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6.30個以上のアイデアから選ばれたピクニックシート

今日は、30個以上ものアイデアの中から、ピクニックシートを商品化すると決めるまでの過程や思いについて、お話します。

「せとかわデニムプロジェクト」とは、瀬戸内かわいい部EVERY DENIM(現ITONAMI)のコラボではじまった商品開発プロジェクト。2019年春〜2020年春、1年間の活動を通じて「瀬戸内デニムピクニックシート」という商品を作り上げました。
「“かわいい“という観点からデニムを見つめ直し、倉庫に眠るB反を活用して新しい商品を作る」という旗のもとメンバーを募集し、ゼロからはじまったこのプロジェクトがどのように歩みを進めてきたのか…?
このnoteではその1年間の軌跡を綴っています(目次はこちら)

6.30個以上のアイデアから選ばれたピクニックシート

商品の種類としては30個以上ものアイデアが出ましたが、絞り込むときに大切にしたのは「自分たちが作る意味」。ただ瀬戸内の名産品(デニム)を使えば何でもいいというわけではなく、最初に思い描いたビジョンに立ち返りました。

瀬戸内地域の魅力的なモノ・コトを、
「かわいい」という観点から探し、伝え、育てること

「かわいい」を通じて、「瀬戸内発・わたしたちの幸せ」を伝えたい。瀬戸内地域や生産者の魅力、価値を伝えられる人を育んでいきたい。
それを実現するためには、個人で使うものではなく、みんなで共有して、使うものがいいのではないか?人と繋がることで、何か奇跡的なことが起こるのではないか?

最終的に、「できあがった商品を通じてみんなで繋がる」というのが決め手になり、ピクニックシートを商品化することを決定しました。
私たちは、完成したデニムのピクニックシートを持ち寄って繋げ、かわいいピクニックがしたい。そして、ただ商品を作るだけではなく、その先の、人と人とが繋がる景色までを作り出したいと思いました。
島田さんからも、お出かけ時にEVERY DENIMが大切にしている「相棒感」があるのがいい、種類を展開することでデニムの多様性を見せることができる、と太鼓判をいただくことができました。

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注)ピクニックシートに決定した頃にやすかさんが描いたイメージ図

商品化に向けて動くアイデアが決定した一方で、泣く泣く採用できなかったアイデアがあったのも事実です。自分のアイデアが採用されなかったメンバーが不快にならないような配慮も心がけました。特に、5月の対面での打ち合わせに参加できなかった人もいたため、「知らない間に決まってた」「アイデアだけ吸い取られた」と感じてしまわないよう、アイデア採用に至った経緯を詳細に共有していました。

また、購入してくれるターゲット層や商品の価格などはこの段階ではまだ明確に決めていませんでした。でもまずは、メンバー全員が胸を張って納得できる商品に決定することができました。

今日のまとめ
・瀬戸内かわいい部のビジョンにフィットし、瀬戸内から幸せが伝えられるような、自分たちが商品化する意味のあるアイテムを模索した
・できあがった商品を通じて人と人とが繋がる景色まで作り出したいと思い、みんなで使える「ピクニックシート」に決定した
・採用されなかったアイデアを出してくれたメンバーへの配慮も心がけた


ピクニックシートを商品化する!と決めた頃、私たちの間で一つの合言葉が生まれました。次のnoteでは、ピクニックシートに込めた思い「わたしたちは、どこへだって行ける」について、プロジェクトリーダーのみなみさんにお話を伺います。

こうしたプロセスを経て進んできた、わたしたちの1年間の歩み。2021年には、せとかわデニムプロジェクトSeason2がスタートします!
これまでに築いた繋がりや可能性を手に新たな一歩を踏み出した先で、今度はどんな景色と出会えるのか。期待に胸が高鳴ります!

プロジェクトの過程や最新情報はHPやSNSでおしらせしてまいります。新たなラインナップや、これを読んでくださっているあなたにも加わってほしい新企画を準備していますので、よければぜひチェックしてみてくださいね。
◆せとかわデニムプロジェクト公式サイト
◆せとかわデニムプロジェクト活動日誌(note)
◆瀬戸内かわいい部 SNS
 LINE@(毎月25日夜9時ごろ配信)
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