見出し画像

会社も第一印象が大事―よくしてもらったことはずっと忘れない

こんにちは!
こちらの記事を読んで、私が会社に入ったばかりのことを思い出しました。
会社も第一印象はめちゃくちゃ大事だし、よくしてもらったことはずっと忘れないし、逆もまた然り。今日はそんなことを書いていきます。

1.面接官が自ら名乗ってくれたのは唯一1社だけだった

採用面接って、採用する側と受ける側、双方にとって相手を知る機会ですよね。受ける側は立場は弱いかもしれないけれど、「この会社は自分にとってどうかな」と見定める機会でもあります。

私は転職活動をしたとき、5社と面接しました。どこの会社も会議室に通されて、あれこれ質問をされるわけですが、1社だけ、私が席に着くと、こんな会話から始まりました。

「今日は遠いところありがとうございます。私は総務部の◎◎と申します」
「私は、○○部の部長をしている△△です」
「私は、○○部の☆☆です」

最初に面接官がそれぞれ自己紹介をしてくれたのです。

「面接官が名前を名乗ってくれるなんて、初めてだ」と、私はびっくりしたと同時に感激しました。
お互いに名乗り合うだけでも、ぐっと距離が近くなった感じで、終始おだやかな雰囲気で面接は進みました。

もともとその会社は第一志望だった会社ですが、ますます「この会社に転職したい」と思うようになりました。

結局、ありがたいことに、その会社に転職することになり、13年間お世話になりました。そりゃあ、中に入れば色々と面白くないこともありました。でも、その会社を辞めたあとも、ずっとファンでいるのは、面接での第一印象がよかったことも大いに関係しています。

2.入社してくる社員を迎え入れる気持ちは循環していく

次は、私が新入社員で入社したときの話です。
もう35年ほど前のことです。

新入社員といっても、私は最初から中途入社だったので、一斉に配属されたわけでなく、ひとりポツンと職場に配属されました。

「ここがあなたの席です」

そう言われて席につき、引き出しをあけると……。

私の名前入りの筆記用具やゴム印などが、きれいに揃えて入れられていました。なんだか小学校の新入生みたいと思いましたが、「歓迎してもらえている」という安心感が湧き上がってきました。

このときの思い出は、ずっと自分の中に残っていて、自分が新しい社員を迎える立場になったとき、同じことをしてあげようと思っていました。

机や引き出しはきれいに掃除して、必要な文房具をセットしておく。
ロッカーや下駄箱に名前をテプラで貼っておく。

当たり前のことかもしれないけれど、「ウエルカム」の気持ちで準備したのかそうでないかは、相手に伝わると思うのですよね。

今回の中垣さんの記事を読んで
「働きやすい職場づくりって、そういう小さなことから始まるんじゃないかな」と思いました。

それでは、また。




この記事が参加している募集

人事の仕事

採用の仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?