サスティナブルなファッションって「制服」って文化じゃないか?「実はスーツはサスティナブル」
こんにちは。
縫製工場の三代目シャクモトです。
今日は最近よく聞く「サスティナブル」
ファッション業界でも声高に言われたりしていますが、それについて個人的に感じたことを書いてみたいと思います。
ファッション業界は石油産業に次いで、
「世界で2番目に環境汚染を引き起こしている産業」と言われています。
環境汚染に影響を与えていると言われる産業です。
そういわれる要因は、近年特に問題視されている
「大量生産・大量消費・大量廃棄」です。
経済産業省の調査によって、その生産量と廃棄量の実態が浮き彫りになりました。
某有名ブランドが数億円分の在庫を焼却処分したとかなんとか、一時ネットで話題になるほどです。
そんな中で、サスティナブルなファッションについて、思いついた持論を離します。
現代はファストファッションの台頭で洋服の消費の新陳代謝が促進されたことも要因の一つとして大量生産が行われるようになりました。
価格もお手頃でワンシーズンで着潰してしまうことから、たくさん買うけれどたくさん捨てるという傾向になっているようにも思います。
話は変わるかもしれませんが、私は高校生になるまで学ランでした。
成長につれて新調することはあっても、基本的に同じ格好をして毎日学校に通っていました。
ファッションが嫌いだったわけではないですが、基本的に自宅と学校の行き来だけの生活だったし、どこかに行くとしても学校帰り、部活帰りの寄り道程度だったので、ほぼ制服暮らしでした。
なので、私服を買ったことなどほとんどなかったわけです。
逆に言えば、いざ私服が必要になった時には困るくらい買っていませんでした。
親戚の結婚式や葬儀に行くときも制服。学生特権てきな万能服が制服だと今でも思っています。
話を戻します。
社会に出ると、会社の環境、TPOによって服装を自己判断で変えていかなければいけません。
さらに、ビジネスファッションにおいてもいわゆる「カジュアル化」が進んでおり、意識的に毎日同じ服を着るわけにもいかず、自然に服の消費が増えていっているようにも思います。
そう考えた時に万能な服装として「制服」はサスティナブルなファッションとは言えないでしょうか?
大人の制服であるスーツスタイルはその代表例になるかと思います。
仕事柄も個人的にもスーツは好きです。
お金に余裕があるならスーツをもう何着か持っておきたいくらい。
季節や気温によって服装を変化させるのは当たり前。
熱中症がでるくらい暑いのに、ジャケットベストを着用するようなルールは要らないと思いますし、適正な基準はあってよいと思いますが、
完全な自由というのは逆に難しさやストレスを生むことに繋がるという側面も少なからずあるのではないでしょうか。
みんな一緒の服装で・・・と言ったような、統一論的なことが言いたいわけでは全くありません。
ただ、これさえ来ておけば全て良してきなある意味でのテンプレートがあることは良いことなのではないか?ということです。
そうすれば、悩むこともなく、無駄に消費をすることもなく、ちょっとしたことなのかもしれませんが課題解決に寄与することができるのではないでしょうか?
様々なご意見があると思います。
確かに、通念のビジネススタイルにおけるスーツは「義務的」な印象が強かったのかもしれません。
しかし、もはや義務から解放されたといっても過言ではないビジネスファッションにおいて、「スーツを楽しむ」というフェーズに入ってもおかしくないと私は思っています。
後半、あまりまとまりのない文章になってしまったかもしれませんが、
一つの考え方、捉え方として考えてみる材料にして頂けたら幸いです。
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