カネトシ ヒロアキ

Everything gold can stay.

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下手くそだっていい、外れてたっていい。

YAMAHAのギタレレを買った。ウクレレサイズのギターで、軽くて持ち運びがしやすく、外出先でも気軽に弾いて歌うことができるのがいい。今までは職場にもアコギを持って行って練習していたので、これからはそれをギタレレに替えて、引き続き演奏を楽しんでいこうと思う。唯一の難点は、使われている木材がチープだからか、それともナイロン弦のせいなのか、チューニングが狂いやすいことだ。特に3弦がやばい。速攻で狂う。Cチューニングなのに、すぐBになったりする。極端な話、1曲弾く毎に合わせる必要があ

    • 月は、たとえ見えなくてもずっとそこにいる。

      瞑想3日目。今日も6時過ぎに起きることができた。昨晩、諸事情あってアルコールを結構な量飲んでしまい、夜の瞑想の時に半分くらい寝かかっていたような気がする。朝になってもまだ身体のだるさが抜けず、そのためモチベーションが上がらなかったが、坂爪圭吾さんが以前、noteで「何事も苦しいのは最初の3日間だけ」と書かれていたのを思い出して、「今日がその3日目だから、明日からはきっと余裕だろう」と自分に言い聞かせて頑張った。 昨晩から、背中や腰が地味に痛い。姿勢を正して1時間も胡座を組ん

      • 自分の歌を歌うためにも、純粋に音を楽しむ時間をつくっておこうと思った。

        瞑想を始めて2日目。今朝は6時過ぎに目覚めて、ちゃんと30分瞑想できた。 iPhoneでタイマーを設定し、カーテンを開けた窓際に妻のヨガマットを敷いて、胡座を組んで目を瞑る。頭のなかに雑念が浮かんでは消えていくが、できるだけ気にせず「今、此処」に集中し、なんとか30分を乗り切った。瞑想が終わっても、まだ時刻は6時台。いつもギリギリに起きて、ばたばたしながら仕事に行く支度をするので、こんなに余裕がある朝は久しぶりだった。 まだ時間があったので、ギターを取り出して、THE P

        • "Be Here Now"の感覚を求めて、瞑想を習慣化することにした。

          坂爪圭吾さんが以前、ブログで朝晩30分の瞑想をおすすめされていたので、遅まきながらぼくもさっそく今朝から実践することを決めた。 最近、瞑想に興味を抱くようになった。もっと言えば、「今、此処」に意識を向ける練習をするということに、とても関心がある。多くの人がそうだと思うが、ぼくも成人したぐらいから(特に三十路を越えたあたりから)、毎日があっという間に過ぎていく感覚にとらわれている。いつも頭のなかには考え事や悩み事があり、過去や未来のこと、他人のこと、仕事のことなどに思いを巡ら

        下手くそだっていい、外れてたっていい。

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        • ある人にはクズ、ある人にはゴールド
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        • ぼくらが旅に出る理由
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          俺は、俺を生きようと思う。

          どうにも、俺には「合わせ癖」があるように思う。楽しくないのに楽しいふりをしたり、面白くないのに馬鹿笑いをしたり、好きでもないものを好きだと言ったり。空気を読む。協調性を持つ。和と尊ぶ。社会人として、世のなかと上手くやっていくために必要とされるスキルではあるが、そのたびに俺は、自分自身が傷ついているのを感じる。そもそも「世のなかと上手くやっていく」って、なんだ。自分がつらい時点で、それはもはや上手くいってないんじゃないのか。誰かと仲良くなることと、仲良くなったと見做すことは違う

          俺は、俺を生きようと思う。

          人は皆、人生をハッピーエンドにするために生きている。

          ぼくと妻は奈良県の生駒市という街に住んでいるのだが、生駒市では婚姻届を提出する際、パートナーに向けてそれぞれ手紙を書き、3年後の入籍月になるとタイムカプセル的に市からその手紙が送られてくる「おもいをかわす婚姻届」という市民サービスがある。 ぼくらもこのサービスを利用して、3年前の8月30日、お互いに手紙を書いた。だが、そのあとは手紙の存在ごとすっかり記憶から消え去っていて、先日自宅の郵便受けにその手紙が入れられているのを見つけた時、「あの日から、もう3年も経ったのか……!」

          人は皆、人生をハッピーエンドにするために生きている。

          さあ、ここから始まるんだぜ。さあ、ここから始めるんだぜ。

          昨日、生まれて初めてオリジナル曲を作った。タイトルは「始まりの歌」。そのまんまな曲名だが、歌詞を書き上げた時、「このタイトルしかない」と思って名付けた。自分のなかでは結構気に入っている。 前回のnoteで、ぼくは「年内に1曲、できれば2~3曲、オリジナル曲を書きたい」と書いた。 すると、坂爪圭吾さんから「今月に一曲お願いします🔥」というコメントをいただいた。 このコメントを見て、ぼくは自分の考えの甘さを痛感した。坂爪さんのコメントは、優しい言葉で書いてくださっているが、

          さあ、ここから始まるんだぜ。さあ、ここから始めるんだぜ。

          やるぜ、俺はやるぜ。

          少し前のことになるが、ギブソンの「ハミングバード」というアコースティックギターを買った。かなり高価なギターで、購入するのにだいぶ勇気が必要だったが、ずっと憧れていたギターだったので本当に嬉しく、とにかく一秒でも長く触っていたくて、結果、毎日何時間も弾いている。持っているだけでドキドキするし、もっといい音を鳴らすために上手くなりたいと思える。実際、練習量が爆増しているので、どんどん上手くなっているようにも思う。びびるくらい高い買い物ではあったが、もしかしたら本当に欲しいギターを

          やるぜ、俺はやるぜ。

          楽しくないなら、正しくない。

          いきなりだが、三週間前くらいからギターを始めた。職場の同僚に音楽活動をされている方がおり、その方に古いアコースティックギターを譲ってもらった。ギターは昔、高校生くらいの時に一度チャレンジしたものの、たしかFコードが弾けなくて挫折し、そこから15年くらい手を付けずにいた。今回は、ちゃんと弾けるように頑張ろうと思う。この三週間、毎日数時間は練習しているが、まったく苦ではなく、とても楽しい。弾きすぎてぼろぼろになった左手指も愛おしく思う。やはり、音楽はいいものだ。 ギターを始めた

          楽しくないなら、正しくない。

          服の経時劣化について――長く大切に着たいなら、ポリウレタン素材の服は買うな!

          洋服事情について、ミニマリストには2種類のタイプがあるように思う。ひとつは、ユニクロやGU、無印良品などのファストファッションで、シンプルかつ安価な服を買い揃えるタイプ。もうひとつは、高価であっても本当によいもの、自分が本当に好きなものだけを買い揃えるタイプだ。 個人的見解ではあるが、前者はどちらかというとファッションへの興味が薄かったり、シンプルなものが好きな人というイメージ。お金をかけるほどには服にこだわりがないので、ダメになったらいつでも買い替えられて、かつ財布へのダ

          服の経時劣化について――長く大切に着たいなら、ポリウレタン素材の服は買うな!

          なにもしたくない時も、「なにもしない」ということだけは選ばない

          長らくnoteもブログも書く気が起きなかった。自分の性格は自分が一番よくわかっていて、とにかくやる気にムラがあるというか、気分が乗っている時はどんどん更新できるのだが、低迷期に入るとてんで駄目で、なにもやる気が起きなくなる。書きたいテーマはいくつもあるのに、とにかく面倒くさいという気持ちが勝ってしまう。文章を書くこと自体は昔から好きなのだが、ぼくの場合は好きなこととやりたいことが違う時というのが往々にしてある。単純に「好きだからやりたい」「好きだから続けられる」のではなく、「

          なにもしたくない時も、「なにもしない」ということだけは選ばない

          また妻と、城崎に帰りたい――夫婦円満の湯「鴻の湯」に入る朝は、いつも少し切ない【旅行記その2】

          兵庫県豊岡市にある城崎温泉には毎年必ず妻と訪れるのだが、今年は両親の還暦祝いを兼ねて、ぼくと妻、父と母の4人で旅行に行った。今回のnoteでは、前回に続いて、城崎旅行記その2をお届けする。 今年の城崎旅行記(2日目)城崎の朝食は、どこの旅館もなかなかに豪華だ。ぼくと妻が普段よく利用する宿は卵かけご飯が名物なのだが、今回泊まった宿は、いろんな食材をバランスよく提供してくれているといった感じ。カレイの一夜干しや卵焼き、湯豆腐など、朝から食べるにはお腹がいっぱいになるメニューだっ

          また妻と、城崎に帰りたい――夫婦円満の湯「鴻の湯」に入る朝は、いつも少し切ない【旅行記その2】

          争うのではなく、共に生きる――共存共栄の精神が息づく城崎の魅力【旅行記その1】

          毎年、必ず城崎温泉へ行く。妻と初めて旅行したのが城崎で、それ以来、ふたりで年1回以上のペースで行くようになった。城崎は本当に素晴らしい。温泉街ならではの雰囲気――旅行客の浴衣姿や、下駄の「からんころん」という音、そして印象的な柳並木が情緒的で、日々の忙しなさから切り離された“非日常感”を楽しむことができる。 城崎には、「街全体がひとつの旅館」というコンセプトがある。それぞれの旅館は「客室」、駅は「玄関」、道は「廊下」、土産物屋は「売店」、外湯は「大浴場」といった位置づけだ。

          争うのではなく、共に生きる――共存共栄の精神が息づく城崎の魅力【旅行記その1】

          「努力は才能」ではない!――情熱をコントロールする方法を知っておこう

          ぼくたち人間は、「慣れ」と「飽き」に抗えない生き物だ。たとえば、ミニマリストをめざしてモノを断捨離し、シンプルな生活を送ることを心がけていても、時間が経つとまたあれこれとモノを買ってしまったり、日々のなかでミニマリズムに重きを置かなくなってしまったりする。要するに、慣れて飽きてしまうのだ。 ぼくが最近ミニマリズムについての記事をあまり書かなくなったのは、ほかに書きたいテーマがあるからというのもあるが、単純にミニマリズムに関するネタがなくなったからでもある。いや、ネタはいくら

          「努力は才能」ではない!――情熱をコントロールする方法を知っておこう

          その声をまだ覚えている

          今日は祖父の誕生日だった。生きていたら84歳になる。もしかしたら認知症になっているかもしれないし、介護保険のサービスを利用している可能性もある年齢だ。ぼくの思い出のなかにいる祖父は、生前の元気でしっかりした姿のままなので、そんな祖父が紙パンツを穿いたり、車椅子に座って介助されているという画はなかなか想像することができないが、たとえそんな状態になったとしても、生きていてほしかったと強く思う。 人は、聴覚→視覚→触覚→味覚→嗅覚の順に思い出を忘れていくという。これはAgeis 

          その声をまだ覚えている

          対人関係の断捨離について――これからは、好きな人とだけ付き合おう

          仏教で、人間のあらゆる苦しみをあらわす「四苦八苦」という仏語のなかに、「怨憎会苦」というものがある。これは、恨み憎んでいる者と会わなければいけない苦しみのことを指す。ぼくたちは今生を終えるまでに、いろんな人と出会い、付き合っていくことになる。なかには気の合う人もいれば、合わない人もいる。一緒にいて居心地がいい人、ストレスを感じてしまう人など、ぼくたちをとりまく人間模様は本当にさまざまだ。 心理学者のアルフレッド・アドラーは、「人間の悩みは、対人関係の悩みである」と提唱してい

          対人関係の断捨離について――これからは、好きな人とだけ付き合おう