 ことを習慣づけると
 気分的にもすごく楽になると思います。

 その方法が本書には書かれています。

 香山リカ 著「文章は写経のように書くのがいい 」

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 自分自身を整理したい
 と思っている人にぜひ読んでほしい一冊です。

( メールマガジン 2009年7月31日配信 VOL.1099  あとがきより)



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