数字で見る転職活動2024
エンジニア歴8年です。
好きな分野はインフラですが、他にもWEB開発 / ネイティブ開発 / バックエンド / フロントエンド / UI設計などフルスタックに8年経験しました。フレームワークは.NET Framework, Laravel, Djangoなどが使えます。
ブラック企業務めや事業変更・大規模組織改編、逆にホワイト企業務めもやって、マネジメントなどの経験も経て、なんやかんやキャリア志向性が数年で180°変わる経験をしました。
次の数年でまた180°変わったり、もしかしたらIT業界にいない可能性もあるでしょうし、未来のことはまだ分からないですが数年後の自分がコレを見て面白い発見があると良いなと思ったので、忘れないうちに今回の転職活動結果を数字でまとめてみました。
数字で見る転職活動2024
転職活動の期間
転職活動期間は、336日(2023年07月15日~2024年06月17日)でした。
厳密にはその内の6ヵ月くらいは緩く情報収集したりする時間だったので、カジュアル面談や応募を含む活動期間はだいたい6ヵ月くらいかも知れません。
貰ったスカウト数
貰ったスカウト数は 163 でした。
厳密には目視で確認したスカウトのみで、この中にビズリーチのようにバラマキで日々大量にスカウトが届くものについては確認しきれないためカウントしていません。
スカウトを頂いた163社以外だと、直接応募が4社、エージェント経由が5社という結果でした。
ファーストコンタクト数の推移をグラフにまとめました。
今回 情報収集→選考のウェーブが3回ほどに分かれており、Wave1は12月、Wave2は2月、そしてWave3は4月でした。
これらのタイミングに併せて自身のやりたいことやキャリア棚卸しも更新をかけたりしたため、それに連動する形でスカウト数が上がり下がりしています。
【Wave1】
職種不問で職種を中心に情報収集+選考
⇩
【Wave2】
PdM職種で、キャリアビジョンを中心に情報収集+選考
⇩
【Wave3】
EM or PdM職種で、キャリアビジョン+所属業界を中心に情報収集し、どのようなバリューを自分が発揮できそうかで選考
また、キャリアビジョンが時間経過とともに明確になっていくことで、企業とのファーストコンタクトは4月にピークを迎えます。
始めは「プロダクト開発に携わりたい」という曖昧なビジョンがあり、次に「プロダクトを通じた社会貢献を行いたい、5年後にVPoE, VPoPとして成果が出せるような人材に成長していきたい」と自己成長への願望に変化し、最後に「プロダクトを通じた社会貢献を行いたい、手段としてSaaSへ携わりたい、組織に責任を持つかプロダクトに責任を持つか、会社によって責任領域も異なるため最もマッチしそうな会社を探したい、必要に応じて開発にも携わりたい、今より大きい組織に所属することで大きなインパクトに関わりたい」といった形で具体化していきました。
応募・スカウト媒体の割合
企業とのコンタクトは合計7媒体で発生しました。
一番多かったのはFindyで、毎日2~3社くらいずつコンスタントにスカウトが発生しました。ユーザーサクセス、カスタマーサクセスともに充実していることもあり、活発に活用されているのを感じました。
次点でWantedlyが多かったですが 途中からスカウトが届かないよう設定変更を行ったため本来ならばFindy以上にスカウトが届いていたかもしれません。ただし頂くメッセージはFindyよりもキャリアに即した印象がなかったため、WantedlyよりもFindyの方がしっかりポートフォリオを見てくれているような気がしました。
ただポートフォリオとスカウト職種のマッチ具合で言うと最も強かったのがLAPRAS SCOUTです。スカウト方針もバラマキをしないように企業側でカスタマーサクセス面談をしていることもあり、質の良いスカウトが非常に多かったです。結果として今回の転職の決め手もLAPRASでしたし、自分自身最も繰り返しチェックしていたと思います。
デメリットがあるとすれば、互いに吟味する媒体でもあるのでスカウトの数そのものは、他媒体に比べて控えめです。しかしバラマキで追いきれないほどのスカウトが届くより、これくらいの方が私は使いやすかったという印象です。
「おすすめ」されることが多いビズリーチですが、スカウト数は低めです。厳密には、恐らくこの表の中では圧倒的に一番スカウトが届いているのですが、正直すべて確認しきることは無理でした。8割以上のスカウトメッセージは、大変申し訳ないのですが確認できず埋もれてしまっていると思います……。今回の割合に含めているのは私の方で目視で確認できたもののみとなります。
大手からのスカウトが届くという点で、大手に入社したい!という方には確かにオススメかもしれません。逆に、明確にキャリアビジョンがある方にはオススメできません。なぜならば、メッセージが結構バラマキの性質を持っていたためです。マッチしない求人がほとんどなので、いくら大手といえども選考に進むことはほぼありませんでした。
企業から見た需要のあった役割
企業から見た場合に、私の経歴のどこに需要があったのか いただいたスカウトの職種別に割合を並べてみました。
最も需要が多かったのは15.9%でSREでした。
次にフルスタックエンジニア(14.1%)、プロダクトマネージャー(12.9%)、エンジニアリングマネージャー(11.8%)と続きます。
パブリッククラウドを用いたクラウドのリードエンジニア経験がSRE職種のスカウトの多さにつながっているかと思います。実際のところ技術スタックとして一番の強みはインフラ領域になりますし、エンジニア力として即バリューを発揮しやすい部分になるので傾向として納得します。
次いでフルスタックエンジニアが多いのは、私の経歴も多少あるとは思いますがどちらかというと現在のエンジニア求人の傾向によるものではないかと考えています。特に私の志望業界がWEBサービス/SaaSだったので、いわゆる「プロダクトエンジニア」のような動きが求められることが多く、それが職種として表れているのかなと感じています。
PdMとEMは転職活動中にまさに担当していたロールであり、0→1の組織立ち上げを行っていたこともあるためそこからのスカウトであると考えています。PdMでジュニア級を採用する企業はほぼ無く、どこの会社もシニア級を求めている印象がありました。
意外なポジションでのスカウトは、CTO, CPO, VPoEです。
こちらは、不相応であると感じたためお断りをさせて頂きましたがそのようなポジションを求めて頂けることは率直に嬉しかったので早く見合った人材になれるよう頑張らなければ……と思いました。
プロダクト作りに関わるならば、バックエンドかフルスタックの領域が非常に需要高の印象です。
なおSREは技術領域としては今でもめちゃくちゃ大好きなので、いつかまたインフラに戻りたいなあという気持ちもあります。
最終の選考ステータス
最終の選考ステータスを企業別に集計したグラフです。
カジュアル面談を経て、選考に進んだのは合計19社です。
うち不合格と選考辞退を含まず内定を頂いたのは2社で、10.5%の割合でした。諸事情で選考辞退してしまったもののマッチ度が非常に高く ほぼ確実に内定だった会社を含めると4社となり、この場合は21.0%となります。
書類選考が通った割合は68.4%です。
その13社の内、一次選考で不合格(選考辞退含まない)となったのが3社となるため、一次選考でよくみられるスキル面や人格面の部分は高い割合でパスされていることが伺えます。実際4社ほど技術選考がありましたが、技術選考で基準を満たさないということは1社もありませんでした。
しかし、二次選考もしくは最終選考では不合格となることが多く、今それぞれの選考内容と回答を振り返って考察するとキャリアビジョンが不明確であったことや、あるいはその伝え方が最初のうちは拙かったと反省しています。今やり直すことが出来れば、最終選考の結果が変わるかも知れないと感じている企業もいくつかあります(たらればの話ですが……)。
苦しさの推移
いきなり定性的なグラフですが、上記は転職活動の苦しみゲージです。
次の転職活動はどれくらいで決着させるべきか、のようなことを振り返る為のデータです笑
今回の転職活動の全期間は前述の通り336日でした。本格的に始めたのは12月からなので、約6ヵ月間は実際に選考なども受け続けていた時期になります。
結論として、恐らく活動3ヵ月目(2024年03月)あたりまでに終わっていれば一番良かっただろうと感じています。
3ヵ月を超えたあたりで「今回の転職は間違えていたのでは」「身の丈に合わないことを考えているのでは」などと急激に不安に襲われはじめていました。
4月あたりで一度職種などの志望にもブレが生じ「スランプ」のような状態になり、不安定な状態が始まっていました。精神的に不安定な状態だと余計に面接で真価を発揮することはできませんし、悪い感情が悪いものをさらに呼び寄せる感じがします。
最終的に、5月くらいからはストレスで何度もストレス性の胃腸炎を繰り返すようになったため、身体的にも非常に良くない状態が続いていました。このことから、自分の場合およそ4か月目~5ヵ月目くらいからお祈りによる自己肯定感の低下が見られてくるような気がします。半年弱「否定」され続けているような感覚に陥り、相談する相手もいないとなるとガス抜きもできず、孤独感もより一層強くなります。
もしこの状態で納得いかない会社(本来の転職目的を達成できない会社)から内定をもらった時に、目的と手段が入れ替わり、妥協してしまう自分がいないと言い切ることはできません。
今回の転職で最終的にオファーを受けた会社の最終選考では、絶賛胃腸炎で苦しみながらだったため万全ではない状態でした。
もし次に転職をおこなう機会があれば、なんとか3ヵ月以内に終わらせることを目標にすべきと自分に言い聞かせてあげたいと思います。
その他所感+振り返り
選考で嫌なことは言われたか?
ほとんどの会社さんで誠実にご対応を頂けました。フランクかつカジュアルに進めて頂いたお陰もあり、8割の会社さんでは進めやすい雰囲気で進めることが出来ました。
一方で、ちょっと苦手な印象をもった会社さんもあり その点はもし次回転職する機会があれば注意が必要だなと思いました。以下は具体例です…
スカウトを貰ったことをキッカケに選考に進んだのに、面接官がこちらの経歴を把握していない & 選考中に学歴をバカにされる(大企業)
肘をついて、最初から最後までやる気がなさそうに面接対応をされる。溜息をつきながらよそ見をされる(メガベンチャー)
「絶対内定を出します」と言われた最終選考に落ちる(有名スタートアップ)
話をいちいち遮る(大企業)
同意なく異なるポジションで選考に進まさせられ、こちらも面接官もそれを把握していないのでグダグダになる(メガベンチャー)
1.はなかなか悲しい気持ちになった選考でした……。
まだ転職活動を始めて間もない頃で、私もどんな職種や業界で働くのがマッチしているのか模索しながらの選考ではありましたが、まさか露骨に見下された態度をとられるだけでなく、普通にバカにされるのは結構くじけそうになりました。
学びとして、その会社の不信感が拭えなくなったので自分が面接する立場の場合に自社へ不信感を与えるような選考は絶対に慎まなければならない、むしろ縁が無くてもファンを増やすつもりで、アフターフォローも考えながら臨まなければならないと改めて感じたところです。
2.は典型的な圧迫面接でした。本当に態度が悪かったので例え内定を頂いたとしても一緒に働けないと感じたため、辞退をしてしまいました。
あえて自責思考で捉えるのであれば、適性検査(SPI)があったのですが、その結果が悪かったのでしょうか……? あるいは強く惹きつけるようなエピソードトークをすることが出来なかったのでしょうか?
何故あそこまで不機嫌な態度を取られたのかは結局分からないのですが、なにかスキル的に及ばなかった要素があるのかもしれません。これも結構凹んだ選考でした。好きなCTOの方がいる会社さんでもあったため余計に悲しい気持ちに……。
例え「顔」となる方や表向きがクリーンであっても、実際に一緒に働くことになるのは配属の近い方となりますので、面接を担当頂いたご担当者さんの印象は大きいのではないかなと思いました。新卒だと人事担当者さんや役員面接機会の方が多いですが、少なくとも中途ではそのように感じます。選考を進めるに至っての第一印象は大切にした方がいいなと思うと共に、もし役員面接しかない中途選考があれば 是非オファー面談などで同じ配属予定となる方や直接の上司の方との面談を希望するのが良いと思いました。
3.はやられるとめちゃくちゃ転職意欲が落ちるので、もう二度とされたくないと思いました……こういうことって結構あるのでしょうか? しかしながら面接中にポロっと相手に好意的に捉えてもらう為のトークが絶対に出ないかというと、出ちゃうこともあり得るなと思いました。恐らく先方も悪気があって発言したものではないと思います。
これを受け、面接官として臨む場合には「その発言は双方がマッチするために必要な発言になっているか?」を必ず確認しながら、自身の発言責任を持たなければならないと改めて気を引き締めることになりました。
本当に悪意のある発言ではなかったと思います!しかしこれで落とされた時に本当にショックを受けて半月ほど転職活動進められなかったので、自分は絶対にやらないようにしなければと決意しました。
4.は今回の転職活動で最も強烈な圧迫面接でした。いわゆるAmazonのSTARメソッドやLeadership Principlesを重視されていたのですが、STARメソッドを優先されすぎるがあまりに話が全然できない状態に陥ってしまいました。先方の質問に情報がかなり不足している(抽象的な質問)ため、回答の前に前提条件の事前確認をさせて頂きたかったのですが、前提の事前確認はSTARメソッドのいずれにも含まれないので回答を受け付けて貰えない、といった状態。致し方なくこちらの想定条件の上で回答をさしあげると、途中で話を遮られてしまう始末。私の話し方がロジカルではなかったせいという可能性も大いにあり得るのですが、何十社もカジュアル面談含めお話をさせて頂いてこのような状態に陥ったのはこの会社のみだったため、多分面接官の方との相性が合わなかったのかもしれません。一番面接による情報交換が困難だった選考で、記憶にも強烈に残っています。しかも非常に不機嫌な感じだったため、怖くてめちゃくちゃ脂汗かいた。
ただ私自身 この一件で今まで以上にロジカルに話していくことを意識することになった為、非常に良いコミュニケーション体験になったと感じました。STARメソッドの実践機会としてもかなり恵まれた時間だったと思います。
5.は人事の方と面接担当の方と私の連携が全く取れなかった特殊な例となります。
EMでカジュアル面談の依頼をしたのに人事から告知なくPdMの選考にされていた
PdM選考になった理由を伺っても「カジュアル面談の内容から、PdMの適性があると判断したため」と回答がきたが、カジュアル面談では自分の質問は一切受け付けて貰えず そもそも一度も発言をしていない
また何故かカジュアル面談後に2回目のカジュアル面談が設定された。2回目のカジュアル面談を受けてみたら次の面談担当はなぜかEMの面談の想定だった
面談担当の方から「枠は余裕あるし時間かかってもいいので選考に移るかゆっくり考えてみて、受けるつもりになった頃にまた連絡ください」と言われたので考えていたら、1週間くらいしたら突然「選考に進む連絡がないということは辞退をしたと認識しています(原文ママ)」と人事から連絡を受取り、選考辞退ということになった
納得いかなかったのですが、トラブルになるのも嫌なので何も言えませんでした。。CMもバンバン出してるようなメガベンだったので、こんな対応ある!?という気持ちは拭えませんが……
ですが、素敵な対応だった企業様も当然多かったです!
未来の自分のためにネガティブなことも書き残しておきたかったため(すぐ忘れるので)あえて記載しましたが、上記例はご対応頂いた企業のほんの一部でした!
自社サービスの魅力を熱く語って下さった方、長期間にわたって何度もアプローチを続けて頂いた企業の方々、私のような者にお声がけを頂いた担当者様、本当に多くの皆様のお時間を頂戴することになりました。
本当にありがとうございました。
転職エージェントは使うべきか?
結論、どっちでもいいと思います。
今回の転職活動で私は基本的に自分で会社を選び、自分で応募をしていきました。転職エージェントを利用すると自分が考えるキャリアとの乖離があっても納得感のないまま選考が進んでいくことを恐れていたためです。
しかし、途中で選考に進みたい企業の残弾が無くなり「どこに応募したらいいか分からない」という現象と「誰かにキャリア相談したい」という気持ちが孤独感から強くなり、そのタイミングで私はビズリーチに登録しました。
その為、応募する企業の選択肢に困ったり、壁打ちをしたい場合は転職エージェントを頼るのもアリだろうなと感じています。
ですが今回、結果として自己応募したオファーをお受けすることになっており、転職エージェントは転職の結果にあまり左右しませんでした。その為、やはり自分のキャリアビジョンが明確であったり、転職の目的がハッキリしている方にはエージェントを使うメリットは薄いかもと思っています。
また、壁打ちという意味ではFindyさんが非常に良かったです。
Findyさんでは、ユーザーサクセスが求職者に対しキャリア相談やアドバイスの働きかけをおこなってくれています。自分のキャリアの壁打ちだけでなく、動機が抽象的になっている点は深堀りしてくれるので自分でも気が付いていなかった「甘い」部分にすぐ気が付くことが出来ました。
LAPRASは転職する気があっても無くてもポートフォリオとして優秀でした。一方で、転職する気持ちがある程度あって、相談する相手も求めている場合は是非Findyさんのポートフォリオ作成を使うと良いと思います!!
キャリアビジョンはどのように明確にできたか?
# キャリアビジョン
- プロダクトを通じた社会貢献を行いたい
- SaaSへ携わりたい
- 組織に責任を持つかプロダクトに責任を持つか、会社によって責任領域も異なるため最もマッチしそうな会社を探したい
- 必要に応じて開発にも携わりたい
- 今より大きい組織に所属することで大きなインパクトに関わりたい
## やりたいこと
- プロダクトマネジメントに携わりたい
- ピープルマネジメントに携わりたい
- プロセスマネジメントに携わりたい
- 大規模なA/Bテストに関わりたい
- システム価値最大化への貢献をしたい
- プロダクト開発のチームビルディングに携わりたい
- プロダクトアウト/マーケットイン両方に関わりたい
- 開発者体験向上に携わりたい
自分の事を分かっていたようで、振り返ると最初の方はまだまだ自己分析が足りておらずなかなか一筋縄ではいかなかったなあと感じています。
最初の頃に選考がうまくいかなかった一因として「カジュアル面談をスキップしていたこと」が挙げられると考えています。カジュアル面談は侮るべきでなかったです。
その会社の理解度が深まるというのはその通りなのですが、当時は会社紹介資料、IRや有価証券報告書などを見ればほとんどのことは分かると捉えてました。それもあながち間違いではないと思いますが、何より多くの企業の採用担当者の方と話をすることで、自分が選びたいキャリアとは何か = 自分と自分以外のアウトサイドを比較検討することでようやく見えてくるものがあると思いました。
それまでカジュアル面談はその会社単体のことを知る為、もしくは選考候補の会社同士を比較する為の情報を得る為に有益な機会だと捉えていたこともあったのですが、そうではなく、自分と自分以外を比較することでキャリアを俯瞰的に見つめなおすために非常に重要な儀式であると今回強く思ったのです。
そして当然、俯瞰するには1社や2社のカジュアル面談では情報不足です。
業界や日本の中で、自分が何を成し遂げて見たいのかを知るためにはとにかくいっぱいカジュアル面談を受けてみるべきです。と、過去の自分に強く伝えたいです。
私の場合は、カジュアル面談(勿論選考も含め)多くの企業の採用担当者さんとお話を交わし自分と自分以外の全てを比較できました。比較によりキャリアの粗さを自覚することで、修正をかけていくことができた……といった感じです。この粗さやギャップを埋め合わせ、早く転職活動を終了させるためには、早い段階でたくさんカジュアル面談を行うことが推奨になると思います。
また、もちろんカジュアル面談の機会そのものも大切にしています。
カジュアル面談では「何故(自分の経歴のどのポイントに着目頂いて)今回お声がけいただけたのか?」「率直に、何らかのポジションでの期待値はあるか?」といった簡単なフィードバックを頂くよう心掛けました。そうすることで自分と自分以外のギャップ分析を行うと同時に、縁がありそうな会社かどうかも早期に相互チェックすることができるためです。
もし未来の自分にまた転職する機会が訪れた場合には、是非この点を抑えておいていただければと考えています。(To:自分)
おわりに
色々ありましたが、今回の転職活動がいまの自分にとって最適な選択であればよいなと願っています。
自身の成長の為、事業の成長の為、社会貢献の為、まだまだ人生が長すぎるので、今後も気を引き締めながら頑張ります。
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