見出し画像

オープン雇用として働いたら・・・

こんにちは
Leiです(ASD×ADHD)

前回の記事で、
遅刻ばかりする私が、上司に発達障害とカミングアウトしたら
解雇(クビ)
になった話しをしました

ならば、かなり抵抗はありましたが、
オープン採用(障がい者雇用)を目指してみよう、と専門の派遣会社をいくつか登録して、履歴書を送って待ってみました。

当時、事務系の求人が多かったので事務系で探していました。

オープン採用のメリットは

私が思うのは下記のとおりです。

・業務がストレスフリーになる・・・かも?
・苦手なことをはじめにお伝えして、得意な分野の仕事をまわしてもらえる
・指示も口頭ではなくて文書(チャットやメールなど)(希望した)
・勤務時間が短め(1日6-7時間勤務)
・通院に寛容

求人票に書かれている通り、私の『偏り』について理解して、配慮してくれるという話しでした

実際、できる限り、環境は整えてくださいました。

私はパニック障害のほかに、いくつか偏りもあり、
それについても派遣会社を通して、事前に交渉や確認いただきました


感覚過敏
柔軟剤やタバコの臭いがすると、集中できない
→この香りのキツイ人はいませんか?

・眩しい光は動悸がしてサングラス必須
→PCモニタの明るさを一番暗くしてもらえますか?

・電話は前職でメンタル病んだので電話ナシの業務にしていただけますか?

一見、書くと感じ悪いですが、とにかく前職から早い社会復帰をしたかったので、長く働けるアピールをして内定を勝ち取りました。

今できないこと、苦手なことを洗いざらい派遣会社の営業さんにもお伝えしました。
過去の栄光に取りつかれず、今の自分の力量をちゃんとお伝えしてよかったです。
(人を挟むっていいですよね。直接雇用だと、そうも言っていられないですし)

入社後、環境まわりで工夫したことはいくつかありました。

隣や前の席の人の顔が見えると落ち着かないので、本やファイルを積み上げて視線が合わないように調整してました(障がいもってなくても嫌ですよね?


オープン採用のデメリットは

・月収14ー18万
・障がい者雇用だから、あまり過度に業務を振り分けられない(業務が終わるとヒマな時間ができて弄んでしまう)
・業務が簡単だと飽きる
・一般の社員と自分の壁を感じる


正直、都内で一人暮らしではやっていける給与体系ではありません。
しかし、障がい者手当てを支給されるまで重度な障がいでもない。

ならば、感情にフタをして、偏りがあっても大丈夫なフリをして
がんばって仕事をしたり、不用品を売ったり、涙ぐましい努力をしていたわけです。

あれ?こんなこと思うくらいなら一般雇用でもよかったのでは?
でも、クローズだとまたまわりに迷惑かけちゃうかな。

当時は忘年会などもあって参加したのですが、なんというか自分だけ疎外感を味わったことはよく覚えています。

(その部署ではオープン雇用は私だけだからこそ、だったかもしれません)


大丈夫なフリ


それは、チリも積もると

大丈夫ではなくなるのです。

この職場も2年を持たず退職しています。

最終的には配慮していただいたのにもかかわらず、
不眠になり朝、起きられなくなりました。
目が冴えて朝の5時に近所の神社へ散歩へ行って、
神社も早すぎて境内が閉まっているということもありました。

出社しても救護室で横にならせていただくことも増えました。

同僚の、視線も痛いように思い、会社に居場所がないと追い詰められ退社することになりました。

まぁ、あとはがんばりによっては給料UPというお話しもあったのですが、
がんばっても勤怠が崩れると会社としては給料UPの対象にはなれない、と。

がんばっても無理しても環境が変わらないのは、かなりの悪夢でした。



ふぅ、社歴をまた増やしてしまいました。
履歴書に全部書けない量なので、職歴の長いのだけ書くようにしています

並行して、A型、B型の事業所見学や体験も行ったのですが。。。(モゴモゴ


さて次の仕事はどうしようか・・・

友人へのカミングアウトについても書きたいと思います


by Lei



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?