【完全版】ゲンロンβ50アンケート回答
田中功起 日付のあるノート、もしくは日記のようなもの
今号から始まった田中功起さんの「日記のようなもの」。作品の作り手が記す文章は、作品を観賞するだけでは得難い自分の体験を深めるフックとなるきっかけが増えるのでとても楽しみです。作品は結果だとすると、日付のついたテキストは経過だと思います。作品に対して、作り手と観賞者が共に客観的な距離を保つとして、作り手が記す文章は、その作品が生み出されていく手触りや生み出した後の変化を残すものとなり、作り手や観賞者の世界を広げるものになる