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【読生感想文】 嫌われる勇気 【岸見一郎・古賀史健】

めっちゃ売れてる本やし、
内容について今更どうこう言う必要もないくらいやけど、
この本が売れる理由の一部がわかった気がする。

今年に入っては30冊ほど読書してきたけど、
自己啓発本ってのは大体300ページ前後ある上に、
専門用語やら横文字の人名やら数字やら、
結構読むのに苦労することが多い。

本書は内容ももちろんスゲー良いんやけど、
対話形式でさほど難しい言葉も使わず、
章も細かく区切ってるから、
スルスル読めちゃうんやわ笑

本書こそ読書入門に良いのではと、
わりとガチのマジで思ってしまった笑

著者が用意した話を聞いてくれ!って感じではなく、
読者の質問にただ淡々と答え導きますって感じがええ。
講義ではなく、カウンセリングといった感じ。
議事録ではなく、質疑応答を文字起こししたみたいな。

世の中にもっと広がって欲しいのは、

 ・人は怒りの捏造する。
 ・自己肯定ではなく自己受容
 ・一般的な幸福の定義はない。
 ・他社貢献による貢献感こそが幸福。
 ・自身の幸福は自身で定義する。

このあたりかなー。

他者も世界も変えられず、
変えられるのは自分だけだってよく聞くけど、
これって本当は、
自分が変わると他者も世界も変わる可能性があるってことなんよな。

これってスゲー気づきだし、
とんでもなく強力だよなーと。

これが書いてあるだけでも、
本書の価値は十分にあると思ってしまうわ笑

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