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2022年12月の記事一覧

安らぎの場所 -小さな故郷-

安らぎの場所 -小さな故郷-

 大陸横断鉄道の列車から見える街並みの景色が、少しずつ東方系の色を帯びてきていた。
 ――帰ってきたな。
 ルーシン ウェイは故郷に近づくにつれ、顔の緊張がほぐれていくのを感じていた。普段は気づかないが、外の世界にいると、やはりどこか身体に力が入ってしまうものなのだということを、自覚させられた。
 アルフライラ北東区、イェンルー老街。その近くの小路にある、小さな商店。ここが、ルーシンの実家だった。

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アルパカコネクトPBW『東京インソムニア』にノベルを納品しました(『ガラスの檻から連れ出して』/『ガラスのなかの心』)

先日、アルパカコネクトPBW『東京インソムニア』のノベルを納品し、公開されました。

納品ノベル『ガラスの檻から連れ出して』

千梨/東京インソムニア/(C)アルパカコネクト

いくつか描写したいシーンが思い浮かんだので、どれにしようか悩みながら執筆させていただきました。
おまけノベルとして、『ガラスのなかの心』も納品いたしました!

記憶の波、揺らす蒼海(わだつみ)

記憶の波、揺らす蒼海(わだつみ)

 常夏の都市、アルフライラ。なかでも「南のリゾート地」とも称される、南東区。ナーディルは、特務局員エージェントの訓練兼、配達部の手伝いで、この地区の海岸近くにある邸宅へと訪れていた。
「ありが、とう」
 《手紙》の受取人からサインを貰うと、まだ慣れない、たどたどしい公用語で、ナーディルはお礼の言葉を述べた。
 一通り配達が済んだ後、仕事の報告をするために分局へと戻ろうとしたが、ふと、出発前の上司の

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アルパカコネクトPBW『東京インソムニア』にノベルを納品しました(『【ハロパ】重ねた心、思い出ひとつ』)

先日、アルパカコネクトPBW『東京インソムニア』のノベルを納品し、公開されました。

納品ノベル『【ハロパ】重ねた心、思い出ひとつ』

千梨/東京インソムニア/(C)アルパカコネクト

アルパカコネクトさまのワールド『東京インソムニア』にて、初依頼をいただきました!

6人合わせでの納品でした!  ハロウィン・パーティのお話。
中盤はドタバタ感やコメディチックな感じで。
キャラクターの仮装イラス

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