![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145915037/rectangle_large_type_2_f514250f5cf3bc3dcef4069a0528114d.png?width=800)
Photo by
pasteltime
③なぜSIAMなのか? Part2
前回の「なぜSIAMなのか? Part1」に続いて、今回はその続きの「なぜSIAMなのか? Part2」についてご説明したいと思います。
前回同様、「Service Integration And Management(SIAM)のコンセプトを説明する資料(日本語あり)」を用います。
前回の最後に、マルチソーシングで価値を実現するためにSIAMが活用できるというお話をしましたが、改めて以下のように資料ではまとめられています。
![](https://assets.st-note.com/img/1719882673118-k7Jz0wmxUo.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719882684944-pC3TaCuICY.png?width=800)
多くの組織は、サービスマネジメントについてITIL等を活用したオペレーションを実施しているのでないかと思いますが、本資料ではそこには限界があり、SIAMはその限界を突破する(補う)フレームワークとして活用できると説明しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1719882783605-8kPyKrOQef.png?width=800)
そして、もう1つ重要な観点として、マインドセットの転換の重要性について説明しています。つまり従来のサービスマネジメントのやり方を疑い、今一度、提供する価値について、そしてそれを実現するための振る舞いについて見直してみましょうという提言です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719882846300-hVK8WBgC5Y.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719882993275-97n6uKRMzE.png?width=800)
例えば、「各プロバイダで標準プロセスを定義する」という考え方から、「サービスの成果を捉えて、その成果を実現するためにプロセスを統合する」という考え方への転換です。
これは、サービス提供に関わる各サービスプロバイダという観点ではなく、エンドーツーエンドでサービスを捉え、サービス消費者目線で成果を実現するという視点です。
次回は、「SIAMとは何か?」について説明したいと思います。
本日は以上です。ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?