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「うちのNo. 1です」と言われた日

最初に言っておきますが、
僕の仕事はコミュニケーションや情報伝達に
関わる仕事です。

具体的にいうと、
ウェブサイトや映像などを作る側にいて
手を動かすというよりは
企画や進行といったフロント側、
一言で言うならば、ディレクション業務を
してると言った方がわかりやすいかもしれません。

とあるクライアントの仕事で
ちょっと厄介な事態になったこともあり
急遽加入することになった案件。

はじめてのタイトルの時に
冒頭のような紹介をされたわけです。

その打ち合わせが終わった時に
同席したエンジニアからは

「進め方の勉強になります、ほんとわかりやすいですね。。どうやって考えるんですか?」

と聞かれたのです。

正直、この質問はうれしかった。

なぜなら、その「わかりやすい」を
自分の武器の1つにしたいと思っているからです。

僕はどんなときでも
説明をするとなると気をつけていることがあります。

「観察」「アプローチ」「バリエーション」です。

ひとつひとつ簡単に紐解きますと、

まずは、相手を観察します。
どんな人か、どんな言葉に反応するか、どんな返しが来るか、どんな姿勢か。。など。

例えばウェブサイトのことで言えば、
どこまで知識を持っているか、
そして本人がどこまで持っていると思っているか、
さらには、それにどれだけ自負があるか
です。

この辺りを会話の中で探っていくのです。
言葉の投げかけ方、
前のめり、後ろ体重の具合、

この辺りをコミュニケーションの
「バリエーション」を駆使しながら
「アプローチ」を繰り返します。
#うわ一気に二つ出した笑

これを結構瞬時に繰り返しながら
相手に合う自分の中のチャンネルを見つけるんですね。

そして、それが見つかったら
そのチャンネルの中の語彙力での
喩えをいい塩梅で投げます。

あらゆる事象を、
相手のフィールドで説明や説得のために
喩えながらお話しするんです。

こうすると
まず同じ言語で会話できるようになり
理解というよりもイメージの一致が図れます。

そう、実は僕は「わかりやすい」を追求してる
わけですが、そこには「イメージの一致」を
進めているということになります。

この作業の中には自分の中で曖昧な事柄に
出会うことも多々あります。

そんなときは思い切り「教えて!」とします。

結果として今回はいい感じのリスタートを
行うことができたようなのですが、
実はこれからが大変。

維持ではダメで、意識のアップデートをしていく必要があるのです。

まだ相手にとって僕は
「わかりやすく伝えてくれそうな人」
なんですね。
これを「わかりやすく伝えてくれる人」
にアップデートして
初めてコミュニケーションが良いものに
向かっていくと思ってます。

僕の仕事はこんな感じ。
何かの参考になれば嬉しいです。

ちなみに、タイトルのような
紹介をされた時、僕が放った言葉は







「あ、1人しかいないんで笑」


すべりました。おかしいなぁ。。

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