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説明はコミュニケーションだ -「一番伝わる説明の順番」という本を読んで

田中耕比古氏の著書「一番伝わる説明の順番」という本を読みましたので、今回は #読書感想文 と行きます。いつも通りに特に気になったフレーズやキーワードを元に展開していきます。

まず・・なんでこの書籍に手を伸ばしたか・・ですが、自分自身への勉強のためでもあるのですが、「あ、説明が下手だな」と思う後輩などへのアドバイスができるように、「説明」に関して体系立てたものを求めていたというのがあります。

「自分が考えた順番」ではなく「相手が聞きたい順番」で話す

これは結構自分自身も気をつけていることです。本書の中でもありましたが「結論から話す」ということに通じるものだと思います。ただここですごく大きな課題が出てきます。それは、「相手が聞きたいことをわかっているか?」ということ。文章中にもありますが、

説明とはコミュニケーションである

ということを考えると、説明するということは自分本意では何もならないといっていいでしょう。

このフレーズ、実はもうひとつ壁を提示しているように思います。それは、相手が聞きたい順番ということです。結論からということであれば正直順番などは関係なく、1つを伝えればいいのですが、聞きたい順番となるとこれはひとつハードルがあがります。これを解決するためには、事前のコミュニケーションが重要です。しかし、初対面やプレゼンテーションだとそうはいきません。この時にどうするか・・・僕の場合は、「顔色を伺う」ですね。

前提となる情報をそろえる

これも非常に納得の行くものです。僕はこのことをよく「現在地を把握する」というように表現します。お互いの前提を揃えておくことで、言葉ひとつで伝わるものが変わってきます。過去IAの講義でも喋ったことがあるのですが、この前提を揃えておくことをしないと言葉から伝わる意味が変わってくることがあります。

じゃあ、この揃えるのはどちらに揃えるか・・ですが、当然相手に揃える・・というわけでもなさそうです。本書の中にこういう事例が出ています。

「あなたが知りたい内容のうち、今日はこの部分だけをお話しします」
とあらかじめ話すことで、相手の期待値を調整することができます。

相手をこちらに揃える話術も必要なように感じますね。ここでは調整と書いてありますが、いうなればコントロールだと感じました。

アウトプットしない限り、思考は実際にはまとまりません。

これは100%賛成ですし、それはこの一年でより深く感じたことです。アウトプットには、このnoteのようないわゆるメディアで記事にするということもあれば、手元の裏紙に走り書きをするというシチュエーションもあります。

頭のなかでグルグル回っているものを書き出すことで視覚的に見る。それで客観視できるのではないかとも思っています。

説明上手というのは、伝え方がうまいだけでは不十分です。

一番刺さった言葉かもしれません。この直前に書かれている言葉ですが、

ほかの人が知らないことを自分なりに理解している

これはすごく大事な言葉のように思います。「ほかの人が知らないことを知っている」ではないというところです。「自分なりに」「理解している」この2つの掛け合わせがすごく思い言葉のように感じました。

この状況にあるから、説明上手になれるのだと感じます。しっかり学んで勉強しないとダメだよというだけではなく、ちゃんと自分のなかで消化しておきなさいよということですね。

あだ名をつけるトレーニング

本書では名前は伏せてありましたが、有吉さんのことを言っています笑。

あだ名というのは文字数少なく、ポイントをついて相手の特徴をみていないとつけることはできません。このトレーニングをするということは、観察眼を鍛えることになると思います。

ただ気をつけないといけないのは、時間をかけてはいけないということじゃないかと思うのです。説明において相手の状況観察したあと即座に対応ができないとその回は「わかりにくい」になってしまいます。

限りなく、その「わかりにくい」を避けるためには、時系列も意識した上でこのあだ名トレーニングをしないといけませんね。

まとめ

全体を通して、過去に僕が書いてきた記事とリンクするところがあり非常に共感がもてました。なので、感想文の間に自分の記事をリンクさせてみようかと思いましたが、どうも違う感じがしたので、文末にいくつか載せておきます。よかったらご覧ください。

この書籍はさすが、非常にわかりやすくシンプルに書かれており、説明が苦手な人にはとても役に立つものだと思います。ただ、この本を読んだからと言って説明が上手になるわけではありません。この内容にそった実践をして初めて・・説明ができるようになる・・ということだと思います。


書籍の中に、説明する前にやるべき「思考」をまとめる4ステップというものがありました。とてもシンプルな4ステップでしたが、非常に重要なことだと思います。ここでこの4ステップを書いてしまうとネタバレなので、詳細は書籍を読まれた方がいいと思います。


最後に僕の書いた昔の記事でリンクしそうなものをいくつかピックアップして終わりにします。


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稲本浩介 / イナチャンネル

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福岡でwebを中心にIAを名乗ってコミュニケーションに関わる仕事をしてます。チームマネジメント、読んだ書籍、ライブ配信などを「伝える」という視点から僕なりの言葉で綴っていきます。 またたまには、中高男子校のテニス部という昔話や様々な失敗談などもさらけ出します!よろしく!