えるぼすけ@暮らしを愉しむ人

踊りと旅、縫うこと、身近な手仕事をライフワークとする。お金をかけず、豊かに暮らしを彩る…

えるぼすけ@暮らしを愉しむ人

踊りと旅、縫うこと、身近な手仕事をライフワークとする。お金をかけず、豊かに暮らしを彩る知恵や工夫を追求し、ふと思うこと、たわいもない事を綴ってます。集団よりも1人でぼっーとする事を好む性質。「頭でなく、心で感じる」生き方を実践中。

最近の記事

着なくなった服をダンスウェアにリメイク

以前はよく着ていたものが、久しぶりに着たらしっくりこなくなっていた。 色や手触りは気に入っていたので、ハサミを入れて生地にしておいた。 アイデアが湧くまでそのまま熟成。 今朝急に思い立ち、一気に仕上げた。 完成品がこちら↓ 下にスパッツを穿く事が前提なので、左右に深いスリットを入れて動きやすくした。 そして、まだ残布が少しばかりあったので、つなぎ合わせてウェスト周りの飾りベルトも作成。 ついでに、布端の残布もつないで紐にし、リボンや首飾りにした。 今日も使われ

    • 子供時代のウールのアンサンブルを今の私用の着物に作り替え。

      昔、和裁の得意な祖母が子供の私に作ってくれた着物のアンサンブル。 黄色の地色は町娘風で、私は大のお気に入りだった。 一度も袖を通す機会のないまま時が流れた。 引越しの度にも離さず持っていたアンサンブル。 ある日、肩や内揚げなど全てをほどいて羽織ってみた。 無理すれば着ることは出来そうだが、せっかくなので今の私が着れる身丈に作り替えてみようと思い、 試行錯誤を繰り返した結果、 やっと完成したのがこちら↓ そして羽織の残布からエプロンとたすき、そして細かなハギレを

      • 50数年生きて、自分の「からだ」の取り扱いがわかってきた

        意外とわかっていない自分のカラダ。 世間で溢れるカラダによいと言われている食べ物や健康法…。 一生懸命取り入れていても、実は自分にあってないものって結構ある。 私の場合小麦が合わないのか、しばらくやめてみたことがある。 また、ここのバゲットは平気でも、ここのバゲットは食べるとお腹が膨らんでしまうとか。 だから、今は合うパン屋さんのものだけを少しだけ週末の朝に頂くのみ。 運動が大好きな私だが、 スタジオプログラムは楽しいけど、意外と、人と同じカウントと回数をやること

        • 朝を迎えられるのは、やり直しのチャンスを頂いているから

          まだ咳き込みはあるものの、1日ごとにコロナからの回復の兆しが見え、有難い朝を迎えられた。 ようやく朝の床掃除も出来るようになり、少しずつ病床で濁っていた心の曇りも磨かれていくようだ。 朝をこうして迎えられるのは、 昨日の出来なかったこと、 思い残したことを、 もう一度仕切り直すためのチャンスを神さまから与えられているのではないか、と思った。 この世にいる人に完璧はない。 昨日より少しでもマシな人間になるために、今日という一日を授けてもらっているのではないか。 昨日の

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        • 織物
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        記事

          私は、コロナには罹らないと思っていたという錯覚

          この3年の間、コロナには罹らず、今に至っていた。 そして、おそらくこれからも罹ることはないと、どこかでたかをくくっていたのかもしれない。 それが、家人を通して感染し、あっという間に発熱。 日頃それなりに食や身体には気をつけ、免疫も高いつもりでいた。 睡眠も問題なかった。 でも、「なるものはなるのだ!」と、痛感した。 あとは症状の差だけなのだろう。 現在は発症から3日が過ぎ、どうやら峠は越えたようだ。 高熱が出るとは、こんなに辛いもの、とあまりの久々の感覚に、今

          私は、コロナには罹らないと思っていたという錯覚

          書くことは、頭の中の整理整頓

          私の日課の一つに、朝一で頭の中をノートに書き出すことがある。 特に何かを決めて書くわけではなく、 ただ浮かぶことを次から次へとノートに書き出していくという単純なもの。 文章にならなくてもいいし、脈絡なんてなくていい。 ただ浮かんだこと、夢でみたこと 今、ふと思うことを書き出すだけ。 すると何となくモヤモヤしていた頭の中の霧が晴れ、整理され、次第には色んなアイディアが浮かんでくる。 これはすごく簡単だが、 思考デトックスになってるようだ。 一冊の大きめのノートに 起

          書くことは、頭の中の整理整頓

          つちぼとけ様

          私は昔からお地蔵さまが好きだ。 筆で描いたり、木彫りをしたりもしてきた。 道端でお地蔵さんを見かけると何故か手を合わせずにはいられないのだ。 そんな大好きなお地蔵さまをこの度粘土で作る機会を得た。 褐色の粘土を手のひらでこねて形を作り、竹串で目や口、耳や白毫、合掌の手をつけていく。 後ろには般若心経の中から一文字を刻む。 「明」 世の中が明るく、誰もが笑顔でいられる日常でありますように。 小一時間の作業だったが、気持ちがすっーとしたようだった。 観音さまに見

          マザーテレサのことば

          針山とくけ台入れ

          和裁の稽古用に木製のくけ台もお仲間入り。 和裁をされる方ならご存知だが、くけ台は座って使う木製のものと、金属製で卓上に取りつけて使うものの2種類ある。 家ではもっぱら椅子の作業なので、くけ台はテーブルに取り付けていたが、 この度のお稽古は畳に座ってなので、木製のものを新調した。 そこで早速手芸屋さんに赴き、お目当てを見つけてきた。 昔から昭和の家でおばあちゃんの和裁の姿にちょっとした憧れがあり、手に出来て嬉しい。 購入したものには頭はカップを逆さにしたような形状にな

          携帯用の和裁道具入れを作ってみました

          この度、再び和裁の稽古に通うことになり、携帯で1尺差しや裁ち鋏、針箱、ヘラ、袖の丸み型等を入れるお道具入れを作ることにした。 何かを始めるってドキドキわくわくするもの。 そんな時にモチベーションを上げてくれるのが「入れ物」作り。 今回も家にある布達を見回し、表布、裏布、芯、周りを縁取るバイアス用布を選び出す。 長さの足りないものは接ぎ足し、色目やバランスを様々見ていく。 時間がかかっても、この布選びや裁断までの準備は楽しいもの。 準備が整えばあとはひたすら縫うだけ

          携帯用の和裁道具入れを作ってみました

          久留米絣のハギレでコースター

          久しぶりに友人に会う約束のある朝、待ち合わせには少し時間があるので、何か手土産をと考えてみた。 家にあるハギレでいくつあっても邪魔にならないもの、そして短時間で出来るもの。 また、友人は在宅でパソコンでのお仕事なので、少しでもホッとできるお茶のお供にと思考を巡らせた。 そんなわけで、今回はコースターに決定! 友人のイメージでハギレを選び、リバーシブルでも使えるものを。 色を組み合わせも考え、布をはぎ合わせた。 完成品はこちら↓ 今回は縫い目の出ないように、和裁の

          久留米絣のハギレでコースター

          家にあった風呂敷とショールで半幅帯作りました#2

          前回の半幅帯作りがあまりにも楽しかったので、早速2本目を作ってみた。 前から黄色の帯が欲しいと思っていたところ、片付けをしていた際に見つけた風呂敷。 表は紫の麻の葉に裏が黄色のドット柄。 見た瞬間に「これだ!」と思った。 早速出来上がった帯とデニム着物で相撲観戦

          家にあった風呂敷とショールで半幅帯作りました#2

          デニム地の半幅帯作り(その2)

          さて前回の裁断の続き。 4.表地、裏地をそれぞれ接いでいく。 特に別布をつかわないのであれば、この工程は省略。 初めに全て計算して裁断や印つけをしてしまいがちだが、意外と真っ直ぐ縫えないことが多いので、私は最終的に全て接いだあとに測りなおし、修正出来るようしている。 5.表地に接着芯を貼る。 当て布をしてアイロンの熱を押し当てて接着していく。 接着芯だけ触っても、なかなか仕上がりの厚さをイメージするのは難しいので、いくつか接着芯を用意し、試し貼りをするようにしている。

          デニム地の半幅帯作り(その2)

          デニム着物の残布で半幅帯作り(その1)

          以前こちらでも何度か登場しているお手製のデニム着物。 ある朝起き抜けにデニム着物のことを思い出し、早速着付けて襷掛けし、旦那さんのお弁当作りをしてみた。 すると旦那さん曰く、どこかの旅館に来ているみたいとニコニコしながら喜んでいた。 送り出しと同時にトレーニングウェアに着替え、見ると紐類にうっすらとデニムの色が…。 その後も何度か色止めを施してはみたが、完全には止まらない。 ならば、いっそのこと色落ちを気にせずデニム地を裏にあてたリバーシブルの専用帯を作ってみること

          デニム着物の残布で半幅帯作り(その1)

          いただきものの布でカーテン作っちゃいました

          朝の散歩中、ふと家に眠る生地を思い出した。 以前友人から譲り受けたシックな色合いのレースの布。 何にするか浮かばずしまっておいたもの。 通常レースカーテンといったら白を思い浮かべるが、焦茶色のあの生地なら影絵のようなエキゾチックな雰囲気になるのでは…。 と思い、帰宅後早速カーテン作りに初挑戦。 私が用意したものは ・生地 ・カーテンテープ7.5㌢幅を2m分 ・カーテンフック8個×2セット (カーテンテープはもう少し長いものが欲しかったが、手芸店でパック売りされていた

          いただきものの布でカーテン作っちゃいました

          心のざわつきを感じた時は

          目が覚めた瞬間に感じる心のざわめき そんな時、先ずは顔洗って髪整えて身支度 ラジオの音を消し カーテン開けて、朝1番の風取り入れる 目につくモノを、元の位置に戻してあげたあと ベランダの花たちに水やり 部屋の花瓶の水を取り替え 玄関の靴残らずしまい 出ているゴミはゴミ箱に 食器はしまい テーブルの水拭き 神棚のお水をかえ、柏手を打ち手を合わせる 床のお掃除したならば 仕上げにお線香1本 ゆらゆらと炊いてみる するとふつふつ内から湧いてくる 小さ

          心のざわつきを感じた時は