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【青天の霹靂事件簿】人対人の接触事故による母の骨折~リハビリ病院入院&退院編~

2月半ばに起きた、母の人対人の接触事故。大腿骨骨折での入院&手術からの、リハビリ病院への転院…。この度ようやく退院できることになりました。

救急で運ばれた最初の病院にはちょうど1か月、リハビリ病院には2か月と少し、計約3か月での退院となりました。入院期間はリハビリ病院への転院待ちが予想外でしたが、概ね予定通りくらいの期間でした。

母がリハビリ病院に入院してから私自身の最初の仕事は、マンションの入り口含め、実家の部屋すべての(トイレ・浴室・ベランダなども)写真撮影と段差や高さなどの計測作業。「家屋・生活状況把握シート」「家屋環境情報」なるモノを完成させることでした。これがかなり細かく書かされて、夫にも手伝ってもらってそれなりに大変でした。

これに基づいて、できるだけ早く日常生活に戻れるようリハビリのメニューを決めていったようです。

リハビリは母からの話によれば毎朝その日のメニューが届き、午前中から午後まで1日に40分間くらいのリハビリが平均4回ずつもあったそうです。

最初に入院した病院の主治医の先生が「リハビリ病院は、こんなもんなじゃないくらい大変だから」と何度も言っていましたが、それは嘘ではなかったようでした。

入院した当日の午後から早速、土日も休みなしでスタートしたリハビリ生活。リハビリ病院に入院した当初は、毎日「疲れてクタクタ」の愚痴LINEが届いていたものでした(笑)。

内容も多岐に渡り、歩行器を使わないで杖での歩行練習、後ろから支えてもらいながらの歩行練習、ストレッチなど。歩行は病院の中を何周から始まり、病院の庭を歩いたり、最寄駅や近くの公園まで歩いたりと、かなりハードだったようです。普段の生活より歩いていたかもしれませんね。

その他着替えについてもチェックが入ったり、薬の飲み方、”知能テスト”みたいなものもやらされていたようです。認知症チェックも兼ねていたと思われます。

リハビリ自体は順調に進み、2度目の面談の時に入院期間は2か月程度だろうと言われていました。

後半は、調理実習まで。近所のスーパーに自分で買い物に行って、料理を一品作るというものだったようです。この時、使い慣れない”すりおろし器”で指をケガをしたと病院から連絡があったりで、ドキドキものでした。

その後の最後の面談では、概ね日常生活を送る分には問題がないとお墨付きをいただき、退院の日程を決めました。

ところが、その矢先またまた事件が起こり…。リハビリ中にふらついて尻もちをつき、その後床に頭を強く打ちつけてしまい″たんこぶ″ができたと…。病院からの電話は心臓に悪いですね。

CT検査でも「異常がない」とのことでその日は安心しましたが、身体中が痛くて念のため車椅子生活に戻されてしまったと本人がかなり落ち込んでいました。

さらに翌日謎の発熱があって隔離。万が一、インフルエンザやコロナという可能性もあるので病院としては仕方ないようですね。抗原検査・PCR検査などもやって翌日問題なしとのことで、とりあえずはホッとしました。

ただ、ここがリハビリ病院という病院と普通の病院の違いなんですが、母いわくその転倒事件以来”頭のふらつき”がずっと気になっているらしいです。

その検査はこれ以上リハビリ病院ではできないから、気になるなら退院してから普通の病院で調べてみてほしいということのようです。

リハビリ中の出来事なので早めにどうにかならないものかと思ったりもしますが、仕方ないところなんでしょうか…。

退院してから一週間後くらいに、手術をした病院に術後のチェックをしてもらいに行くので、この件を相談して再度頭の検査をしてもらおうと思っています。それまでに何事もないことを祈ります。

後半にこういうトラブルが続くと、家に戻って日常生活を送る中でまた何かが起きてしまうのではないかと正直気が気じゃないですね。

リハビリ病院自体は、主治医の先生も毎朝来て様子を確認してくれたり、看護師の皆さんもみんないい方たちでした。リハビリに携わっていただいたスタッフの方たちは、入れ替わり立ち替わりで何人の方にやっていただいたのか分からないくらいだったようです。

母の話を聞いていると、私自身がもしリハビリ病院に入院したら毎日休みなく続くリハビリに嫌気がさして、脱走していたのではないかと思います(笑)。

そういう意味では枕が変わると眠れないたちの母が、3か月もの長い間入院していたこと自体本当によく頑張ったと思うし、精神力の強さに頭が下がります。

元々は、あの事故さえ起こらなければ…という思いは当然あるわけですし、今後の母の状況いかんでは”後遺症”ということもまだまだ想定されなくはないわけです。

弁護士はある程度長いスパンの長期戦のつもりでいるようなので、保険会社との交渉編についてはまたいつかnoteに書くことがあるかもしれません。

備忘録的に書き始めた【青天の霹靂事件簿】人対人の接触事故による母の骨折。今回いろいろなことを学ばせてもらえたし、改めていつ我が身に突然災難が降りかかるか分からないということも痛感しました。

歩きスマホや本を読みながら歩いている人を見かけたら、絶対距離を置いて離れてください。それを危険行為と認識していない人は世の中にたくさんいますが、だったら自分が逃げるしかないですよね!!

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