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ピンとこない言葉で続行しないで。

今回はコミュニケーションに通じる話です。
加えて、この考え方は仕事にも役立つものと考えていますので、
是非ご覧ください。

どうも稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。普段から毎日noteを更新したり、ポッドキャストを週一回リリースしたりと日々情報発信をしています。よかったらフォローやスキ、コメントいただけると嬉しいです。ツイッターのフォローもお願いします!

知ってるつもりで知らない言葉。
聞いたことあるようでいまいちわかっていない言葉。
字面を見るとなんとなく分かるような気がする言葉。

世の中にはそんな言葉が溢れています。
そして大人ってのは、その言葉の本来の意味を知らないままに、
情報を消化していることが多いようにも思います。

そして、その言葉の消化がうまくできないままに
議論をしたり、もしくはせずに納得したりと
たまにそれは危険が伴うことです。

例えば仕事において、
なんとなく企業が使う方言(僕は企業方言と言います)を
あたかも一般用語のように使っていることだってあります。
その結果、相手と自分の間に何かしらの「ほころび」がうまれ
結局コミュニケーションがうまくいかず、
妙な時間を食ってしまうことだってあります。

この背景には、簡単にいうと「知ったかぶり」です。
大なり小なり人は「知らない」ということを怖がります。
「知らない」ということを恥ずかしく思うことだってあります。

聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。

といいますが、それは普段使う言葉、ニュースから聞く言葉も
そうだと思います。

直近のニュースで「国葬」という言葉を目にします。
正直僕は、なんとなくのイメージしかありませんでした。
ニュースを見てると「国民葬ではなく国葬」という言葉が出てきて
国葬のイメージがついていたものが少しまた変わってきました。

加えて、ニュースを見ていると、
今度は「国葬の是非」についてだったり、「国葬をすべきか?」
みたいな話が出てきている状況。


さて、ここで質問です。
あなたは「国葬」を説明できますか?

ということです。

間違いなく、今「国葬」に関して議論をされている方々は
「国葬」の意味をわかってお話をされているのでしょう。
そうでなくてはならないわけです。

しかし、そのニュースを見ている我々が
「国葬」の意味を理解できていないと
ニュースは結局字面で得るだけになり、
僕が懸念する思考停止に向かっていきます。

やはり得た情報というのはしっかりと勉強にすべきだと思います。
気になる言葉はしっかり調べてみましょう。
それが思慮深く考えていくことにつながると思います。


ちなみに「国葬」とは

国葬(こくそう)とは、国家に功労のあった人(君主皇族王族政治家軍人学者芸術家宗教家、環境保護活動家など)の死に際し、国家の儀式として、国費をもって行われる葬儀のことである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E8%91%AC

そして「国民葬」とは

国民葬とは、各国で、その国に功績のあった故人のために、国家が大部分の費用を負担して行う葬儀のことです。国民葬を行うための基準は、その国によって違います。

アメリカでは大統領経験者が国民葬の対象になり、イギリスでは国王と王室に代表される王族、国家に功労があった人が国民葬になります。

日本では、戦前には国葬と国民葬の定義がわけて考えられていて、国葬を行うのは皇族、王公族、旧薩長藩主、首相、太政大臣、左右大臣の経験者、元帥に限られていました。

https://en-park.net/words/7688


うーん、この説明を見ると、
「国葬ではなく国民葬」という発言や議論は少しピンとこない議論だな
というような気配もしますね。


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