読書感想9 「夢探偵フロイト2」内藤了
こんにちは、せ→る→です。
今日は、内藤了さんの「夢探偵フロイト-てるてる坊主殺人事件-」のレビューをしたいと思います!前作がすごく面白かったので、第2弾も早速読んでみました。
<あらすじ>
あかねは友人のカスミに頼まれ、急に来られなくなった”河野さん”の代わりに、コスプレ姿でロリィタパブのバイトをすることに。
一方、夢を可視化するプロジェクトを行う夢科学研究所に、はじめてのスポンサーがつく。「吉夢を見られる枕の開発」の依頼が舞い込んだのだ。フロイトたちは睡眠実験を始めるが、被験者の中に混じっていたスポンサーの娘の翠は悪夢に悩まされていた。
そんな折、神田川で溺死体が発見され、”河野さん”だったことが判明する。
前作よりも今作の方が個人的には好きでした。面白かった~!
今作は、色々盛りだくさんな内容でした。過去のいくつかの事件が今起きている事件と関係している…点が線になっていく過程が読んでいてわかりやすかったし、自分も夢科学研究所の3人と一緒に事件を追っている気分になれて、とてもワクワクしました。ワクワクというよりゾクゾク?
今作もあかねに感情移入しすぎて、あかねのことを悪く言う翠さんにイライラしましたが、ヲタ森があかねをかばって怒っているシーンすっごく良かったです。
後半にいくにつれてどんどん謎が明らかになっていき、「犯人この人じゃん!!!」ってなったときの鳥肌。すごかったぁ……
フロイトが夢を研究している理由もわかり、これからもっと面白くなりそう。次はどんな悪夢が取り上げられるのか、楽しみです。
一見気持ち悪い、怖いと思うシーンも、あかねとヲタ森の掛け合いがあることで暗くならずに読めるところが魅力です。3人の信頼関係が強くなったのもいいですね。第3弾、第4弾も早く読みたいです。(図書館で借りたいけど貸し出し中…)
ここまでお読みいただきありがとうございました!読書感想書くときはなるべくネタバレしないように書いているのですが、なかなか難しいですね(._.)素敵な文章を書けるように頑張ります。
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