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休め!以外の言葉が欲しかった。

昨日、初めてのオンラインカウンセリング(メンタルヘルス)を受けた。


元々、あまり乗り気ではなかったが、もうそれ以外に頼る場所がなかったので、勇気を出して当日30分前に予約してみた。



結果、わたしには合わなかった。



カウンセリング自体が悪かったわけでも、担当してくれた方が悪かったわけでもない。ただ、わたしには向いてなかったという、ただそれだけのことである。


カウンセリングの前日、いつも以上に頭がおかしくなり、理性を保てなくなったわたしは、泣き叫びながら壁に頭を打ち付け、ハイボールを飲みながら、睡眠導入剤をODして、とにかく暴れていた記憶だけはある。

翌日、夕方頃起床して、右腕に切り傷があったので、かなり荒れていたことがわかった。


この出来事がきっかけで、オンラインカウンセリングを受けてみようという気になったのだ。


とりあえず酒を飲み、心を落ち着かせ、ODするというのは今に始まったことじゃないし、なんなら去年もよくやっていた。


でも、自分が知らないうちに腕が切れていたのは、初めてで割とショックだった。


酔い散らかして体中アザだらけになるのは、珍しくないが、昨日はハイボール1缶しか飲んでいないので、そこまで酔っていたわけではなかった。


それなのに、傷をつくるまで暴れていたという現実がきつかった。本当に。


そんなわけでオンラインカウンセリングで50代くらいの女性と50分程お話するに至った。


まず、何があったのか?聞かれ、上記のことを話した。これはクリアできた。話せた。


次、今どう感じてますか?


この質問に答えられなかった。


というか、自分の感情を言語化して、文章として発言することができなかった。


「自分の気持ちなんてわからない。」


そんなことを言った気がする。


これは、本当に真剣に考えてみたのだが、自分がどう思っているか、何を感じているかを言語化する力がわたしには欠落していたようだ。


こうやって、文字として言葉にして、文章を書くことはできるのに、自分の感情を説明するのは極めて難しいと感じた。


カウンセリングの方は、考えるのではなく、感じたことを話してみてください、と言ったが、それがわたしにはできなかった。


その方から、意識と無意識、考えと感情についてのお話を聞いたのだが、この時のわたしにはそういう論理的な話がすんなり入ってくる余裕などなく、何故かずっと泣いていた。


今の状態からして、全て休んで何もしない、何も考えない時間をつくることが大切なので、まずは自分の感情を感じられるようになるまで休んでくださいと言われた。


わたしは、全く納得できなかった。


最近、仕事すらできなくなり、人間としてゴミのような生活しかできなくなったので、どうにか元に戻りたいと話したのに、休め!としか言われないのはおかしいと思ってしまったのだ。


例えるなら、非モテ人間が、モテ講師にモテ方を教えてください!と言ったら、非モテでも素敵なところはあるんだから、大丈夫☺ありのままのあなたを受け入れてくれる人を探しましょう☺️と言われているような感覚。

非モテ人間からしたら、具体的なモテる行動、モテる服装・髪型などの容姿に関するアドバイス、を求めてモテ講師を頼ったのに、全く求めていないアドバイスをされたような、そんな感覚に近い。


何よりも、わたしは休め!と言われるのが嫌いである。


だって、死ぬほど休んでるし、何なら毎日休んでしかない。


休んでいても無気力で、何のやる気も起こらず、1人で暴れて泣き叫ぶ愚かで痛い女になってしまったからこそ、具体的なアドバイスが欲しかった。


休め!なんて言葉、わたしは求めてなかった。


ドドドドMなわたしは、追い詰められ、虐められてこそ、力を発揮するタイプなので、優しい言葉は逆効果。


こんな性格だから、他人のアドバイスも受け入れられず、そんなこともあるよね程度で流してきてしまったし、わたしなら他にもっといい方法を考えられる!と変な方向に進んでしまうことも多かった。


だがしかし、今回のカウンセリングで分かったこともある。


わたしは、誰かと話したいとか、話を聞いて欲しいとか、そういう感情はあまりなく、むしろ自分のことを1から説明するのは面倒だし、それなら自己解決できるように本や動画をインプットして、解決法を考える方が好きだということ。


これは、きっとこのカウンセリングを受けてみなければ分からなかったので、その点では良かったと思う。


無駄に意地と根性があるので、無気力状態でやる気は出ないのに、週4以上ジムに行くことは辞めずに続けているが、休め!という言葉を真に受けるとそれすら続けられなくなる。

だから、全てを鵜呑みにせず、自分に本当に必要なアドバイスを考えて行動していくことが必要だとも思った。カウンセリングを受けてみても、仕事に対する無気力さは改善されなかったので、何か他の方法を探るしかない…