レベル別受験攻略法(概略)

音楽劇「君の名は希望」番外編

本編で養護学校出身の中田なかだが「受験は頭の良さを試すのでも、努力を試すのでもない」と言う場面がありますが、ならば受験レースを最後まで走り切れる計画が必要です

中田は攻略の基本は「3つのレベルに分ける」と言います。今回はそれぞれのレベル別の勉強のアプローチを説明します
音楽劇「君の名は希望」は受験生を応援します

はじめに

本編で中田は受験や資格試験を攻略する基本について、こう言います。

「まず大まかに3つのレベルに分けること、これが基本だ。これは普通の資格試験でも同じだ」

その3つのレベルについては

「最初から入門レベル、基礎レベル、入試レベルの3つ。難関校を受ける場合はもう一つレベルが増える」

と言っています。

実際の場面はこちらです。

劇中では書けませんでしたが、3つのレベルそれぞれについて、何に集中するかが違います。これからそれぞれのレベルのアプローチについて解説します。

ハイレベルの大学を狙うなら高2の10月スタートで余裕を持って合格出来ます。

1.入門レベル

まずはスタートが大切。最初にやるべきこと、これは一冊の本を完成させることです。

とにかく一冊を完成させたという達成感が最後まで走り切る原動力になります。

前の記事でも書きましたが

1日20分、1ヶ月で完成出来る、かつ解説がしっかりしている問題集を選び、それを1ヶ月で完成させます。「1ヶ月」がポイントです。これ以上かけたらやる気を無くして完成出来ません(私の経験上ですが)。

1日20分というのは、続けるのにちょうど良い時間だからです。問題演習が1ヶ月続いたら自分を褒めてあげましょう。美味しいものを食べに行く、推しのライブに行くとか達成したごほうびがあるといいですね。

どのレベルも3回繰り返すが基本ですが、理解力のある方は2回ぐらいでもいいです。無理なく自分に合った形で取り組むのが第一です。

2.基礎レベル

入門レベルが進むと授業が分からない、というストレスは減ります。今度は学校の定期テストで順位を上げて行けるレベルです。

基礎レベルでは簡単な入試問題が多く出ている問題集を選びます。入試問題が解けた実感で希望が持てます。ここでも基本は1日20分1ヶ月を3回繰り返しです。ですがこの段階では続けるのが楽しくなって来るので、それに伴って1科目あたり30分〜1時間と学習時間を増やせます。

 例えば英語、数学では?

実際の教科で言うと、まず英語はゆっくりと文の構造をとらえる練習をします。読解のスピードは自然と付いてきます。文法は解説を読んで「なるほど」と思える問題をひたすら解きます。その気付きが入試問題を確実に解ける、真の実力に繋がります。

次に数学は、公式を当てはめて解ける問題から、少し背伸びしたレベルまで、問題のレベルの幅が広い問題集を解きます。数学は早いうちから頭をひねる問題に触れることが大切。3分考えて分からなければ解答を見て構いません。3分以上時間を掛けてはいけません。

3.入試レベル

このレベルではまず共通テスト対策に的を絞ります。

共通テストは前のセンター試験より難易度が上がったので、共通テスト対策がそのまま私立の入試対策になります。

ただ共通テストは問題のクセがあるので、私立の問題の方が解きやすく感じるかもしれません。例えば英語の長文問題対策は私立の過去問が多く載っている問題集で基本的な解き方を身に付けてから共通テスト対策でもいいです。

いずれにしても共通テストの過去問は一度は見ておきましょう

入試レベルのポイントは解いた後に「ああ、解けた!」と思える問題を多く解くことです。ですので、最初は全く歯が立たなくても構いません。ただ解説がていねいで解き方が分かる問題集を選びます。2度、3度繰り返すうちに解き方を思い出せるようになります。

まとめ

今回は受験対策の3つのレベル、「1.入門、2.基礎、3.入試」レベルそれぞれのアプローチについて解説しました。それぞれのレベルで取り組むべきポイントが違います。それを押さえた上で自分に合った問題集を少しずつ完成させ、着実に成績を伸ばしていきましょう。

最後に、音楽劇「君の名は希望」は受験生、現役の高校生、中学生の皆様を応援します

最後までお読み頂き、ありがとうございました。また、貴重なお時間を頂き、ありがとうございます。

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