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「逆・おすすめ機能」がこれからの時代には求められるであろう。

もう、ありとあらゆるネット上のサービスには「あなたにおすすめ」機能が標準装備されている。

Amazonやネットフリックス、Youtubeもそうだ。
とにかく自分が買ったもの、観たもの、これにたいして関連性のある商品やコンテンツを次々に勧めてくれるよね。

現代人は、あたり前のようにこの恩恵を受けて日々生きている。

のだけど、最初のころは「ギョッ、なんでわたしの好みがバレてるのかしらん」と、ビックリしたっけな。
でも悪い気はしなかった。

この「おすすめ機能」のおかげで、自分好みのコンテンツをとめどなく享受できている。
ありがとうございます。

しかしだね、最近思うのだよ。
「おすすめしないコンテンツも、おすすめして欲しいなあ」って。

たとえばnoteもそう。
タイムラインに上がってくる記事は、なんとなくわたしが好きそーな記事。

親切にも、noteさんがわたしの好きそーな記事を選別して並べてくださる。

ここで、ためしにGoogleの「シークレットウインドウ」という機能でnoteを開いてみよう。

このGoogleの「シークレットウインドウ」という機能は、かんたんに言うと「その場その時かぎりのブラウザ」。

いわゆる閲覧履歴は残らないし、残せないので、誰のクセもついてない新鮮なブラウザだ。

すると、どうでしょう。

まったくわたしの趣味志向など考慮されていない記事がたくさん並んでいることを知る。

「へー、こんな記事があるんだあ」

と、とーても新鮮な気持ちになる。

だって、自分が興味のあるものは、自分で調べることもあるし、周りの誰かもふと教えてくれることもあるじゃない。

でも、自分が興味のないものは、自分で調べることはまずないし、誰も教えてくれないじゃない。

ていうか「はい、ではあなたが興味のないコトを調べてくださーい」って言われても、何を調べたらいいか分からないし。

だとしたら、今のままではわたしはとっても狭い世界でコンテンツを楽しんで生きてしまう。ていうか、生きている。

だからこそ、「逆おすすめ機能」は欲しいなぁと思うんだよね。

Youtubeで柴犬の動画を観れば、ずーっと柴犬の動画が並ぶ。

ありがたい。

でも、パンダの動画もカモノハシの動画も観てみたいと思うよ。
でも、わざわざ検索するかっていったらしないしさ。

けど「逆おすすめ機能」を設定することで、あんまり検索していないワードからランダムでコンテンツをおすすめしてくれたら、楽しいな。

知らない世界のサムネイルが並んでいたら、やっぱり「おっ」と思う瞬間はあると思うよ。

情報社会、なんてことば、いまさら言うのも恥ずかしいけど、かんたんに情報が手に入る時代だからこそ、自分がまったく知らない世界に広がっている情報にも触れて生きてみたいと思うんだよねえ。

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