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蛇17年 趙燕軍→蛮国19番領攻略戦

☯蛇17年の戦全容

史実~蛇17年~

☯時代背景

昨年、趙燕軍は当時の蛮国筆頭将軍である片韓軍神が総大将を務める軍を打ち破り、みごと22番領の欧亜を取り返した。

この地を取り返すことで、趙燕国西部一帯へ首都からの補給がいきわたり、国土を大きく失う危機を免れた。これによりこれまでは蛮軍に比較的押されていた趙燕軍の士気を大きく上げる結果になった。

更に片韓軍を退けただけでなく、その首級をも取った事は蛮軍の力を大きく削り取った結果となった。

これを受けて、趙燕国は奮い立ったことにより、蛮国へ追討する準備を進めた。

かつて趙燕国は22番領を取られた事により、国土を大きく失う可能性があった要所を取られてしまったがために、危機に陥った。この作戦を蛮国にそっくり返す作戦を組み立てた。

それは蛮国19番領の柳握であった。一度蛇17年の各国出陣図を振り返る。

戦国n雄 蛇年17年 出陣図 完成

19番領の柳握を取ると、蛮国も西部一帯に首都からの指令が行き届かず、約三年で無所属領に陥ってしまう。この要所を取ることが出来れば、この先数年は蛮国にとって強気な交渉や、追撃が可能になる。

そこで、必ず勝利する為に筆頭将軍の白蓮軍神を総大将に任命し、侵攻させた。以下、この戦についての中継である。📹

☯1日目

先に侵攻した趙燕軍を紹介する。

・総大将:白蓮軍神 (19)
・副将:覇桜花大将軍 (15)
・第一軍長:颯呉清大将軍 (15)
・第二軍長:趙我氏大将軍 (14)
・第三軍長:颯呉周大将軍 (14)

以下、大将軍1名、将軍2名、将校2名
総勢10将で構成される。

次に防衛する蛮軍を紹介する。

・総大将:趙偉龍軍神 (17)
・副将:南郷政君軍神 (17)
・第一軍長:蔡丹大将軍 (12)
・第二軍長:趙偉凰大将軍 (11)
・第三軍長:貂尭将軍 (9)

以下、将軍3名、将校4名
総勢12将で構成される。

一度国家の危機を脱した趙燕軍は、一転し蛮国へ大いに侵攻の足を進めた。総大将は白蓮という万全な体制だ。

この19番領の攻略に成功すれば蛮国の大きな国力低下が期待できる。

対する蛮軍は趙偉龍、南郷政君の二軍神を指揮官に立て防衛した。

以下、当時の布陣図である。

蛇17年 趙燕軍→蛮国19番領 1日目 ①

蛮軍は昨年片韓軍神を失った事で、これまでにないほど慎重な構えを見せた。

特に南郷政君軍神を初戦で出すことはしばらくしてこなかったが、今回派遣したことは白蓮に対する畏怖の念を示していた。

その為、なんと今回は趙燕軍よりも多い兵数を用意した。

趙燕軍の先鋒は颯呉清、蛮軍は南郷であった。

蛮国で最も高い武力を誇る南郷に対し、颯呉清は果敢に立ち向かった。
その結果、思いのほか南郷軍を押し込むことに成功した。

しかし、それは蛮軍の作戦で颯呉清の両脇から趙偉龍と蔡丹軍が突撃した。

以下、当時の布陣図である。

蛇17年 趙燕軍→蛮国19番領 1日目 ②

☯2日目

日が明けて開戦早々、なんと趙偉龍自ら白蓮の元に迫り、大きく手傷を負わせた。

白蓮は昨日から立て続けに集中攻撃される状況からうまく脱することが出来なく、焦っていた。

他の趙燕軍を助けに呼ぼうにも、なんと蛮軍各所で趙燕軍全軍の足止めを行っていた。

その中でも、唯一第三軍長の颯呉周大将軍が蔡丹軍を退け、総大将白蓮の元へやってきた。

そして、趙偉龍に切りかかり手傷を負わせ、白蓮を窮地から脱出させることに成功した。

そこから他の趙燕軍も着々と集まってきた。

以下、当時の布陣図である。

蛇17年 趙燕軍→蛮国19番領 2日目 ①

☯3日目

この日から徐々に両軍被害が目立ってきた。

朝方、各軍布陣を完了させた時、両軍の副将同士が相まみえていた。

蛮軍は南郷、趙燕軍は覇桜花大将軍だ。

蛮と趙燕軍の主攻はどちらもこの副将同士が担っていて、開戦3日で彼らが対面するのは避けられない事態であった。

以下、当時の布陣図である。

蛇17年 趙燕軍→蛮国19番領 3日目 ①

南郷と覇桜花は即座に打ち合いを始めた。

そして次に動いたのは趙燕軍だった。

前線を押している、蛮軍第三軍に対し、白蓮と颯呉周は二人で挟撃を仕掛けた。

貂尭も思いのほか自分が前線を押せている事に疑問を抱いていたが、白蓮に狙われたことで罠と気付いた。

貂尭が押されていることを察した蛮軍総大将、趙偉龍は後方に予備隊として伏せていた、自分の息子である趙偉凰軍を動かした。

これにより前線に出てきた白蓮に趙偉凰がまたもや一太刀加える事が出来た。

白蓮はこの日自身の作戦が全て後手に回っている事に気付いた。

以下、当時の布陣図である。

蛇17年 趙燕軍→蛮国19番領 3日目 ②

この時、蛮軍の貞昌律将軍が趙燕軍の厳瞬将軍を討った。同時に巳寛将軍も白超を葬った。

勿論、趙燕軍も黙っておらず、趙我氏大将軍も数人の蛮軍将校を葬った。

しかし、それは蛮軍にとって有力な指揮官ではないので大きな被害を与える事は出来なかった。

☯4日目

数で劣勢な中、既に将軍を2人失った事に白蓮は焦りを見せた。しかし、数々の逆境から這い上がった白蓮は同時に冷静さも失わなかった。

しかし、それも無情に南郷政君は趙燕軍副将、覇桜花を大きく退けた。

それだけでなく、趙燕軍右翼軍をも精鋭軍のみで足どめした。

少し後退した白蓮に対し、趙偉凰は後退し、その間に総大将趙偉龍自ら白蓮の元へ突撃した。

白蓮も懸命に応戦し、趙偉龍に大きく手傷を負わせたが、同時に自分も深く趙偉龍に切られてしまった。

この為、白蓮は大きく本陣へ後退してしまった。

しかし、なんと趙偉龍は単騎脱出して、本軍副官の李鍾に指揮権を譲り、白蓮追撃令を下した。

これは全く想定外で、少数で敵軍本陣へ突っ込む狂策に対応が遅れた。

臨時の本軍指揮官の李鍾は次々趙燕軍本陣に火の手を挙げていった。これには趙燕軍で大きな混乱が生じた。

白蓮はこの光景に青ざめていた。

そして、護衛も薄いまま、蛮軍に包囲されてしまった。
この時の李鍾の副官である堅介が白蓮に向かった。

敗北が目の前に迫った白蓮はこれ以上の手を打つこともなくただ冷徹に自信の運命を受け入れた。

白蓮は蛮軍につかまり、そのまま堅介の手により討たれてしまった。

蛇9年に趙燕軍筆頭将軍に就任し、8年間趙燕国の武の象徴となっていた白蓮は蛇17年に没した。

・白蓮【蛇9年登用~蛇17年没】

この栄光を手にした蛮軍総大将、趙偉龍はその名を大きく全国に轟かせた。

「蛮軍防衛成功」

蛮軍戦勝

以下、詳しい戦闘ログです。

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