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サラダは楽しく食べたい

平凡な毎日を打破したいと、もがき苦しむ私です。どうもこんにちは。家に籠もっていると刺激が足りなくなって仕方がありません。

食事はバランス良く食べるのが理想ですが、なかなかそうもいかないもの。相当な覚悟を決めていないとバランスが悪くなりがちです。まぁ、端的に言うと野菜が足りなくなる。まあ、間違いないです。

でも、それって本当に正しいのでしょうか?誰がそんなこと決めたのでしょうか?

「肉や米食ってりゃどうにかなるんだよ!」

って言いたくなりますよね?
なりますよね?
ねっ?

同意したあなた。そんなあなたは悪いことをしている自覚があるはずです。
だって、悪いことをしていると、人は強がるんです。
わかりやすいですね。人って。クククッ。

そんなことはさておき。野菜、大事ですよ。野菜。
これはまじで歳をとればわかります。
乱れた食生活を続けていると、ある時を境にガタガタっときますから。あまりにいきなりで思わず笑っちゃいます。
箸が転がっても笑う年頃ならぬ、身体がガタガタいって笑う年頃。
注意するように。

野菜は温野菜にしたほうが量が取れていいんですが、調理するのが面倒なときはどうしてもサラダになります。あと、草食動物のように「草をむしゃむしゃ食べたい」という欲求が生じたときもサラダです。
つまり、サラダは結構重要なメニューの1つというわけ。

で、サラダといえばドレッシングなわけですが、市販のドレッシングを買うのはどうも抵抗がある。
まず、ドレッシングを1本買ったら、それを使い切らなければならぬ。
毎日同じ味で食べなければならぬ。
アレンジしても、自ずと限界が来るのは自明。
つまり、間違いなく飽きる。

最近は使い切りのドレッシングもありますが、それも味のバリエーションは大したことがない。そのうち選択肢がなくなって飽きる。
飽きたら食わなくなる。

結局、肉と油と炭水化物の食生活に逆戻り。
これはマズい。

だからこそ、サラダは楽しく食べたい。
それには、ドレッシングを手作りすることを推奨したいのです。
難しくないですよ。要は、酸っぱいのと塩っぱいのと油を混ぜりゃいい。まろやかにしたければ甘いのも追加すればいい。この基本さえ押さえちゃえば、ドレッシング作りは大勝利です。
あとはお好みの調味料でアレンジすれば良い。
三回も作ればコツは掴めます。自分でもできるんですから、世の中の大抵の人なら楽勝なはずです。

そんな簡単なことだとつゆ知らず。よくいるでしょ、ドレッシングコーナーで
「イタリアンにしようかな?フレンチにしようかな?」
なんて迷っている人。こんな人を見かけたら問い詰めたくなります。
飽きるぞ。使い切れないぞ。駄目にするぞ。と。そもそも、イタリアンドレッシングもフレンチドレッシングもアメリカ出身なんじゃ!

戯れ言はこのぐらいにしましょう。
自分にはすごく印象に残っているドレッシングがある。何時だったか、何処だったかは忘れたのですが、自分がまだ若かりし頃、ちょっと贅沢しようとフランス料理屋で飯を食ったんですね。そのときに出てきた一皿で「アスパラガスのサラダ 苺のドレッシング」というのがあったんです。

その頃は料理はまだ全然してなくて、サラダと言えば当たり前のようにスーパーでドレッシングを買っていた自分。苺がドレッシングになるという発想は全くなく、非常に驚く。そして、そのサラダが非常においしくさらに驚く。驚き尽くしな一皿だったんですね。

平凡な毎日を送る中、思いもしないドレッシングで刺激がもらえるなら、こんなに安いものはないじゃないですか。身体にもいいし。

春も近くなり、苺は旬で安くなってきているし、アスパラガスも並び始めているし、であれば大昔の思い出をもう一度蘇らせてみようと思ったのでした。

材料

アスパラガス:4本
イチゴ:適量(今回は小さめのを8個ぐらい)
ミニトマト:適量(今回は3個ぐらい)
卵:1個
白ワインビネガー(なければ米酢):大さじ1〜2ぐらい(酸っぱいのが好きな人は多め)
ハチミツ(なければ砂糖):小さじ1〜2ぐらい(甘めが好きな人は多め)
塩:小さじ半分ぐらい(味見して好みの塩加減する)
オリーブオイル:大さじ3〜4ぐらい
黒胡椒:適量

作り方

【下準備】
(1)アスパラガスは根元を切り、茎のほうの皮を剥く。
(2)イチゴとミニトマトは粗みじんにする。
(3)ゆで卵を作ってスライスする。
【アスパラガスのボイル】
(1)お湯を沸かして塩を入れる。
(2)処理したアスパラガスを入れて2分茹でる。
(3)茹で上がったら冷水に取る。
(4)半分の長さに切る。
【ドレッシング作り】
(1)白ワインビネガー、ハチミツ、塩を入れて良く攪拌する。
(2)味を見て酸っぱければ甘みを足し、甘ければ酸味を足し、同時に塩気も見て塩気が足りなければ塩を足す。このドレッシングはやや甘みを強くしたほうがうまい。
(3)オリーブオイルを足してしっかり攪拌する。
(4)しっかり混ざったら、粗みじんにしたイチゴとミニトマトを入れてザックリ混ぜる。
【仕上げ】
(1)さらにアスパラガスとスライスした卵を盛り付ける。
(2)ドレッシングをかける。
(3)黒胡椒をかける。完成。

雑感

仕上がりはこんな感じ。

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材料を見てもらえばわかると思いますが、酸味、甘味、塩味、油だけの非常にシンプルなドレッシングにイチゴ(とトマト)を突っ込んだだけです。
でもね。アスパラガスと苺が絶妙に相性がいい感じなんですよ。

昔、フランス料理屋で食べたサラダは、苺の形は残っていなかったので、恐らくミキサーにかけて濾していたんだと思います。でも、その作業はちょっと面倒だったので、形を残してドヤッって感じにしました。

卵はなくてもいいと思うのですが、白と黄色があると「なんか春」って感じがするので追加。寒い冬も終わりそうだし、せっかくだから華やかにいきましょうよ。

こんな感じで、ドレッシングは簡単に作れます。間違いないです。どうでしょう。ここはひとつ、ドレッシングを手作りしてサラダを美味しく食べてみませんか?
あ。失敗しても責任はとりません。ごめんなさいね。

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