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藤子Fノート
2021年5月29日 19:00
パーマン仲間は一般的に4人と思われている。1号=須羽みつ夫2号=ブービー3号=パー子4号=パーやん である。主人公の1号が平凡な男の子だとすると、2号が探し物上手のサル、3号がおてんばな女の子、4号がガッチリ賢い大阪人、というキャラ分けができている。おそらくF先生も、この布陣で進めていくことにしていたと思うが、連載開始からだいぶ経った段階で、突然5人目のパーマンが構想される。それ
2021年5月27日 20:37
あなたは知っているだろうか?赤ちゃんのパーマンがいたことを。通称パー坊。パーマン5号である。「パーマン」は1967年に連載が始まった「旧」と、80年代にリバイバルされた「新」の二つのバージョンがあって、微妙に設定が異なっている。これについては、またいずれ検証するが、最も大きな相違点は、パーマンが5人から4人になったという大幅な設定の変更である。僕は80年代にパーマンを知った「新」世代
2021年5月8日 19:56
藤子不二雄両先生の映画好きは有名だが、その結果「オバケのQ太郎」などの藤子F作品には、「映画」をテーマとしている作品が非常に多く存在する。特に映画作りの裏側を描いた作品は数知れない。そこで、映画撮影のバックヤードを描いた作品をいくつか選んで、藤子先生の映画愛を検証してみたいと思う。「藤子Fザ・ムービー」と題して、全4回の連載企画を予定している。これをきっかけに、映画ネタ作品リストを作っていけれ
2021年5月7日 20:09
二度の世界大戦を経験した人類だが、第二次大戦後、新たな覇権争いを勃発させ、西側・東側に世界を二分した冷戦時代へと突入する。日本は戦争放棄を明記した日本国憲法を金看板にして、直接的な戦争に関わることを避けて、戦後復興を図っていった。しかし主に米ソの核兵器の開発競争は、キューバ危機などの一触即発の事態を引き起こし、世界を激動させた。当然、日本も安穏とはしていられなかった。核戦争や世界の破滅が今より