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リビングからテレビを撤去して3日、今の所メリットしか感じない件

2020年6月30日(火) 13:30
47インチのテレビを撤去いたしました。

1才、3才、5才の3人がいる我が家。

私がまとめて家事をしたい時など、テレビにお世話になる場面はあったわけですが、実は、撤去については数ヶ月前から考えていました。

理由は次の通りです。 

・大人はあまり見ない
・幼稚園バスなど決まった時間に間に合わせるのが大変(もっと見たいと泣きわめく)
・子ども用にリビング学習のスペースを作りたい

子ども達から不満が出ることは覚悟していたのですが、意外にも、今のところ(と言ってもまだ3日ですが)順調に過ごしていますので、ひとまずここに書き留めておきたいと思います。

テレビの撤去をきめたワケ

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①録画をしても見ないものが増えてきた

私は元来、ドラマやお笑い番組などが大好きです。以前は、たくさんの番組を録画して子ども達が寝静まったあと、お酒を片手に夜な夜な見るのが楽しみの一つでもありました。

しかし、ここ数ヶ月、家事や育児も忙しくなり、録画は溜まる一方。

しまいには、未視聴の番組だらけでブルーレイの空き容量がなくなり、録画できなくなってしまいました。

しかし今の時代、どうしても見たいものは、ネット配信で見ることができ、なんだ、これで充分だな、感じるようになりました。

一方、子ども達は、もっぱらEテレの子ども向け番組が中心です。

10分〜15分程度のものを、幼稚園の準備ができたあとや寝る前など、時間に合わせていくつか選んで見ることが多いのですが、遊びに集中していた日はテレビを見る時間がなくなり、そのまま就寝、となることも珍しくありませんでした。

②ダイニングテーブルの買い替えもきっかけに

私と子ども達は、同じ時間に食事をとっており、休日になれば、ここに夫も加わります。

子どもによって食べるペースが違い、食べ終わった子からワークや工作をやりたいと次々にテーブルに物を運んできます。

家族5人で4人がけのダイニングテーブルでは手狭になってきていると感じ、先日、少し大きなものに買い替えました。

また、将来的なリビング学習についても色々と構想を練っており、ダイニングテーブルの他にも、快適な学習環境を整えるためには?と、リビング全体の模様替えについて日々考えています。

これらのことから、思い切ってテレビを撤去してみよう!となった次第です。

さっそく効果を実感

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メリット①:子どもと触れ合う時間が増えた

さて、いざテレビを撤去して、最初に不便を感じたのは、何を隠そうこの私でした。

末っ子が、思ったより早くお昼寝から目覚めたため、15分ぐらいテレビを見てもらい、たまった家事を片付けてしまおうと思いました。


「あ、テレビがない。。。」

数十分前に自分で撤去したくせに、もう忘れてしまっていたのです。

末っ子が私の足にまとわりついてきて全く家事がはかどらないので、子どもの求めるのまま絵本を読んだり遊んだりして、一緒に戯れることにしました。

育児書などではよく、

「子供が親を求めてきた時には、ちょっと待ってと言わず、手を止めて5分でもよいので子どもの心に向き合ってあげましょう」

「子どもと向き合う時間を意識すると、満足して、案外すんなりと一人遊びに戻ってくれたりするものです」

などと書かれているのを見かけます。

そりゃそうだよね、と頭では分かっていたつもりでしたが、人間、ついつい安易な方に流れていきがちですよね。

テレビがないことで、この3日間、末っ子としっかり向き合う時間が取れたと感じています。

メリット②:子ども同士の関わりが増えた

我が家の子ども達は、自ら絵本を手に取ったり工作をしたり、テレビの視聴以外にも、各々やりたいことをやっている姿をよく見かけます。

しかし、誰か1人がテレビを見たいと言い出すと、せっかく好きな遊びに集中していた他の2人も、それを中断して一緒にテレビを見始めてしまうことが多く、私のプチストレスでもありました。

しかし、テレビがなくなってみると、子ども達は、好きなことに没頭する時間が増えたように思います。また、上の子が下の子に対して、教えてあげたり手伝ってあげたり、子ども同士の関わりが増えたとも感じています。

メリット③:テレビ台が子どもの作業スペースになった

私にとっては、これが最も嬉しいメリットとなりました。

ひとまずテレビをどかしただけで、実は、ブルーレイやテレビ台そのものは、まだ残っています。

さて、これらをどうしようかなと考えていた矢先、子ども達が小さな椅子や踏み台を持ってきて、テレビ台を机のように使い始めました。

横幅120㎝・高さ50㎝・奥行50㎝

これは子どもにとっては、ちょうど良い作業台のようです。

足を開いて座っているので、姿勢はベストとは言えませんが、今後のリビング学習のための模様替えをするにあたり、もう一つ机を設置するという新たな視点でイメージが湧いてきました。


持ち運びできる小さいテレビはある

実は、リビングの大きなテレビとは別に、お風呂でも使えるような持ち運びできる小型のテレビが1台あります。

子ども達が使うことはほとんどなく、主に、私が台所で料理をしながら流したり、夫が寝室に持っていき寝る前にニュースを見たりするのに使っていました。

リビングのテレビ撤去に踏み切れた理由の1つとして、この小型テレビの存在は大きかったかもしれません。

私も夫も、小型テレビを毎日使っていたわけではなく、気が向いた時にたまにつけるという程度でした。

しかし、家から全くテレビがなくなってしまうという未知の世界は、やはり漠然と不安があるものです。

「いつでも見られるテレビが残っている」という安心感から、大きなテレビを撤去する踏ん切りがついたように思います。

思い切って一度やってみよう

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我が家にはたまたま小型テレビがありましたが、テレビを撤去したあと、小型テレビの使用頻度は変わっておらず、むしろ減ったかもしれません。

結局、今の我が家には、テレビの需要がそこまで高くなかった、ということだと思います。

テレビをなくしてみようかな?と検討している方や、テレビがなくても困らないかもしれない、と思った方は、思い切ってぜひ一度やってみてください。

不便があれば戻せば良いですし、回線が通っている別の部屋に移してみるだけでも良いかもしれません。

引っ越しを経験したことのある方なら分かるかもしれませんが、テレビがなくなった時の解放感は、実に清々しいものです。

ダラダラと見ていた時間を、何か他のことに有効活用できれば、心の満足度も上がりますよ。

おまけ

私はオリンピック観戦がものすごく好きです。オリンピック開催中は、時差に関係なく、昼夜逆転させてでも、なるべくLIVEで見る派です。

スポーツ観戦は、やはり少しでも大きな画面で見る方が、臨場感もあって盛り上がるでしょう。

今この記事を書きながら、もし予定通りに東京オリンピックが開催されていたら、我が家のテレビ撤去が延期になっていたかもしれないなと、ふと思いました。

このスタイルをもうしばらく続けてみて、また気づきがあればまとめてみたいと思います。乞うご期待!?





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