Asuralbert Ⅱ、可愛い連中、Weekend Brothers......前身メンバーを引き継ぎ始動したバンド3組が鳴らす”新人としての音楽“
Real Soundに第5回目の記事を寄稿しました。今回は、グッドモーニングアメリカ、アカシック、Shiggy Jr.の3バンドのメンバーが始動させた新バンド3組についてのレコメンド記事です。2010年代にメジャーデビューを果たし活動を続けてきたバンドが、2020年代に新人として繰り出す音。確かな活動歴を経たうえでもう一度デビューをする"強くてニューゲーム"的な状態。実力と新鮮味を伴った楽曲たちは、これからの活動を期待させる充実作だ。
グドモは、活動中期くらいからややついていけなくなった節があったのだけど、金廣さんが歌い、ペギさんがドラムを叩くこの新3ピースバンドは異様な熱気が漂っていて、まさに"これから始まっていく感"が凄まじかった。
3バンドの中では最も前身バンドの印象を引き継いだ形の可愛い連中。アカシック時代は、刺激的かつ考えさせてくる女性像を込めていた理姫さんも結婚を機にしてか、どこかアットホームなムードの歌詞を綴るようになった。
Shiggy Jr.からボーカル池田智子が脱退する形でスタートしたWeekend Brothers。元よりその歌声の評価が高かった原田茂幸が本気の歌唱を聴かせてくれる。この声が新しく届いていく層もありそうでワクワクする。
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