かぜを引いた時こそ遊ぶ
先日、体調を崩した。
リンパ節が腫れて、熱が出た。
ふと気になって食べた雑草がダメだったのかもしれない。
流石にアスファルトの隙間に生えた雑草は汚いね。
おかげでひとつ詩が書けたからいいんだけど
学生の頃は「風邪の時は寝るもんだ」と思ってとにかくたくさん寝ていた。
安静はもちろん大事だし、それでもいいと思う。
身体は休まるし、きつい時間もスキップできる。
だけど今回は用事もあって、ずっと寝ているわけにもいかなかった。
そんな時にふと思った。
風邪の時こそ遊んだ方がいいのでは?
赤ん坊は「寝よう」と思って寝るんじゃなく、泣き疲れて寝る。
子どもも「寝よう」と思って寝るんじゃなく、遊び疲れて寝る。
なら、それと同じことをしてしまおうと思った。
疲れたり怠くなったらはじめて、倒れるように寝落ちすればいい話で、それまでは無理に寝ることもない。
それで寝たくなるまで、仕事をちょっとしたり、アニメを観たり、詩を書いたり、とにかく気ままに過ごしてみた。
すると、そのポジティブな考え方が功を奏したのか、頭に溜まった重たいものが流れて行って、頭痛がすっかり取れてしまった。痛みが取れて楽になったからか、熱も下がった。
科学的な話をすると、きっと時間を楽しんで過ごしたおかげで何かしらの脳内物質が出て、身体の内側から薬のように作用したのだろう。アドレナリンが痛みを感じさせなくなるようにね。多分だけど。
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「風邪の時は休め」と言う。
それはその通りだと思う。
だけど「休む=寝る」ではないように感じる。
本当は「休む=好きに過ごす」なのではないか。
「風邪の時はリンゴがいい」だとか「風呂に入るのはよくない」だとか「胃を休ませた方がいい」だとかよく言われるけど、そういうのは全部どうでもいい。
食いたいもん食って、遊びたいだけ遊んで、疲れたら寝ろ。
食いたいもんがなければ何も食わんでええ。
心の声を聞けぃ。
そのうち治ってる。
子どものように無理をして、39℃になってしまってもいいじゃないか。
「早く治さなきゃ」って思ってるよりも「アハハ遊びすぎてきつい」って思ってた方が楽に決まってる。
その時に楽しんでいれば風邪なんて吹き飛んでるよ
というわけで、その日書いた風邪にまつわる詩を載せとく。
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