高校英語「入門レベル」おすすめ参考書・問題集
はじめに
音楽劇「君の名は希望」の中では養護施設出身の中田がビリ近くの生徒に向けて「3つのレベルに分ける」受験勉強法を教えます。こちらの場面です
その3つのレベルとは「1.入門、2.基礎、3.入試」の3つ。それぞれのレベル別のアプローチはこちらをご覧下さい
今回はいちばん大切な「入門レベル」のおすすめ参考書・問題集の英語編です。「入門レベル」でつまづいたらすべて台無しです。良いスタートを切るために、完成させた達成感が味わえ、かつ入試にも生きる本を紹介します。
1.長文読解
英語は早いうちから長文に慣れることが大切、何故なら英語は文章で読み、必要な情報を得るものだからです。そんな読解の基礎が学べるのがこちら
20年以上第一線で活躍されている安河内先生の定評ある1冊。これより易しい「超基礎編」もありますが、偏差値40前後ならこのレベルでも行けます。
問題の分量は20題。1日1題で20日、2題で10日(3回繰り返しても1ヶ月)という、手頃な問題の量が入門に最適です。繰り返し解くうちに正答率が上がり、3回目には嘘みたいに読解のスピードが上がったことに驚くでしょう。
何よりすべての英文で文の構造が解説されていること。解答、文の構造の解説、サイトトランスレーション(文をブロックに分けて読む訳)、全訳という流れでスムーズに読めること。加えて例文が実際に使われる、生き生きしたものでお勧めです。
ただ英語アレルギーの方は最初は 100 words を超える分量に圧倒されるでしょう。最初全く読めなくても、当てずっぽうでも解答はしましょう。繰り返し解いて、間違える中から確実に正解するための文の見方、考え方がつかめます。
2.英文法
先ほど書きましたが英語は何より読むもの。だから長文を読める必要がありますが、文の決まり、つまり文法が分かれば「この文はこういう形なんだな」と予測して読めるようになります。読解のためにも文法は大切です。
そこで「これなら文句なしに分かる!」と言える文法の参考書がこちら
「大岩のいちばんはじめの英文法」(東進ブックス)
良く考え抜かれた構成、レベルに合った例文、シンプルな解説、バランスの取れた問題と疑問の余地のない解説。途中で挫折しないための工夫が十分になされていて、これなら最後まで行けます。
章立ては第0講から25講まで、1日1講義でも26日完成なので無理なく進められます。
3回繰り返せば3度目は問題が易し過ぎると感じるはず。3回目は復習で読み流す位でいいでしょう。
「肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」(KADOKAWA)
前の「大岩英文法」と同じく究極の英文法の入門書がこちら
「大岩英文法」に比べると中学で英語につまづいた人がまず読む本、といった感じです。「大岩英文法」と比べて解説があっさりしているので、要点を整理してサクサク問題を進めたい方にお勧めです。
こちらが易し過ぎると感じる方は1回読み流すだけでもいいでしょう。
「大学入試 英文法 ハイパートレーニング レベル1 超基礎編」
長文読解でも出てきた安河内先生の本。こちらは問題演習中心で、とにかく問題を解きたい人向けです。ただ若干レベルは高いです。そこで解説を読んで分からない場合は前の2冊の本を読んで知識を補うと良いでしょう。
最初に簡単な解説、それから問題演習というスッキリした構成。1日1ユニットで22日完成。TOEIC文法問題の入門にも使えます。
まとめ
今回はいちばん大切な「入門レベル」の参考書・問題集を取り上げました。「これなら最後まで行ける」と思える良い本が見付かればと願います。そして3回繰り返して自信が付きます。
実際に手に取って、苦手な分野の解説を読んでから購入するのがベストです。
入試問題が解けるまで着実にステップアップ出来る。まずは「入門レベル」で確信をつかみましょう。
音楽劇「君の名は希望」は受験生、現役の高校生、中学生を応援します
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