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2021年7月の記事一覧

「ギリギリの世界」には「没頭」が待っている。

23時45分。まだnoteの画面はまっしろだ。 この「ギリギリ」って世界は、何にも増して頭が冴える。 マンガだと「クワッ!」と目が見開くアレだ。 筆が進まない日は、だいたい疲労困憊か、しょーもない仕事の悩みが頭のなかをグルグルしている。 やがて0時が近づくと、心と身体はこの「ギリギリの世界」に突入する。 手汗をだらだらかきながらも(あと15分しかないって...)と気が張ってくる。 すると瞬間的に、しょーもない悩みや疲れが消え去っていく。 我がCPU(脳)にそんな余

どんなおじいちゃんになりたいか。

どんなおじいちゃん、になれるのか考える。 なりたいか、考える。 60歳をおじいちゃんのスタートとしていいかな。 それまであと20年。 たとえば今まで、20歳から40歳までの20年間、もしなにかひとつのモノゴトを突き詰めていたら、ひとかどの知識と技術を身に着けていたと思う。 でもこの20年間、いろいろな経験に挑戦はできたものの、ひとつのモノゴトに特化した20年間ではなかった。 だから、まさにこれから、60歳までの20年間はなにかひとつのモノゴトを突き詰めてみたい。

「営業のしごと」で大切なこと。

「営業のしごと」と聞くと、それはもう厳しい世界を想像する。 どんなしごとでも甘くはないが、とくに「営業」は苦労が多そうなイメージだよね。 わたしの働くコールセンターは「電話営業」の側面がある。 新入社員に研修をする係りのわたしは、1ヶ月という研修期間の後半で「営業の基礎」みたいなことを教える。 すると、半分くらいの新人さんは「苦手なんだよなあ」とおっしゃる。 (面接の段階で「営業のしごともあるよ」と確認されてるはずなんだけどなあ)と、思いながらも、まー気持ちは分かる

「逆・おすすめ機能」がこれからの時代には求められるであろう。

もう、ありとあらゆるネット上のサービスには「あなたにおすすめ」機能が標準装備されている。 Amazonやネットフリックス、Youtubeもそうだ。 とにかく自分が買ったもの、観たもの、これにたいして関連性のある商品やコンテンツを次々に勧めてくれるよね。 現代人は、あたり前のようにこの恩恵を受けて日々生きている。 のだけど、最初のころは「ギョッ、なんでわたしの好みがバレてるのかしらん」と、ビックリしたっけな。 でも悪い気はしなかった。 この「おすすめ機能」のおかげで、自

「マイ・フェイバリット・反抗期」

会社の20代の子たちと学生時代の話で盛り上がり、そのまま自分の「マイ・フェイバリット・反抗期」は何か、という話になった。 「マイ・フェイバリット・反抗期」とは、親には申し訳ないけど、今だから「そんなころもあったなあ」と、懐かしみと共に笑って話せる自分のしょうもない反抗期の思い出のことだ(もちろん造語)。 とりあえず、先に若手たちに話させるのもアレなので、わたしから話すことにした。 あれは高校受験前、中学3年生の12月ころだったと思う。 志望校に受かるには、もう怒涛のご

「コボちゃん」という毎日投稿。

先日、テレビで「コボちゃん」の特集を放送していた。 ご存じの方も多いと思うが「コボちゃん」は1982年から読売新聞で連載されている4コマまんが。 新聞でまいにち読むのも好きだったけど、中学生くらいのころはコミックスを買って集めていたなあ。 もう40年も続いているこの「コボちゃん」。 作者は植田まさし先生。 毎日投稿を続けている身になり、あらためて「コボちゃん」も、ほぼまいにち書き続られている作品ということに感銘を受けた。 でも、このくらいの巨匠となれ

「好き」よりも「飽きない」と言えたらホンモノ。

「好き」っていう感情は、最高クラスのようでそれなりにうつろいやすい。 人って、結構ささいなキッカケで昨日まで好きだった相手を苦手になったりするじゃない。 食べ物だって趣味だって「好きなんです~」って言ったって、それは今現在の話であって、近い未来には「最初は好きだったんですけどねぇ...いまはそんなに...」なんてヨユーで言っちゃうでしょ。 だから人間の「好き」ってことばや感情は、確かにほんわかするけど、あてにならないのも事実。 それよりも最上位の好意的な表現は「飽きな

継続力を身に着けると、自分に対して欲深くなる。気がする。

気づいたら昨日は毎日投稿300日目だったわけで。 手前のお味噌で恐縮ですが、300日まいにち書き続けたってすごいよなあ。 いや、1000日とか書き続ける猛者の方々もいるのがnoteだから、そんなにすごくもないのかもしれないけど、なにをやっても続かなかった20代の自分と比べれば、とても信じられないや。 筋トレはもう7年続いているけど、毎日投稿もそうだし、なにかを続ける力を身に着けると、実はちょっと調子をこきはじめるというか。 欲深くなる気がしている。 目標の1年にあと

夏は「冷水シャワー」で差をつけよう。さわやか効果で心と身体も健康的に。

夏は「冷水シャワー」しか勝たん。 湯船につかる人も、シャワーだけで済ます人も、夏は「冷水シャワー」にぜひ挑戦してみてほしい。 だってまず、夏の風呂上りって、ことさらに暑いじゃない? 部屋にクーラーがついていても、暑い。 せっかくスッキリするためにお風呂に入っているのに、なんだかこれってビミョーにストレスだよね。 しかも脱衣所にはクーラーがないので、ドライヤーをかけることも正直おっくうになる。 乾かしているうちに額に汗、かいてきちゃうし。 それが「冷水シャワー」でお風

たぶん人生の豊かさを決めるのは、お金や能力の差ではなく、性格の違いだ。

経験したことのない能力や世界観に人はあこがれる。 (もし宝くじで10億円当たったらどうする?) 家や車を買う、仕事を辞めて遊んで暮らす、世界を旅行する、会社を作る、などなど・・・。 (もし超能力が手に入るならなにが欲しい?) 物を動かすサイコキネシス、心を読み取るテレパシー、瞬間移動のテレポーテーション、時を旅行するタイムトラベル、時間停止、空間浮遊、などなど・・・。 そんな未体験ゾーンを妄想していると、もし実現した場合「どれだけ人生のバリエーションが増えるのだろう

バンザイ、シフト勤務。

ひとが休んでいるときに働きたい。 ひとが働いているときに休みたい。 わたしは「シフト勤務だいすき星人」だ。 土日休みが好きくない。 なぜだろう、昔からこれは変わらず、平日休みバンザイだ。 世の中は今日から4連休。 わたしは明日も仕事。 4連休イイなぁぁぁぁ、と思うことは思うけど、同時に「あしたは道路が空いてるぞおお」と、うれしかったりもする。 できることなら、夜勤をしたい。 朝方に仕事を終えて、出勤する群衆と逆走しながら家に帰りたい。 20年くらい前、工場で夜勤の

若手による「(笑)狩り」は、なぜ始まってしまったのか。

「(笑)」はメールやチャットなど、瞬時にテキストでコミュニケーションを取る世界において、たくさんのトラブルを防ぐことに貢献し、人間関係の構築を助けてきた。 しかし、いつしか「(笑)はオジサンくさい」とか、「(笑)を使う人は苦手」など、若手から辛辣な意見も目立つようになった。 そりゃそうだ。 だって使い方を間違った「(笑)」は、使っている本人は「ニコニコ」のつもりでも、相手にとっては「ヘラヘラ」なのだから、不快でしかない。 だが単純に「(笑)」を使うのはオジサン、と断罪し

「カバーソング」の良さとは。

21歳の新人の子が「江口洋介」を知らなかった。 そりゃあもう「ひぇ~~」である。 6年くらい前も、当時24歳の子が「TRF」を知らなかったことにも驚いたが、いやはや。 いつのまにか携帯の充電器はみんな「Type-C」だし、時代は確実に進んでいるね。 若いころによく聴いていた楽曲を、時代を超えて別のアーティストが「カバー」することがある。 たとえば小沢健二の「今夜はブギー・バック」はいい例だ。 オリジナルがリリースされたのは、1994年。 わたしが14歳のとき。

われら日本人は働くことに不器用なのかもしれないね。

「空腹に勝る調味料はない」ってことばあるよね。 たしかに、極限に腹が減っていると、ごはんに塩をかけただけでもウマい。 もちろんその逆もしかりで「満腹は、どんな料理もまずくなる」。 一流シェフが手掛けた1万円もする伊勢海老のテリーヌも、A5ランクの和牛にぎりも、もぎたての果実で作ったスイーツも、「ああ、もう食えねえ〜」って状態で提供されても、ひとくち食べて「あ、うまいっす、たしかにうまいっす、でも、これ以上はちょっと…」と完食はできない。 目の前の料理を存分に味わうために