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ほぼ毎日読書ログ

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読んだ本の感想noteを書いています。 古典から新刊まで。文学から実用書まで。児童書も漫画も写真集も何もかも。
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#読書ログ

納豆フロートが大好きです『365日たまごかけごはんの本(T.K.G.プロジェクト)』【読…

たまごかけごはん(TKG)は美味しい。大好きだ。 TKGはちょっとしたソウルフードなので、それ…

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星新一は40年前にインターネットもシンギュラリティーも予知していた?『声の網(星新…

偉大なるショート・ショート作家の短編連作。見方によっては長編小説。 現在のインターネット…

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自然と子供達がロジカルシンキングを身に着けてしまう『おしりたんてい やみよに きえ…

今回のおしりたんていは?今回のおしりたんていは、巨人に変装し強盗を繰り返す犯人を「推理」…

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鴻上さんのコラムで蘇った100年前の名作『春にして君を離れ(アガサ・クリスティ)』…

鴻上尚史の例の人生相談コラムで紹介されて話題になったのがアガサ・クリスティの『春にして君…

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今回の芥川賞は不思議で面白おかしいストーカーのお話『むらさきのスカートの女(今村…

「むらさきのスカートの女」を「黄色いカーディガンの女」が執拗に観察している。 ほぼ全編に…

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速い安い美味いお手軽レシピで晩酌を豊かに『世界一美味しい煮玉子の作り方(はらぺこ…

最近、子供たちが決まった時間に寝るようになってきた、妻も一緒に寝ているので、仕事で帰りが…

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子供にも良質なミステリーを! 知育にもなる探偵シリーズ -  『おしりたんてい むらさきふじんのあんごうじけん(トロル)』【読書ログ#32】

おしりたんていは顔が尻 子供に超人気、小学校低学年向けの幼年童話。 「おしりたんてい」には、このシリーズとは別に、幼児向けの絵本があるが、こちらは、自分で読める年齢向けのシリーズとなる。 物腰は丁寧で、上品な立ち居振る舞い。レディーファーストが染み付いたジェントルマン。何が会っても冷静沈着、推理は鋭く、ロジカルに犯人を追い詰めていく。 そして、ここ一番で、顔の尻から強烈な屁を放ち事件を解決する。 紹介していて、もう、なにがなんだかわからない。 屁は顔の尻から放出され

日本酒好き必携! 酒米に注目してより深い楽しみを得よう『酒米ハンドブック (副島顕…

私は酒が好きだ。特に日本酒が好きだ。日本酒は米で作る酒だが。この本は、その酒米約150品種…

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1冊で1レシピ! ペペロンチーノを通して食文化の奥深さに触れる『アーリオオーリオの…

西麻布のイタリアレストラン『アルポルト』の片岡氏が、1冊全部使って『アーリオオーリオ』の…

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『おしいれのぼうけん (ふるた たるひ、たばた せいいち)』【読書ログ#29】

藤子不二雄Ⓐの「忍者ハットリくん」に出てくる忍者達(と犬)は、風呂敷の四隅のうち二箇所を…

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『極端に短いインターネットの歴史 (浜野保樹)』【読書ログ#28】

『何であれ、一度作ってしまったものを、使わずにおいておくことは難しかった』から本書は始ま…

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『地球家族  (ピーター・メンツェル)』【読書ログ#27】

荷物を持って家に帰ると、子供達が寄ってきて「パパまた本買ったの? 何冊買ったの?」と聞い…

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『素晴らしきラジオ体操 (高橋秀実)』【読書ログ#26】

毎朝6時25分のNHKラジオから流れるラジオ体操のメロディー。 ラジオ体操で思い出すのは、やは…

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『世にも危険な医療の世界史 (リディア・ケイン)』【読書ログ#25】

泣き止まない子供にアヘンを与える。皮膚の調子が悪ければ水銀の風呂に沈める。下痢をしたけりゃ毒を飲む(普通)。病気を治すために血を大量に抜く。 今と違い、大昔の医者は、なんとなく経験上そんな気がする、といった事が書かれた医学書に、医者独自の創意工夫と思い込みをブレンドして治療をしていたので、経験と勘で治療し、生きていればラッキー、死んだら病気のせい、という感じの事が多かった。 もちろん、ちゃんとした医療行為も行われていたが、未知の病気に対する態度は、いささか雑にすぎるものが