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知らなかったゼ、転職活動

私は就職活動や転職活動をまったく上手くできません。

就職活動のときは、はじめ地元で活動してましたがやりたい職がないことに気付き、ちょっと東京で探してくるわ〜とキャリーを持って東京に行きました。1か月間友達のおうちに泊まらせてもらいながらカジュアル面談を行い、やっとのことでひとつ内定をもらいました。

次にはじめての転職活動は、転職しようと決めてすぐエージェントに登録して、やりたいことを面接で考えるというぽんこつぶりです。最終面接では緊張しすぎて、覚えてきた回答をお遊戯会のごとくシェアして、なんとか内定をもらえました。

そんなとっても不器用なわたしが今回、はじめて自分だけでなく、パートナーや友達の支援を受けながら転職活動を行いました。それを通じて、こういう視点が必要だったのか‼︎と気付いたことがあったので、5つのポイントにまとめて紹介します!

学びが多かった、、

やること① 自分が求める条件を洗い出す(本音で!)

転職しようと思ったら、「エージェントに登録しよう!」とすぐに登録してしまいがちですが、その前にやることがありました。

それは、自分の条件を決めること。

初めての転職活動を行なった際は、転職しよう→転職エージェントに登録→とにかく面接という形で、自分の条件など全く考えずに望んでいました。

その結果、面接で「それって今の会社でもできないの?」「事業会社とコンサルのどっちがいいの?」という質問をたくさん受け、「たーーしかに?」「(事業会社の経験ないのに比較できんやん、プン)」とポンコツオブザポンコツを発揮していました。

お気づきでしょうか。そうです、まずは転職エージェントに登録する前に、自分の条件を洗い出すことが必要のようです。

洗い出した時のメモ
iPadデフォルトの無限キャンパスで書いたら重すぎて何度も落ちたのが思い出

この時に2つのことを意識した方が良いです。

●頑張って本音で書く!

面接の時に話す用と思って書くと、無意識のうちに綺麗事を並べようとしてしまいます。綺麗事ばっか並べたメモをパートナーに見せたら、初めは面接とか気にせず、自分の本音を思う存分書いてみたら?と言われました。

人は、自分の醜い部分や弱い部分と向き合いたくないものです。特にこういう部分が嫌だったという本音で書いていたら、自然と涙ぐんでしましました。自分の弱さと向き合うことは、とても労力がいります。

本音と向き合った結果、パートナーとの条件は「愛情をストレートに伝えてくれること」、家探しの条件は「床や壁の色がホワイトオークであること」、転職の条件は(今回)は「クライアントの課題を検討するところから携われること」でした。いろいろ条件はあるものの、自分にとって、1番何が大事かは本音でないと見えづらいものです。

●具体的に書く!

条件を書くときは、なるべく具体的に深ぼって書くことをおすすめします。

私の場合、条件の一つに「定期的に勉強会があり、そこで発表することが嫌だった」と書いていました。ただ深く分析すると、勉強会自体が嫌なのではなく、「勉強会を開くことが目的となっており、準備が大変だからといって知識の少ない若手が主催となり開催していること」や「若手の発表の場、ということで評価してやろうという雰囲気」がとても嫌でした。

浅いままだと、次の条件に「勉強会を開いていないこと」が入りかねないため、どういう点が嫌だったのか、良かったのか、をじっくり深く見ることをおすすめします。

洗い出しが終わったら、優先度をつけたり、MustかWantかを仕分けしていきます。その際に、企業側に伝えるか伝えないかも合わせて考えられると良いかと思います。もし自分で判断できなかったら、カジュアル面談や人事面談で試しに言ってみて、反応を見ることもありだと思います。私の場合、ほぼ未経験としてデザイナーへ転職するため、私の他にもデザイナーがいることという条件を事業会社の人事面談で話したら、そしたら事業会社ではないかもねと全く受けませんでした。受けないことが分かったこともいい発見です。

ちなみにこの内容は、パートナー探し、家探しなど、探す系にはなんでも使えます。本音を覗きましょう。意外と徒歩何分より床の色にこだわりがあるかもしれません。

やること② 相手が求めるスキルを自分の持つスキルから選んで書く!

職務経歴書を作っていた時です。バージョン1の自己PRでは下記3つを書いていました。

①ユーザー視点を考慮したコミュニケーション力
②プロジェクトを推進する力
③長期的に改善を繰り返す力

その後、パートナーに見てもらった時の最初の一言。「未経験のデザイナー応募ってどんなスキルがあると良いの?」

え、、、私の話は、、、?
今まで私の転職活動は、私1人のことしか考えていませんでした。でも、女は気付きました。

転職活動では、相手のことも考えるらしいよ!!!

chatGPTに聞いてみました。「未経験で転職する際に面接官にどういうことをアピールすれば良いですか?」「デザイナーとして転職する際にアピールすべきスキルを教えてください」。

何度も修正を繰り返し、最終的に記載した自己PRは下記の3つです。

①継続的に改善を繰り返し、自分を成長させる力(←未経験採用のため、積極的に自主的に学べんでいけることをアピール)
②周りとコミュニケーションを取りながら、プロジェクトゴールを達成する力(←デザイナーは他職種の方とコミュニケーションを取り進めるため、コミュニケーションをとってプロジェクトのゴールを達成できることをアピール)
③ユーザーエクスペリエンスとユーザーインターフェース設計に関する知見(UIUXデザイナー職であったため、テクニカルスキルをアピール)

なんとなく、元々書いていた内容とは変わっていなくても、何をアピールしたいかが明確になりました。

就職活動をしているときに、相手企業が求める人物像を演じなさいというアドバイスを聞いて、大いに違和感を感じました。その時は、「うるせぇ、演じなくてもそのまんまの私を採用してくれる企業を探すわ、ボケェエ」と意地を張り、就職活動必読本みたいなのを一切読まずに望んだ結果、50社以上からお祈りを食らいました。

でも今なら、ほんのちょっと分かります。相手企業が求める人物像を演じるのではなく、自分の特性やスキルがたくさんある中から相手企業の求める条件とフィットしそうなものを選ぶ、というイメージです。

それなら不器用女でもできました。次からは、相手のことも考えます。

ちなみに自己PRを書くときのポイントとして、「それをどこにどう活かすか」まできちんと書くことをお勧めします。これができます→具体的にこういうことをしました、で終わると、想像力豊かな人はこういうところに活かせそうだな、と思ってくれますが、みんながそこまで想像してくれるとは限りません。これができます→具体的にこういうことをしました→こういうところに活かします、までハッキリ書いてあげましょう。

やること③ 自分の意見を言う!

次は面接での話です。不器用女は怖がりでビビりなので、転職活動が得意な友達に相談しました。

私「面接さ、おっかないんだよね。緊張するし、不安で仕方がないんだ。」
友達「えー!怖がることないよ!面接は自分を出す場なんだから、考えが間違ってることなんてないよ。怯えず、自分の意見を言えばいいんだよ!」

素直さと吸収力が取り柄の私は、早速次の面接で試してみました。御社のこういう点に魅力を感じました。私自身、ちょめちょめと考えているので、ちょめちょめという発想にはとても共感しました。

そしたら今まで見たことのないくらいの縦に首を振るうなづき!私は単純なので、共感してもらえるととても嬉しいです。初めに小さな成功体験をしたからか、そこからは自分の意見を言うことへの抵抗が小さくなりました。むしろ、自分の意見を伝えて、共感してもらえると本当に嬉しいです。

あと、初めの頃は志望理由を考えることに苦戦しました。何かしらいいなと思って選考を受けている訳ですが、言葉にすると「ミッションに魅力を感じました」「バリューに共感しました」・・・。なんか、めっちゃ浅くなる。

そんな時、「魅力を感じた」に「なぜなら私はこう思うから」を付け足せば、一気にオリジナリティが出るのです。

今更ですが、面接では自分の意見を言っていいようです。

やること④ 納得してもらえるか?を考える!

面接初めの頃。今期初の不採用を受けて、パートナーに面接で話した内容を見せていた時です。「これ自分で読んだ?同じこと言ってるよ!これを話して相手が納得するかを考えて話さないといけないんじゃない?」。

私は今回ジョブチェンジして別の職種へ行くので、なぜその職種にジョブチェンジしたいかが特に聞かれる質問です。

元々は、
①課題解決が好きだから
②ユーザビリティに興味を持ったから
③デザインの実務業務が好きだったから
という内容を考えていました。

でもこれで納得してもらえるかどうかを考えると、おそらく私なら「ほ、ほう。」で終わりそうだと気付きました。

もし、営業からエンジニアに転職する人ならどういう説明だと納得するだろう、と色々なシーンを妄想しまくって、エピソードの中でも1番納得してもらえそう(心が揺れるもの)なものを選ぶようにしていきました。

ちなみに職種を変える方は「動詞のどういう点が好きだからか」も大事ですが「動詞を通じて何をしたいのか」という名詞を伝えた方が納得してもらえそうだなと思いました。なぜライターになりたいの?書くことが好きだから、より、なぜライターになりたいの?自分が書いた記事によってこういう体験をしたから、今後もこういう体験を実現していきたい、の方が心に響きそうだなと、妄想して感じました。

やること⑤ 対話することを目標にする!

これは転職活動に関係なく、今年の私の目標です。今までは否定されることに怯えすぎて自分の意見を言えなかったり、口調だけで勝手に感じ取って解釈する癖があったりしていたので、今年は言葉にして対話することを目標にしています。

2024年のテーマ

これは面接でもとっても大事だなと思いました。面接が苦手なら、対話することだけを意識するだけでもだいぶ違う気がします。内向的8割くらいの私にとって面接は何度やっても得意ではありません。印象的なエピソードがあるわけでもなく、言葉だけで場を作る技術もありません。でも、「どう見られるか」「アピールしなきゃ」などいろんな雑念を取り除き、まずは対話する。対話することだけを目標とすれば、少しハードルが下がると思いませんか?

さいごに一言

前よりほんの少しコツを知りましたが、転職活動は時間と労力が必要な大変なものだと改めて実感しました。

しかし変わろうと恐れながらも行動している時点で、転職できようができまいが、あなたはとっても勇気のある方だなと思います。

私は基本ビビりなので、本や友達からの言葉をお守りにして面接に臨みました。次の記事では、私がお守りにした言葉を紹介しようと思います。

一つだけ、面接の時に隣に置いていたメモをご紹介。

ビビるな、死にはしない。

\勇気をくれた言葉もまとめました!一歩踏み出す後押しになるといいなと願ってます🙏/


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