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読書感想5 「仕掛け絵本の少女」堀川アサコ

こんにちは、せ→る→です。

今回は、堀川アサコさんの「仕掛け絵本の少女」のレビューを書きたいと思います!ここまで読書感想を4つ投稿しましたが、どれも表紙が好きで手に取りました。表紙は重要(。-`ω-)

<あらすじ>女子中学生の小寺音々は、一学期の終わりの日曜日、近所の神社で開かれていたフリーマーケットで、うっかりお目当ての本と間違えて、一冊の古い絵本を買ってしまった。タイトルは『仕掛け絵本の少女カイ』。しかもこの本、古書店に売り払っても学校の本棚に置いて帰っても、必ず音々の前に戻ってきてしまう怪奇ストーカー本で、ついには勝手にページがめくれて、中から黒いワンピースの三つ編み少女が飛び出してきた。

奇抜なストーリーで絵本を読んでいるかのように、読み終わったあと、「結局どうなったの?」「なんで?」と頭に「?」が浮かびます。伊達政宗や支倉常長が出てきて、歴史ファンタジーが掛け合わさった設定が個人的にとても好みでした。ファンタジー要素として、架空の生物「飛行猿」が出てくるのですが、その名の通り"飛ぶ猿"(笑) この飛行猿と主人公音々たちの戦闘シーンがスピード感あって楽しかったです。次々に事件に巻き込まれていく音々は、めんどくさそうにしていながらも、どこかワクワクしている姿が中学生らしいなと思いました。

現実と絵本の中を行ったり来たりするのも楽しそう。以前感想を書いた「この本を盗む者は」でも物語の中に入れる設定でしたが、この作品では「歯をくいしばれー!」という掛け声一つで自由に出入りが出来るので便利だなと感じました(笑)

ハラハラドキドキ、疾走感溢れるストーリーであっという間に読み終わりました。面白かったです。堀川アサコさんの幻想シリーズも気になっているので、順々に読んでみようと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!結局ファンタジー小説ばっかり読んでいる←(´-ω-`) 違うジャンルも読んでみたい気持ちはあるのですが、どうしてもファンタジーが好き…。

前回の読書感想はこちら↓

それでは、また!

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