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「説明がうまくなりたい」ので読んだ!

ハック大学 ぺそ氏著の『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』を読みました。久々の読書感想文です。

いつも通りに気になったフレーズから展開していきます。

説明は「相手」x「目的」で成り立っている

なんとなく理解はしていたものの、こういう公式で出されるとなるほどと思うことがありますが、まさにこの公式はなるほどでした。

気がつけば僕は結構この「相手」というのをイメージする癖がついています。誰が聞くっけ?ということ。そしてそこがイメージできると次に相手の目的へ想像が膨らんでいきます。

そのときに僕がすることは、この「相手」x「目的」に見合った言葉や順序を選び、頭の中でめちゃくちゃシミュレーションをするということです。

書籍の中にもありましたが、

「相手の観察」です。

「事実」と「自分の解釈」を分ければスッキリする

これはすごくわかりやすい例が書籍内にありましたので、ご紹介します。

今日の気温は?
【事実】20度です。
【解釈】けっこう暖かいです。

これはすごくわかりやすい例ですね。これが混在してる説明をたまに受けますが、混乱を招く考え方のベースかと思います。
中には、解釈を0にする人もいますが、それは説明にはなってるのかもしれませんが、その人がいないので、NGですね。
説得力のない説明になってしまい、決してうまいとは言えないと思います。

この分ける作業すごく大切ですね。

説明不足を心配する必要はない

これは見出しではありますが、文章のほうがインパクトがあります。

「知っていることを全て話さなければならない」という義務感はほとんどのケースで不要
全て説明しないと不安という恐怖感は、ビジネスの場合は不要です。仕事における説明は、雑談でも、日記帳でもないのですから。

この「全て」という部分は本来の意味での全てです。全体像とは異なります。書籍を読んでいる中で、説明することの要点を把握するということがテーマであるように感じますので、その意味では全体像を伝えるというのは必要なことであると言えます。

全体像と全ての違いも重要な要素ですね。

「中学生でも通じる単語」

よく小学5年生でもわかる言葉で・・というフレーズを聞きますが、
今回は専門用語の流れで出てきたフレーズです。

この「中学生でも通じる単語」というのは秀逸な表現だと思います。
小学5年生は言葉ですが、専門用語としてはもう少し年上なわけです。

非常にイメージしやすい(わかりやすいかは別)

「準備>センス」が絶対の鉄則

ありがたいことに僕はそれなりに説明がうまいと言ってもらえます。
ただ、その方々の多くが勘違いしているのが、
この見出しの通りなんです。

生まれ持ったもの・・・という言い方をされたりもしますが、
そんなことはありません。
その昔、「話が長い」とバッサリされたことだってあります。

結局は準備というか僕の場合は「練習」というフレーズになります。
※まぁそれが準備ですが・・・。

苦手だから準備や練習を怠らないわけです。
なのにどこか苦手だから、やらないという人が多い気がします。

説明というのは結局いろんな人に聞いてもらって
いろんな反応をもってそして上手くなっていくものだと思うので、
この「準備>センス」というものにはすごく共感しますし、
是非みなさんもそう考えたほうがいいと思います。


まとめ

この書籍は非常に読みやすい本でありながら、ポイントがわかりやすく纏まっているように思いました。
プレゼンテーションとは何かということを考えさせられるものですが、
簡単に言えば説明ですので、この書籍のタイトルはそれを物語っていますね。

1点自分とは違うなと思った箇所がありました。

後半にあったのですが、

プレゼンスタイルをまねることには危険が潜む

どちらかというと僕は「まねてきた側」でした。資料の作り方、喋り出し方、スライドの送り方など本当にまねてきました。

さすがにジョブズをまねることはなかったですが、
自分で聞いて「あーわかりやすい」「あー引き付けられる」と
感じたプレゼンはエッセンスを取り入れてきた感じがあります。

この件に関しては、
僕はコピーはダメですが、マネはOKというスタンスです。


とにかく、いい書籍にであったと思います。
1400円ですが、手元においておいていくつか試してみるのもいいでしょう。
ちなみに書籍の中ではテクニックとして31個あげられています。

どれがあなたの説明をブーストさせるかはわかりませんが、
試してみる価値は十分にあると思いました。

おすすめです。

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