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【詩】『終末』

『終末』

自分の色を知った日を

過去に翳して

不自然なくらい自然に

あなたを想い出す

壊れた時計の音を聴きながら

果てしないこれからに鼓動を重ねた

窓に映る涙より始まり

想い出を伝う血に終わる

此処は何処かしら?

海は何も言わないけれど

哀しみだけがちゃんと在る

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