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一般化が進んでいくChatGPTとその先

技術というのは、一般化して初めていろんな人の手に渡っていきます。
別にdisるわけではないのですが、いわゆるWeb3.0関連の諸々はそこまでのスピードが足らない感じですね。メタバースとか・・・わかるんですがまだ遠い。ところが、ここ数週間でのChatGPTの一般化がすごい気がしています。追い抜いたかもしれません。

どうも稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。普段から毎日noteを更新したり、ポッドキャストを週一回リリースしたりと日々情報発信をしています。よかったらフォローやスキ、コメントいただけると嬉しいです。ツイッターのフォローもお願いします!

自分が調べている・・という文脈もあるのでしょうが、ひっきりなしにその周辺の情報が飛び込んできます。正直、ChatGPTのそれは、Web3.0系のそれとは比べ物にならないくらいのものになっています。今回は少しそんな話をしてみようと思います。

知らぬ間にカミさんがAIを使っていた

僕自身がそういう業界にいることもあるので、一般的な家庭よりは感度は高い方かもしれません。キッチンにはAlexaを配置して、家族は毎日のニュースや天気、キッチンタイマーやゴミ捨てのリマインダーに使っていたりしますので、まぁまぁIT的な家であることは確かです。

そんな家庭ではあるのですが、昨今のAIブーム(隆盛)については話すことはありませんでした。その中で、なんの話しからか忘れましたが、「そういえばさ・・・」ということで、カミさんと「これから子供らにはAIつわわせないといけないね」みたいな話になったのです。時代ですねぇ。

・・で、ふとカミさんが見せてくれたのがLINEのAIでした。はじめは「りんな」のことかな?と思ったのですが、そうではなかった。
(りんなをカミさんが入れる意味がないわな・・・)

話を聞くと、

「なんかね献立とか作ってくれるんよ」

とのこと。みさせてもらうと、これでした。

ぬお!ChatGPTじゃないか!。使ってる本人はそこの部分は知らないようでしたが、最近ニュースで「ChatGPT」という単語が出てくるので、それはそれで聞いたことがある・・みたいなレベル。

使い方としては、「献立を作ってもらってる」だそうです。

では、これをどうやって知ったのか?

これが面白いんです。僕らは業界というか興味がある人間ですから、ニュースとかそういう類でのものからかな?と思っていたのですが、全然違って。。。

ママ友からの「献立作ってくれるチャットがあるよ」くらいの紹介だったとのこと。興味深いポイントは以下の3つ。

✅ 別にそこにAIがあるかどうかは関係ない
✅ 別にそれがChatGPTであるかどうかは関係ない
✅ ママ友から聞いた(メディアじゃない)

これは!!!と思いましたね。

一般化が早い!恐ろしく早い!

ママ友から聞いたという時点で、すでに一般化が進んでいるというのを感じました。テレビでも特集されているというのもWeb3.0系とは大きく違うところじゃないでしょうか?

特に、この人工知能系については、利用者が増えるというのは精度の向上に寄与します。つまり、一般化は進化に結びつくということで、好循環です。

これはどんどん進むぜって感じがひしひしと伝わってきます。

さあ、これからどうなるか?

まず何より進化のスピードが上がることは間違いないでしょう。
ChatGPTだけに絞って考えてもあちこちで連携やAPIを使った話題がちらほらしています。いわゆるネットユーザーとされる人たちだけの話ではなく、今回ご紹介した「ママ友」という一般的なコミュニティの中で、またその人たちと親和性の高い「LINE」というものに組み込まれているという時点で、一気に加速することは予測されます。

またテレビの力です。思ったよりもニュース番組の中で早めのキャッチアップであったように感じています。多くの視聴者、特に今回でいうならば、おじさんと言われる世代の耳に「ちゃっとじぃぴぃてぃ」もしくは「ちゃっとじぃてぃぴぃ」など成否はさておき、音として入っていることは確かです。

しかもメタバースのそれとは違い、若干自分ごとに近い部分で脳に入っているようにも思います。・・となると、実は僕もそうですが、「なんなの?あれって」という問いかけが増えるのです。

進化のスピードに注目が集まりますが、その裏にはこの一般化の波というのがガソリンをくべているように思えます。恐ろしいスピードになります。

よく考えてみれば。。

僕らは車に乗りますが、車の中がどのような構造であるのかなんて理解していません。車の中の制御プログラムのバージョンの名前なんて知りません。しかし、車に乗ります。乗れます。運転の上手い下手があります。

運転の上手い人が中身の素材を知っているわけではありません。(中にはいるとは思いますが)

これが人工知能でも同じことが言えるんだと思います。特に今日お伝えしたLINEの件。カミさんもママ友もLINEを使っていて、そこにChatGPTがいるなんて知らないんです。でも使える。使えている人がいる。上手い下手はありますが、使えるんです。

いや・・・、使えるレベルにあるということです。

利用者であればそれでいいですが・・・

自分が利用者を超えないということであればそれはそれでいいでしょう。しかし、もしChatGPTを使って○○を解決したいということであれば、やはりそれを知らなければなりません。

知るということは簡単です。触れればいいんですから。

「わからん」と本気で感じることができるくらい触ってみて「わからん」といいましょう。

気持ちを維持しようとしています。。。

なんかすごい転換点に今いる気がします。Web3.0の頃とはまた少し違った気持ちです。正直にいえば、複雑な気持ちです。わくわくとドキドキと不安と焦りと・・・でもどこか楽しみな気持ちと・・・でも未来の仕事の有無と・・。

没頭するとわけわからなくなりますし、
今ある賞賛の世界だけでも偏る気もしています。

でもやっておかないと良し悪しが見えない。

ぐちゃぐちゃな精神の中ですが、冷静に・・・時に真逆を考えてみるなどして自分自身の気持ちを維持していく必要があります。


最後にお知らせ

しばらくこの類の記事がちょこちょこ出てくると思いますので、
これらの記事をマガジンにまとめることにしました。

題して「俺と人工知能
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