夜無

遺書書けるまで死ねないから (創作 : https://note.com/sasaki…

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遺書書けるまで死ねないから (創作 : https://note.com/sasakiyona

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  • 個人的に好きなやつら

    詩みたいなものたち

  • 価値観まとめ

    ちゃんと言葉にできた価値観をまとめておきます。

  • 夜無の詩

    別アカウントで詩を書いています。その一部をご紹介

  • MBTIまとめ

    「今を生きる」がテーマのINFJだと思っています(診断はINFP-INTPです)。エニア9w1|△952

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バンド組みたい

きっと、この記事だけを見て声をかけてくれる人はいないと思う。 あくまで他の記事で興味を持ってくれた人向け。 それなりには価値観や世界観は発信してきたつもりなので、意思表明だけはしておいてもいいかなと思った。 まじでバンド組みたい。 ドラムです。 フリーターです。 自由に使える時間はかなり多いです。 普段は記事を書いたり、別アカで詩を書いたりしています。 気の合う人とバンドを組めたら最高に楽しいと思う。 もちろん、大変なことも衝突することもたくさんあるだろうけ

    • 本音と、言葉の壁

      例えば、苦しい疲れた、と口にしようと思い立った時、言葉にならない雑多な思考で逡巡するが、その揺らいだ思考を押し切って「苦しい」といざ口にしてしまった時、そこに残るのは、罪悪感に似た蟠りである。 私にとって悩みを言葉にして伝える壁はそれほどまでに厚く、この鬱屈とした気分を晴らす方法はないのではあるまいか。 そう嘆いていた。 しかし、自分の想いを伝えた時に気分が晴れないのは、何も自分に課せられた十字架というほどのことではなく、実はただ、吐き出す言葉が素直ではないからなのかもし

      • 臆病な書簡

        拝啓 貴方の元へ帰るかどうか、ここ最近はずっと考えています。 貴方を訪ねた理由すらよく分かっておりませんが、過去のことはまた考えるとして、ひとまず今の心境を記しておきたいと思います。 もちろん、ここに書くことが全てでもないはずです。 * 私の思想は理解されにくい。 例えば、「良いものが嫌い。」こう言ってもなかなか伝わりません。大抵は僻みに思われる。けれど違うのです。(このことについてはまだ書き上げる力がありませんから、ここで止めておくとして、)このように私の考えは大衆文

        • 愛される罪悪感

          誰かと長く一緒にいることは罪悪感を伴う。 それは、ぼくが愛せる人ではないから。 一生愛することのできない特質上、相手の貴重な時間を無駄にしている感覚になる。 いずれ離れる時にかさぶたを剥がす痛みを味わわせるくらいなら、いっそ誰とも関わらず、慎ましく、深く繋がる前に避ける、という誰も傷つけない”正しい”生き方をした方がいいのだろうが、(それですべての優しさを拒んでいた時期もあったが)、ぼくもいっぱしに人なので他人を求めてしまうし、転々と渡り歩くほどエネルギーに満ち溢れてもいな

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        記事

          また少し海に潜っていた話。

          勉学、とりわけ医学の道を離れフリーターをしていて、周りの人たちは医者としてバリバリ働いているのを横目に見ているから、ずっと焦りがあった。その焦りが書く原動力になるうちはよかったけど、丸二年も経つと疲れによるものか次第に心が凝ることも増えていった。仕事への焦りに向き合い続けた結果、「就活アレルギー」が顕在化するようになり、言葉を聞くだけでも拒絶反応が出るようになった。 これはまずいと思い、気分転換も兼ねてこの課題から一度逃げようと思ったのが半年ほど前。 例えて言うなら、「恋人が

          また少し海に潜っていた話。

          魔法のスカート

          『魔法のスカート』 スカートから、夏の海の香りがする。 白い砂浜に降り注ぐ太陽。 風に乗ってきた波飛沫が、部活でほんのり焼けた肌の上で踊っている。 普段、面倒くさくてお世辞にもオシャレに気を遣っているとは言えないけど、このスカートを纏うと私を”女の子”に変える、そんな魔法のスカート。 青と白のグラデーション。 光を浴びた鮮やかな大海の青と、海辺に佇む灯台の石灰の白。 それらが波打ち際のように、淡く、色を混ぜ合う。 生地は上品な質感で重ため。 なのに風を纏い、ふわりと舞う

          魔法のスカート

          将来の夢はわからないけど

          将来の夢を聞かれると答えに困るが、 かっこいいと思う生き方はある。 それがもう夢かというほどに、良くも悪くも僕を導いてきた。 誰しも、人といる時に"良い自分"を見せることはあると思うが、ぼくとしてはそれを一人の時もやっているような感覚だ。 高校生の頃、一人の妄想ワールドでぼくは女性を演じていた、というのは以前の記事で書いたことだが、要はそういうことなのだ。 その憧れの人物像は、 上の記事のような長らく抱えた大きな憧れもあれば、一日限定で湧き起こるライトなものもあり、まちま

          将来の夢はわからないけど

          美しいものを美しいと感じられるようになりたい

          極力、 考えたくない。 感じたい。 でも「感じたい」と思っていても力が入るだけなので、 とにかく脱力すること、つまりは、考えないことを意識している。 現代は”思考”が主権を握っている世の中だから、それが正義に見えがちだけど、 ぼくの場合は、思考の比重が大きすぎるせいですぐに心が抑圧されてしまう。 だから社会の流れに真っ向から逆らって、ずっと「子どもであること」を目指している。(子どもの頃から) さて。 人生で最も素晴らしいことはなんだろう。 楽しいことを拾っていく

          美しいものを美しいと感じられるようになりたい

          日記|残酷な煌めき

          夜の空気に誘われて、ふと、川沿いに散歩に出た。 そこは満点の星空。 四等星くらいまではギリ見える感じ。 ずっと空見上げながら歩いてた。 そこで感じたことを書き留めておく。 ーーー 小学校のとき、星の色は違うって習った。 温度で違うんだってさ。 だけど、わからなかった。 というか今でも色の違いがわからない。 それは僕が色に弱いからなのか 明るさが足りないのか 僅かな違いを誰かが大げさに言ったのか 分からないけど どれかなんてどうでもよくて 色が違うって言われて なんだかもっ

          日記|残酷な煌めき

          価値がみつかった話

          どんなに考えが深まっても それをきれいに書ききれたとしても 気持ちがめちゃくちゃいいだけで 価値はどこにも見あたらなくて 心にぽっかり穴が空いていたけど 偶然 好きな人を想った言葉に 価値があった。 ずっと考えを聞いてもらうのに必死で ぐるんぐるんしたまんま まくし立ててたけど そういうのを一通りやって 解決はしてないけど 気が済んだから ようやく。 価値がないやと思うなら まずは休んでほしいけど 自分の考え100よりも 誰かを想う1の言葉が ずっと、ずーっとすごいから

          価値がみつかった話

          ぼくにとって、文字は強い光

          強い光は好きだろうか。 ぼくは、白色灯に晒され続けるとすぐに疲れてしまう。 人混みにいるとすぐに疲れてしまう人は多いだろう。 その理由として「情報量が多いから」と言う人たちを最近よく聞くが、 ぼくが人混みで疲れる理由はどうやら情報量の話ではなさそうだ。 人混みにいるからといって何か考えることが特段増えるわけでもなし、むしろすぐに疲れるから直感は鈍るくらいだ。 ではなぜ疲れるかというと、ぼくの感覚としては、都会にいるのと強い光に曝されているのではほとんど感覚が同じである、と言

          ぼくにとって、文字は強い光

          なぜか死にたい人ばかり好きになる

          繊細な人は好き。 思慮深い人も好き。 優しい人も好き。 哀愁も好き。 だからなのかわからないけど、 僕が素敵だなあと感じる人には大抵“希死念慮”がある。 「死にたい」と聞いてまず感じるのは、素敵だってこと。 色々抱えて、色々考えてるんだなってこと。 例え直感的にでもその結論に行き着いたってことは、きっと素敵な性格をしてるんだろうなと思う。(本人に自覚は全くないと思うけど) きっと会って話したら、好きになってしまうと思う。人として。 色々話を聞いてみたくなる。 だから。 だ

          なぜか死にたい人ばかり好きになる

          自分の力で生きたくて。

          私にはA子という友人がいる。 彼女は様々な心の課題を抱えており、内面はとても繊細だ。 (以下、A子の繊細さを私なりにまとめてみたがメインの話ではないので、読み飛ばしても構わない) 繊細さを弱さだと言うのなら、たしかに彼女は弱い。打たれ弱い。 気が強いわけでもなく、自虐的だ。 自信もないし、立ち向かう勇敢さもないかもしれない。 しかし私から見れば、高校の途中で家を飛び出して今日まで一人生き抜いてきた彼女は強いように映る。 なぜ彼女の生き方が輝いてみえるのか、そこを見つめる中

          自分の力で生きたくて。

          仮面を脱げず苦しむ君へ

          こんばんは。 今日友達と話していて、 「もちろん嫌われるのも怖いけど、もしかしたら嫌われると確信しているのに仮面を外す方が怖いんじゃないか」ってぽろっと口から漏れて、 その勢いで詩(ほぼ歌詞)を書いたので、こちらにも載せておきます。 ────────── 君はもう充分に苦しんだ 孤独を痛いほど味わった 自分でも分かっているはずだ なのにどこにも抜け道がないこと 空に向かって叫んでも 消えるどころか増していく 誰かに聞いてほしかっただけ 返ってきたのは好奇の目 優しいは

          仮面を脱げず苦しむ君へ

          映画館にも波は来る

          工夫を凝らしても難しかった睡眠サイクルを、もらった薬を飲むだけで、自然と眠気が襲ってきて心地のいい朝を迎えた。 酒とコーヒーで睡眠を操っていると言っていた知人の気持ちが少しは分かった気がする。 何が自然で、何が依存なのか。 私は言葉にするなら原理主義的思想が色濃い人で、できるだけ物に頼らず無理ない範囲で昔の生活をした方が、人間性が磨かれると思っている人だ。 とはいえ生活レベルを下げることはなかなかに難しく、既に無理なものは無理になってしまった。スマホだとか。裸足だとか、洗

          映画館にも波は来る

          自暴自棄

          自暴自棄ほど心躍る言葉はない。 何をするにしてもハードルがバカ高い私にとっては、自分なんてものを保たずに、直感だけで生きていった方が絶対に理想に近づくし、充実した人生になるのは分かっている。 別に死なないために生きているわけではないので。 ずっとそう頭に留めていたにも関わらず、それでも根っこにある高い壁のせいで、井の中から飛び出す勇気の出ない人だから、結局理想だけが頭の中を駆け巡るだけで終わり、YesとNoの狭間で葛藤してきた。 「このままじゃいけない」と「でもどれも違う

          自暴自棄