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台湾大学GMBAの学費総額は約240万円(550千台湾ドル)、奨学金のチャンスも

2/19 タイトルを「総費用」から「学費総額」に修正しました。

私が調べた限りでは台湾大学GMBAの学費は他のアジアMBAと比較しても破格だと思います。

■台湾大学GMBAの学費は約240万円(550,000台湾ドル)

2023年2月14日現在の台湾大学GMBAホームページ情報によると、2年間で卒業した場合の卒業までに要する費用計(住居費などの生活費を除く)は550,000台湾ドルです。台湾ドル建てで支払いますので米ドルは参考扱いになります。1台湾ドル=4.40円で計算すると、2,420,000円です。

*ちなみにこれでも台湾大学の他学部と比べると大分高い値段とのことです。

https://gmba.ntu.edu.tw/en/financing/tuition_and_living_cost

テーブルに在籍期間1年から3年までのそれぞれの総費用が書かれています。在籍期間によってトータルが異なる理由は、卒業に必要な39単位分の授業料に加えてセメスター毎に支払うRegistration Fee (登録費用:学費や雑費)が発生するからです。早く卒業するほどRegistration Feeを支払う回数が減り、その分総費用が安くなります。

■入学時点で全額を用意する必要はない

学費納入のタイミングですが、1セメスターで2回に分けて支払いします。

  • 学期始まり・・・Registration Fee支払い(30,250台湾ドル + 寮費や健康保険料など)

  • 学期始まりから約1ヶ月後・・・Credit Fee支払い(履修登録した単位 *11,000台湾ドル)

注目したいのが、39単位分429,000台湾ドルを初学期に支払うのではなく、履修した単位の分だけ学期毎に支払う点です。もし2年間で卒業するのであれば均等割りすると1セメスターで履修する単位は10単位ですので、1セメスターで支払う費用は

30,250 + 11,000 * 10単位 = 140,250台湾ドル + 寮費・健康保険料

以上のとおりになります。日本円に換算すると約620,000円です。もちろん安い金額ではないですが、入学時点で240万円を用意しなくても良いというのは費用の工面の点でありがたいなと個人的には思います。

■奨学金や賞金は積極的に狙っていきたい

台湾大学GMBAには奨学金や賞金がもらえる大会があります。確実にもらえるものではありませんが、せっかくの機会ですので積極的に狙っていきたいところです。

①NTU Outstanding International Graduate Student Scholarship (入学時・2年生進級時)
学費減免最大65,000台湾ドル月々最大6,000台湾ドル支給

奨学金のオファーは受験時の合格結果メールと同タイミングで送られてきます。

②GMBA Scholarship (各セメスター毎)
公式ページに金額の記載はないので念のためnoteでの言及は控えます。

各セメスターの初めに案内が送られてきます。提示された金額を期中数ヶ月に渡って分割して受け取ることになります。

なお、他奨学金と同時受給できないのでご注意ください。

③GMBA以外の奨学金

④GMBA Assistanship

キャンパス内でのアルバイトになります。主観で恐縮ですがSNS更新やGMBAの広報活動など、メディア系の募集が多いです。こちらも選考があります。

⑤その他コンペ
・Thesis Proposal Competition (賞金最大50,000台湾ドル)
・Business Case Competition (チーム賞金最大20,000台湾ドル
etc.

⑥その他
スポーツクラブなどGMBAコミュニティへの貢献度合いが高い活動を主催すると一部費用をサポートしてもらえることもあります(応相談)。

■MBAは「やってみた者勝ち」

MBAの生活はこのフレーズがしっくりくると思います。学費も高いMBAですが、とにかく積極的にコミュニティに携わってリードしていく人に経済的な還元率が高くなるようにできています。

確約はありませんが、積極的な姿勢で楽しんだ人にはScholarshipやAwardのチャンスがたくさん巡ってきますので、とにかくチャレンジしてみましょう!


各記事へのリンクが貼ってあるまとめ記事です。


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