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いのちのやくそく・感性を育てる瞑想 105

ココロは感じる、アタマは考える、
でもタマシイはとっくに知っている、
目に見えないもの、言葉にならないものを。

詩人 谷川俊太郎
(「いのちのやくそく」の帯に寄せていただいた文章です。)


「いのちのやくそく・なんのためにうまれるの?」

(センジュ出版 池川明、上田サトシ著 2016年8月1日発売)

第2部「ママのしずけさ」

上田サトシ

6章 

たましいのこえをきくお母さんや赤ちゃん、ご家族が幸せな気持ちに包まれていくと、おのずと出産は落ち着くのです。たましいの助産師をいまも多くのご家族が必要とされている理由は、そこにあると思います。

「感性を育てる瞑想」

第1部で池川先生がお伝えされているように、「胎内記憶」を知るといいうことは、わたしたちの「たましいの記憶」を知ることです。そしてその記憶は生まれてくる赤ちゃんだけでなく、だれにとっても自分自身を深く理解するのに役立ちます。

幼い頃やお母さんのお腹の中にいた頃の記憶は、いまのあなたに少なからず影響を与えています。しかし、大人になるにつれ、その記憶を忘れてしまうと、日々の生活の中で理由もわからずに生きづらさを抱えてしまうことになるのです。

いのちをお腹に宿し、いのちを身近に感じるお母さんたちは、ぜひ目を閉じて深呼吸をして、自分自身の心を見つめなおしてみてください。僕がお伝えする「瞑想」とは、そうして心の深いところにあるたましいの声に耳を傾けてくことを言います。瞑想を行うとそれまで気がつかなかった新しいあなたを見つけられ、そうすると子育ての中で行き詰まってしまっても、周囲や情報に振り回されることなく、おだやかな気持ちで過ごす時間を持てるようになるのです。

「自分が何を感じて、何を思って、何がしたいのか?」
しずかな時の中で自分自身に問いかけて、答えを導いて言葉にしていくと、心の奥に隠れていた本当の思いに出会って、驚いたり、涙したりするかもしれませんし、少しずつ肩の力が抜けていくかもしれません。

瞑想とはまさに、そうした自分の中にある、自分でも気づけずにいた、あるいはわからなくなってしまった自分の声を聴き、嫌いな自分や嫌な感情を手放して幸せに近づいて行くこと。これは、自分自身を取り戻し、「自分の感覚を育てていく」作業なのです。

1日に5分ほどの短い時間でも、目を閉じて心を落ち着かせて、頭を整理していくと、いくつかの変化を感じることができます。自分の周りの空気が少しずつ落ち着いて澄んできて、心の中の粗い思いが流れ落ちていき、内側に秘めている本当の声が浮かび上がってきます。それこそが心の声であり、目を閉じてそうした感受性を高めることで、さらに奥にあるたましいの声を聴くことができるようになります。


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