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かおり
2021年10月15日 14:02
2008年発行。熊谷早智子さんによる体験談。この本は、実際にモラハラを受けてきた著者の結婚から離婚に至るまでの実体験が赤裸々に描かれている。久々に老眼とか言い訳しないで一気に引き込まれ読んだ本であった。生活費を渡さない、妊娠中に普通の生活を強いりるばかりか、自分の運転手として使う。朝食を前の晩から用意(しかも正社員として勤務しながら)。。。熊谷さんが世話になったという精神科医の言われた通り
2021年10月17日 15:31
日本は現代、稀に見る長寿国となった。だが、果たして、それが本当に良いのだろうか?これは私がずっと思っていた事でもある。現代医学の力で生きている、もしも、江戸時代ならとっくに亡くなっているんだろうな、と思う知り合いは何人かいる。(好き嫌いは別にして)早稲田大学の池田教授が監修をされているが、各著名人の言われる事に「言論の自由」を感じ、頷く事も多い。「人生50年」という時代がずっと続いて
2022年1月3日 15:19
2020年に発刊された岸見一郎先生の著書。岸見先生は日本におけるアドラー心理学の第一人者である。カウンセリングに来る人の多くは自分が嫌いだという。それは親や周りからの「成功」を願う思いもある。人生とはそもそもが苦なのだ。いかに幸いなことでしょうあなたによって勇気を出し、心に広い道を見ている人は嘆きの谷を通る時にも、そこを泉とするでしょう。聖書・詩篇84編新共同訳では、「嘆き
2022年1月5日 17:40
アメリカでドラマ化され、日本ではNHKで放送された有名な「大草原の家」シリーズ。上は恩地三保子先生訳。大正生まれの方で、当然もう亡くなられている。ローラの少女時代の話で、福音館書店より。戦後、GHQに翻訳を許されたキリスト教的なものである。下は、ローラの青春時代~結婚生活を。訳者は戦後生まれの谷口由美子先生で、まだまだ健在だ。今、ツイキャスにて朗読をしているのだが、恩地三保子先生には申し
2022年2月2日 16:31
2014年発刊、金子由紀子さんの「ためない習慣」生活をスッキリとするためには、習慣化。自分の身体の為にもなる。その中で一つ。。。落ち込んでいる時間をなるべく早く切り上げたい時は、悩まないように気をそらすのではなく、むしろ悩みととことん向き合い、言葉にしてしまうのが良い。「口に出す習慣」である。1人でいる時に口に出してみたり、紙に書いてみたり。で、Twitterのツイートで返信出
2022年2月14日 15:12
現在、ツイキャスにて色々な作品を紹介している。声だけの世界の難しさを感じるのだった。昭和7年生まれ、仏教用語に詳しい五木寛之先生のエッセイは漢字をその場で書き表す必要も感じるのだ。著書に出てきた漢字、並びに仏教用語を記しておきたい。慈悲:御仏の心。京都で外国人に寺を案内しているガイドさんが、慈悲を「Love」と訳すことも少なくない。慈悲は、「慈」と「悲」。「慈」は、サンスクリットの
2022年3月20日 22:03
著者は、経済学者でエコノミストの門倉貴史氏。2001年から続いた「痛みを伴う改革」をしてきた小泉純一郎政権が終わり、2006年、安倍政権へと変わった時に書かれた。弱者切り捨て。 福祉政策にと、5%だった消費税が上がる方向でいっていた時代。ワーキングプアとは、汗水たらして懸命に働いているのに、いつまでたっても生活保護水準の生活から脱却できない人の事を指す。1990年代にアメリカで言われ始め
2022年4月6日 15:27
2013年発行、経済ジャーナリスト、エコノミストの門倉貴史氏著。2012年、第二次安倍政権が発足。「アベノミクス」なる言葉を掲げての経済策を打ち出していた当時に書かれたもの、という時代背景を考え、読むとよいかもしれない。又、当時は、まさか、日本中、イヤ、世界中を襲う「自粛」「外に行けない」などの予想外の経済にも影響を与える出来事はエコノミストといえども読めなかった。それも踏まえたいと思う。