- 運営しているクリエイター
2020年10月の記事一覧
存在の矛盾の理論(その2)ゲーデル
https://note.com/sgk2005/n/n8c6482a78838 の続き:
こうして、3千年ぶりに、数学者は彼らの分野の最も深い基礎を研究することに近づきました。そして、奇妙な構図が浮かび上がりました。数字ファンは、計算を行うルールを明確に記述することを学び、パラドックスによって生じる疑念を排除するために、使われた根拠の「正当性」を証明すれば済みました。そして1920年代の前半ま
科学と社会に関する異端の考え(5)
フリーマン講演のこの部分「オープンソース生物学」は,私にはとても理解できないので,この第4の異端の紹介はスキップしていました.しかし,それも公正を欠くので彼のいう異端も掲載します.ただし,私の理解できるものに要約しました.私というフィルターを通して書き直したことになるので,フリーマンの意図と異なるかもしれませんし,私の主張でもないことをお断りしておきます.フリーマンダイソンは2020年2月28日に
もっとみるスーパーコンピュータとチャリティエンジンが解を見つける
数学パズルで有名な問題 X^3 + Y^3 + Z^3 = k,(kはゼロ以上の整数)を解く話です。まず、K=1から100までの個々の場合の整数解X, Y, Zを求めよというのが1954年に提示された問題です。似ている問題 x^2+y^2=z^2 を満たすピタゴラス数を求めよというのがあります。この種の方程式はディオファントス方程式とよばれ、紀元前300年のギリシャ以来研究されています。
さて、
科学と社会に関する異端の考え(4)
フリーマンダイソンの講演の続きです.彼の最後の異端意見は核兵器についてです。折しも10月24日に,核兵器禁止条約発効に必要な50ケ国の参加を得た。90日後の2021.1.22に発効することになった。米露や日本は参加していないのは残念である。(訳者注)
核兵器
そして最後の異端は核兵器についてです。私の意見では、これが最も重要なことです。異端者としての意見では、私たちと環境への最大の危険は核兵器で
科学と社会に関する異端の考え(3)
■以下で紹介するフリーマンの第3の異端に関しては,私は異なる見方をします.私の視点もここで簡単に述べておきます.
フリーマンの言うように,コンピュータが研究所に設置さる大型機械から,各家庭で子供も使う家畜化になったと同様な足跡をたどり,バイオテクノロジーは,モンサントなどのグローバル企業の独占ではなく,ユーザーフレンドリーな道具として生活に浸透し家畜化しするというバラ色の未来に,私はあえて異は唱え
科学と社会に関する異端の考え(2)
フリーマンダイソンの講演の続きです.(1)の主張がメインです.まだ(1)をお読みでないない方は,以下の(1)からご覧ください. https://note.com/sgk2005/n/n329b63ad54a4
2番目の異端は濡れたサハラの謎です。私はいつもこの謎に魅了されてきました。今日は乾燥していて無人であるサハラの多くの場所で、人や動物の群れを描いた岩絵が見られます。これらの絵はかなりの
レジェンド誕生_オドナー加算機
https://elementy.ru/nauchno-populyarnaya_biblioteka/435539/Rozhdenie_legendy
Alexey Ponyatov,PhD in Physics and Mathematics "Science and Life" No. 6より
2020スウェーデン出身のロシア人エンジニア、ウィルゴッド・テオフィロヴィッチ・オドナーが、1
抜け落ちの保証はないコンピュータの数え上げ
ブライアンデイビスの論説で取り上げられた3番目の項目です.複雑な数え上げのような問題は,コンピュータ支援で解いても,それですべてという証明は困難.数学の証明の完全性は追及できるのか.
事例に,ディビスは,有限単純群の分類のテーマを取り上げていますが,
ディビスも初めに述べているように,有限単純群や群論に深入りはしませんので,この論説の主題はこれらの知識がなくても理解できます.
とはいうものの,多