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米国の食の考え方を変えた運動とは?

こんにちは。
前回のマクガバンレポート

発表後、米国では様々な食の
運動が活発に行われました。


かつての様々な病気になるため
の食生活や医療の常識。


これらを多くの米国民がしっかり
と受け入れたため、それらの常識
は破られました。


日本では、まだまだ受け入れ
られていない現実ですが、

過去に米国が起こった研究や運動
を見直し、日本でも常識となるべき
知識を深めて参りましょう。


本日は鶴見隆史先生の食物養生大全
からその流れを垣間見ていきたいと
思います。




ヘルシーピープル 


1979年保険社会福祉局から
今後10年間に渡る米国人の
健康づくり指針「ヘルシーピープル」
が始まりました。

直近では「主要健康指標2030」


乳児、子供、未成年、成人、高齢者の
5つのライフステージ別に具体的な
国民の健康、寿命、生活の質を向上
させる上での目標を設定しました。



中々、目標には達成していないと
言われています(2019年では19%
達成率)が、国が率先してこのような
目標を掲げていることが重要で、

国民の意識を高めている事に大きく
貢献してきたと言われています。



癌の外的原因の調査研究 

1981年、アメリカ国立衛生研究所は
世界的に有名なイギリスのリチャード・
ドール博士とリチャード・ビート博士に
「癌の発生要因」を疫学的に明確にして
欲しいと依頼しました。


それまでの癌の原因は「突然変異の
ウイルス」でした。


しかし、両博士の報告では、そんな
ことではなく、「食事」と「タバコ」
が癌の原因の65%であると言い切りました。


  1. 食事35%

  2. タバコ30%

  3. 慢性炎症10%

  4. 出産・性生活

  5. アルコール

  6. 公害

  7. 職業

  8. 放射線

  9. 工業生産品

  10. 医薬品

  11. 食品添加物

  12. 紫外線


しかし、日本では2006年の調査までしか
ありませんが依然「細菌とウイルス」が
第一位という恐ろしい認識💦



Q: もし、この世の中から「○○○な人(こと)」
がいなくなったら、日本人に発生しているがんの
うち、何パーセントくらいのがんを防ぐことが
できると思いますか

【出典】国立がん研究センターBMC Public Health 2006; 6: 2
日本人のがん予防に対する意識調査 I



がんの病因学 


リチャード・ドール博士らの癌原因報告
からアメリカ国立がん研究所(NCI)は
「がんの病因学」という何千ページにも
渡る膨大なレポートが作成されました。


このレポートでは、主に癌の原因の
殆どが食の間違い(タバコを含む)で
あるということを指摘しています。



癌学会では常識を覆す発表であり、
かなりの反発もあったようです。



しかしNCI所長のデヴィタ博士は
「抗がん剤は有害である」と断定し
「むしろ増ガン剤だ」と発表しました。


そして「分子生物学的にみても、
抗がん剤がガンを治せないことは
理論的にはっきりした」としたため、


多くの欧米諸国で、抗がん剤は
使用されなくなりました。


そして、日本は余った抗がん剤の
売り場のはけ口となって、何も
知らされず、癌になれば抗がん剤
と、言われたままに抗がん剤を
受け入れてきました。



そして、その後、米国では2つの
運動が始まることになりました。

  1. ノー・スモーキング運動

  2. ベジタリアン運動


タバコ業界に支援された医師会は
タバコの良さを訴えていましたが、
米国政府は真実を堂々と訴えて
いきました。



ちなみに1986年のバーナード・
フィッシャー医師は、乳がんの
「根治乳房切除した患者と部分
切除した患者では生存面では
何も変わらなかった」という
衝撃的な発表をしました。



これがきっかけとなり他の臓器
手術も縮小手術へと向かって
いくことになりました。


しかし、日本は依然「抗がん剤」
「がん=全摘出手術」が主流の
医療のままです。




デザイナー・フーズ計画 

1990年にNCIに立ち上がった
「デザイナー・フーズ計画」


食品及び食品成分の約40種類を
研究し、がん予防に効果的な
ピラミッド図を作成して啓蒙
活動が行われました。




ファイブ・ア・ディ・キャンペーン 


1991年、アメリカがん教会の呼びかけで
始まった「ファイブ・ア・ディ・キャンペーン」


一日5皿(品目)以上の野菜と果物を
摂ろうという運動です。


数字で言うと野菜を350g、果物は200g


これにより、抗酸化物質(ファイト
ケミカル、ビタミン、ミネラル、酵素)
が注目を浴びました。


自然栽培や有機栽培の野菜は
これらの抗酸化物質を豊富に
含んでいます。


また、それらは皮の近くに多く
含まれているため、皮ごと丸ごと
食べるのがお勧めです。


農薬を使っている野菜や果物は
皮は避けましょう。



こんな素晴らしい栄養素をいつも
わざわざ捨てているなんて、なんと
もったいないことをしているので
しょうか?



そして、食生活の悪さやタバコで
生じた活性酸素を排除することが
健康への近道であると示し、



「活性酸素(酸化)が病気の直接
の原因」と政府が認めることと
なりました。



その後の米国


これらの米国政府の抵抗も、
製薬業界の政治ロビー活動
によって段々と葬られて
いくことになります。



しかし、米国社会にはこれら
の運動の恩恵がしっかり根付い
ていくことになりました。



国民はそれまでの薬や食の誤った
先入観を排除し、病気は自ら
予防するものだとなりました。



日本は参政党にならない限り、
国が何かを起こしてくれると
いうことは期待できません。




こんなことが米国で起こっていた!
こんな調査結果が出ている!


欧米諸国では多くの人が知っている!


そんな風にSNSで、ブログで、
メルマガで様々な伝え方があります。



色々な方法でこのような事実を
日本でも広めていきましょう!


食物養生大全~「食」による病気治しの考証~/鶴見隆史著〔評言社〕





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