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「 #新時代の話す力 」を読んで

Voicyの緒方憲太郎氏著の「新時代の話す力」をしばらく前に読んだのですが、そういえば読書感想文を書くと言って書き忘れていました。

いつも通りの気になったキーワードをもとに簡単な読書感想文です。

これからの時代には、「口下手」であることもリスクになり得ます。

なぜ「これからの時代」とされているのかがポイントだと思うのですが、やはり周りが発言に対して過敏になっているということがありそうです。書籍の中でも「炎上」と言う言葉が出てきているところから見てもそうでしょう。その昔は「まぁまぁ」ということになっていたこともひとつ言葉を間違ってしまうことで

信頼を失うリスク

を高めることにも繋がるということです。

ただ、これはどこか昔から意識していた気がします。ふざける時もありますが、その場合はしっかり信頼を築けたのちに行えることでできることです。
懐に入るのが上手い人がいますが、言葉遣いでヒヤヒヤすることだってあります。

信頼を失わないためには、ぶっちゃけ「関わらない」という答えもありますが、書籍にもあるように「チャンスを失ってしまうので残念すぎます」です。すぎるんです。やはり鍛えたい話す力ですね。

「話すこと」は「考えること」

これはすごくわかるフレーズでした。話すためには本当にいろんなことを考えないといけません。しっかり時間があるときは、それこそじっくり相手のことや場のことや内容などを考えることができますが、時間がなかったり突然の瞬間芸を求められる時は、恐ろしいくらい頭の中を回転させないと話すことができないのです。(結果疲れます)

ただこの瞬発力というのは、いろんな場面で使えるものなので、鍛える方がいいものだと思っていますよ。

少し話がずれます。アホみたいなことを言いますが、頭と口はそれぞれ脳があるんじゃないかと思うことがあります。皆さんもあると思いますが、思ってなかったことを喋っているってことありますよね。僕の場合は、口がしゃべったことを自分で聞いて考えるってこともあります。この件は以前別の記事で書きました。

自分の言葉で話せる人に、人気や信頼が集まってきている。

そうであってほしいなと思う次第です。
どこか日本では、この自分の言葉で話せる人というものを「おしゃべり」とか「話好きな人」みたいな、どこか揶揄するに近い感情でみたりしてる・・・んじゃないか?という気分になってしまって、少し控えめになってしまいます。

しかし、

リーダーが自分の言葉で話し、目指す姿を伝えることが、効果的な時代になっています。

とも書いてありますが、自分の言葉で話せるというのはすごくかっこよく素敵なんだと心から思います。自分もそうありたい。

うまく話すために必要な4つの心構え

「伝える」「伝わる」というよくある対比を用いたものでしたが、コミュニケーションにおいてすごく大切な心構えだなと思いました。ちなみにこの4つです。

✅ 「伝える」ことと「伝わる」ことの違いを意識する
✅ 自分に興味を持ってもらう意識を持つ
✅ 相手の時間を奪っているという意識を持つ
✅ 話を最後まで聞いてもらえないことを前提にする

すごくわかります。特に、3つ目と4つ目はとても意識していることです。この2つを意識するといい意味での緊張が生まれると僕は思っているので、その意味でも油断せずに済む・・という感じかな。。

話は間が命

完全にテクニックの話だと思いますね。間を制したものの勝ちだと思っています。話し方の上手い人の典型的なのが、やはり芸人さん。

例えば、「人志松本のすべらない話」とかは実際僕は結構研究しましたし、プレゼンがうまいなーと思う人のいろんなものを盗もうとしてみましたが、やっぱり「間」であったことを覚えています。

読書感想文から離れますが、その昔会社に数回来てくれたセミナー講師さんと飲む機会(懇親会)があり、ちょうどそんな話になったんですね。
その時に、「あのぉ、○○さんのお話ってすごく間って意識されてます?漫才の間っていうよりも落語の間かなぁと思うんですよねぇ」とボソッと言ったら、「うわ、、嫌いやわぁ」とニヤけられたことを思い出しました。

まとめ

話す力・・・ある意味これは引力だと思うんです。
自分の話に引き込む、自分の話に耳を傾けてもらう、自分のペースでのコミュニケーションに持ち込む・・・など。もちろん、話す力というのは相手があってこそのこと。これも引力に近い話ですよね。

万有引力というものは、wikipediaによると、

万有引力(ばんゆういんりょく、(: universal gravitation)または万有引力の法則(ばんゆういんりょくのほうそく、(: law of universal gravitation)とは、「地球上において質点(物体)が地球に引き寄せられるだけではなく、この宇宙においてはどこでも全ての質点(物体)は互いに gravitation(=引き寄せる作用、引力重力)を及ぼしあっている」とする考え方、概念法則のことである。

とあります。やはり「互いに」というもの。「話す力」も「互い」があってこそです。

実はこの書籍を手にした時に一番に心にバシッと来たのは帯に書いてあったこのフレーズでした。

「正しく話す」だけでは響かない!

正しく話すことは大切。でもそれだけでは・・・というのがこの本には詰め込まれています。僕の周りには、あまり話をしないやつらもいっぱいいます。チャットだと流暢なのに、話すとなると話せない。そんな人が増えてきているようにも思います。

字面で個性を出さずに、話す力で個性を出していく・・・僕はそれを信じていこうと多いますね。


PS
やっぱり・・というかVoicyでパーソナリティをやりたい。何度か応募をしてるけどうまくいかんのです。もし、Voicyの方々でこれ読んでくれたら、この
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