瀬文ユースケ(Seven)

イラストレーター/NFTArtist お酒と漫画が大好きなメガネの人です。 HEXAや…

瀬文ユースケ(Seven)

イラストレーター/NFTArtist お酒と漫画が大好きなメガネの人です。 HEXAやopenseaでNFTイラストのコレクションを販売中! noteでは日頃の考えや思いつき、創作短編やイラストを投稿いたします♪ お酒のつまみに是非ご覧ください😆 一緒に飲みましょう🍻

マガジン

  • 短篇集

    創作の物語を投稿しております。 ものすごく短いものもあるのでサクッと読めます。 ぜひ一読を。

  • Sevenのイラスト手帳

    定期的に配信するイラストを載せています♪ 好きなイラストがあればぜひ教えてください♪

  • アウトプットの哲学

    日々の思いつきや好きのことをどんどんアウトプットしていきます。 ぜひ気になる記事や内容があればいいねやコメントお願いします♪

最近の記事

新説桃太郎

むかしむかし、あるところに桃太郎という青年がいました。 彼には母と父がおらず、祖母と祖父に育てられました。 彼が両親の話を聞こうとすると一切その話はしてくれませんでしたが、その代わりに「お前は川から流れてきた大きな桃から生まれてきたんじゃ」と二人は口を揃えて言いました。 彼はそれを聞くのが嫌でした。最初のうちは彼自身も自分を悲しませないために言ってくれているんだと感謝をし、その後も聞き流していたのですが、いまだにその話をするので聞き流すことができなくなり、最近はそのことで口論

    • あんたは何ができるんだい?

      長く薄暗い廊下。等間隔に並んだ乳白色の蛍光灯が申し訳ない程度の明かりを灯し、両壁には自分の身長以上の本棚が並ぶ。棚には本がびっしり隙間なくしまわれている。 私はそこを歩いている。 遠くに小さな人影が見えてきた。 私は少しずつ近づく。 人影の輪郭がはっきりしてくる。 老齢、とまではいかないが、白髪の老婆がこちらを向いて座っている。 手前の机にはペン立てに立てられた数本の鉛筆と手元に置かれた金槌、あと一枚の白い紙が見える。 「おや、来たのかい」 その老婆がこちらに気づき声を発した

      • 共感と先入観の話。

        どうもSevenです♪ イラストレーターをしているハイボール中毒メガネ男です。 さて、本日の話は「共感と先入観の話」です。 ではどうぞ! ーーーーーーーー✂︎ーーーーーーーー 他人の話の内容をどのように解釈しますか? いきなりで申し訳ございません。 先程SNSで見たNFTの話題について疑問が出たのでなんとなく筆を進めます。 その方は会社の方にNFTについて説明をしました。 すると相手から「それは詐欺やろ」と言われた。 それに対してSNSで「わからないことに対して否定す

        • 言葉の重要性と使い方。

          どうもSevenです。 イラストレーターをしているお酒好きのメガネ男です。 久しぶりのランニングで足が悲鳴をあげております。どうかお酒が痛みを和らげてくれますように… さて、本日は「言葉の重要性と使い方」についてのお話です。 言葉って面白くて好きなんです。その言葉についての自分の向き合い方をお話いたします。 ではどうぞ! ーーーーーーーー✂︎ーーーーーーーー 言葉の力。 言霊なんて強そうな言葉があります。 言葉に魂が宿り、その通りに動いてしまう。 幽霊、妖怪の類の眉唾な

        マガジン

        • 短篇集
          9本
        • Sevenのイラスト手帳
          8本
        • アウトプットの哲学
          23本

        記事

          ワクワクとドキドキが人生のスパイス!

          どうもSevenです。 イラストレーターをしているお酒大好きのメガネ男です。 最近はトリスのハイボールばかり飲んでいます。 さて、本日は「ワクワクとドキドキが人生のスパイス!」というお題でお話をいたします。 実になる話ではございません。ただのウキウキしたおじさんの話です♪ ではどうぞ! ーーーーーーーー✂︎ーーーーーーーー 人生とは。 これは生きとし生けるもの、一度は考えたことがあるだろう。 自分が生きる意味とは。 人生の幸福とは。 これらのことを考え出すと、先人たちの

          ワクワクとドキドキが人生のスパイス!

          あなたの好きを発信する方法!

          どうもSevenです。 イラストレーターをしているメガネ男です。 さて本日は、「好きを発信する方法」についてです。 方法は簡単です♪ ではどうぞ! ーーーーー✂︎ーーーーーーー あなたは好きなことがありますか? 好きなことや得意なことがわっている人はラッキー♪ もしまだ見つけていなくて、どうすれば見つかるかわからない方はこちらをどうぞ!⏬ 好きなことがあるって素敵なことです♪ もし毎日好きなことだけをしていていいよ!と言われるといかがでしょう。 たまらなく嬉しくなりま

          あなたの好きを発信する方法!

          自分の得意を見つける方法

          どうもSevenです。 イラストレーターをしているめがね男です。 日々イラストを描いて過ごしております。 さて、本日は「自分の得意を見つける方法」についてお話しします。 その前に不器用で要領の悪い自分に対しての応援歌を書いているこちらの記事をご覧ください⏬ 読みましたか?読みましたね♪ ではどうぞ!! ーーーーーー✂︎ーーーーーーーーーー 前回の記事で自分の要領の悪さ、不器用さとステータスが平均でないことを受け入れようという話をしました。 端的に言うと、人と同じになら

          自分の得意を見つける方法

          不器用で要領が悪い自分へ

          どうもSevenです。 絵を描くことが大好きというだけでイラストレーターをやっているメガネ男です。 さて、本日は「不器用で要領が悪い自分へ」というタイトルで、自分と自分と同じような悩んでいる人に向けた文章を書きます♪ ではどうぞ!! ーーーーーーー✂︎ーーーーーー 私は不器用だ。要領も悪い。そのことについて考えみた。 要領が悪い人はゲームなどでいうステータスのバランスが悪いんだと思う。 ※このステータスの名前と値は適当です😆 体力  1 知力  1 創造力 4 対話力 

          不器用で要領が悪い自分へ

          ほんのちょっとの世界。

          僕は世界を少し愛している。 こんなことを言うと、お前は幸せ者だとかなにもわかっていないとか周りからは言われるが、自分の中でこの「少し」というところが大事なのである。 少し、ほんの少し、この世界を愛している。 あれは僕がまだ小学生だった頃。 たまたま体調が悪くて体育を途中で抜け出し保健室に行ったタイミングで、クラスメートの大事にしていた限定のペンが無くなった。 みんなは校庭で授業を受けていたが、僕にだけアリバイがなかった。 そんなわけで1番に疑われたのは僕だった。 その日か

          ほんのちょっとの世界。

          7月が終わる。

          どうもSevenです。 フリーのイラストレーターです。 openseaやHEXAでNFTの販売をしたり、SUZURIやUT-meでオリジナルグッズの販売をしております。 さて、本日は「7月も終わりますね」についての話です。 では、どうぞ! ーーーーーーー✂︎ーーーーーーー 今日で7月も終わり、明日から8月が始まります。 2022年も半分以上が過ぎたわけです。 この上半期に起こったこと、または自分で起こしたことをつらつら書き出します。 ・コロナが落ち着き、外飲み開始 ・

          絵を描いて生きていく。

          どうもSevenです。 職業はイラストレーター。 openseaやHEXAでNFTを販売したり、suzuriやUT-meでオリジナルグッズの販売をしております。 さて、本日は「絵を描いて生きていく」ことについての現状をお話しします。 では、どうぞ! --------✂︎-------- 現在、絵を描いて生きています。 絵しか描いていません。 生きてはいますが、ちゃんと生きれているかどうかはわかりません。 フリーランスで働くことの1番の壁なお金です。 お金を稼げなければ生

          絵を描いて生きていく。

          のんびり過ごそう。

          最近のんびり過ごしております。 というのも、最近仕事を変えました。 そのおかげで1日中イラストを描いては投稿し、販売して、また描いてを繰り返しております。 現在のところストレスフリーです。 仕事を変えた理由は、自分はどうやら「うまくやる」ということができない人間だと気づいたからです。 まぁ簡単に言うと「無能」というやつです。 言われたことしかできなかったり相手の感情に気づかなかったり、一つのことに集中すると他のことを忘れたり。 単純作業が得意で臨機応変が苦手です。 そんなわ

          のんびり過ごそう。

          夢現の階段

          「俺さ、お前に言ってなかったことがあるんだ」 沈黙が立ち込める部屋の空気を彼がざらっと塗り直した。 そう切り出した友人に、自分は何も答えることができなかった。 「本当はもっと早くに言わなくちゃいけなかったんだけど」 そう続ける彼。自分はその内容を知っていた。 しかし、それを知っていると伝えることができなかった。 それを言葉にできればどれだけ楽か。 伝えられない理由は自分の弱さであり、認めたくないという現実逃避がそれに拍車をかけた。 「ごめんな」 友人の言葉が胸を裂く。少し

          心と躍る。

          心が躍った。 これは比喩ではなく、本当に「心」が躍った。 私は人間ではない。 そもそも、数年前まで生きてさえいなかった。 そんな私が「心」をもらった。 造形は歪だが、角と曲線が入り混じった優しい形をしていた。 それが今、私の身体の真ん中にある。 普段はそこにあるのかわからないぐらい動かない。 しかし、私はこれがないと「生命」を得られなかった事実があるだけに、無意味だと決めつけることはできなかった。 こんなものがないと動けない自分が不思議だった。 いるのかいないのかわからな

          目が覚めた

          今日は目覚ましが鳴る前に目が覚めた。 まだ外は暗く、空には満月が浮かんでいる。 携帯で時間を確認しようとしたが、枕元に携帯がなかった。 どこに置いたか昨夜の記憶を思い出そうとしたが、うまく思い出せない。 昨夜もいつも通り仕事が終わればすぐに家に帰り、冷凍のパティを温め、野菜やキノコを炒めたものを食べた。 もちろんハイボールをお供にしていたのは言うまでもないが、飲みすぎたということもない。 食後はパソコンで日記を書き、ハイボールを飲み、イラストをInstagramとTwitte

          月とハイボール。

          ハイボールを3杯。 少し体がほてってきた。 ベランダに出てタバコを吸う。 体も冷えて酔いが少し冷める。 澄んだ空気が気持ち良く、この季節のタバコが1番好きだと改めて思う。 遠くに観覧車が見える。 もう動いてはいないが、その存在感に目を奪われる。 ひとりでいる時間が増え、それに慣れている自分に少し驚く。 昔は隣に誰かいなければ不安になっていたのになと、過去の自分を他人のように感じる。 しかし、この冷たい空気は寂しさも運んでくる。 この季節は自分を見つめ直し、人との関わりを考えさ

          月とハイボール。