野菜のうまみを最大限に引き出す「重ね煮」スープ
重ね煮とは、野菜に水を加えず、お塩だけでうまみを引き出す調理法。
我が家では、その時々で色々な野菜の重ね煮を常備する。
水を加えないので、冷蔵庫での日持ちも良いのだ。
味噌汁や卵焼き、コロッケなど、いろんな材料で多めに作っておくと、具材として幅広く使える重宝なもの。
今回は野菜スープ作り。
土鍋にオイルをひき、にんにくのみじん切りを加え、軽く塩を振り、家にある残り野菜を細かくカットし、それぞれの野菜を層にして重ねていく。
野菜を並べ終わったら、最後に再びひとつまみのお塩を振り、手のパワーで『おいしくなーれ!』と、おまじないをするだけ。←これはとっても大事で、我が家ではどの料理にもかかさない仕上げ。
とろ火でじっくり煮ていくと、次第に野菜のいい香りがしてくる。
鍋の中では、互いの持ち味を最大限に出し合い、調和していく。
次第に野菜自身から水分が出てくるので、水は不要。
30分ほど煮て、野菜が柔らかくなってきたら、軽くかき混ぜ、具は完成。
今回はスープなので、これにトマト缶とお水を入れてスープに仕上げる。
じっくり煮込み、野菜の旨味が十分に引き出されているので、味付けは塩・こしょう・しょうゆのみ。
疲れが出やすいこの時期に、元気になれるオススメの一品。
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