6/14（金）内向型's PACE 平日夜のゆっくりするだけの居場所 行ってみたレポ
交流会の概要
【日 時】6/14（金）18:30~
【会 場】上宮川文化センター 教養娯楽室
【参加人数】約10名（+スタッフ2名）
内向型's PACE とは？
特に何かするわけでもなく、同じような気質の人たちとゆっくりするだけの居場所を始めてみることにしました。
ただのんびりとお話したりご飯を食べたりしながら、思い思いに好きなことをして過ごす交流会です。
当日の流れ
18:30 居場所 オープン
19:00 集まっている人で自己紹介など
19:30 ~ 21:00 企画＆ただのんびりと過ごす
21:00 ~ 21:30 片付け
21:30 居場所 クローズ
今回の企画「他己紹介」
お互いに簡単なインタビューをして（二人一組？）、簡単な紹介文を作り、最後に皆の前で発表するというものです。※企画へのご参加は自由です。
当日の感想（参加者兼サポーターまさえ）
すでに夏の足音が感じられる暑い夕べ……。上宮川文化センター 教養娯楽室はクーラーが効いており、快適でした。
会場は和室で、六畳ほどの部屋が二部屋あるため広々としており、かつ実家のような安心感もあって、落ち着きます。毎回思うのですが、このお部屋は「内向型's PACE」というイベントにぴったりです。
そこに不思議な角度で座卓が置かれています。ちょっと見た感じには不思議な光景ですが、これは「どうしたら部屋の空間を最大限活かせるか？」という試行錯誤のもと、座卓の角度が毎回少しずつ変えられているのです。「参加者さんに、少しでも居心地よく過ごしてもらいたい」主催者であるみうらさんのそんな配慮が、「ちょっと不思議な角度の座卓」となって表れているのです……。
オープンの時間を過ぎると、一人二人と参加者さんが現れます。この「ポツポツ現れる」感じが私は好きです。当イベントの「いつ来ても帰ってもOK」という自由なスタイル、そして参加者の皆さんのマイペースさを象徴している感じがします。
皆さんの持ち寄ったお菓子を食べ、「まったり感」を味わっていると19時に。ある程度の人数が集まったところで、みうらさんからイベントの説明があり、順番に自己紹介をします。各々、使いたいニックネームと、その日の体調や気分などを一言ずつ述べます。
参加者さんは、SELGMAのイベントに参加するのは初めての方、何度かいらしている方、と様々でしたが、みなさん他の方のお話をしっかり聞いてくださっていました。
自己紹介って、シャイな人が多い「内向型」にとってはかなり緊張する時間ですよね。しかし、やはりお互いを知ることで安心感や連帯感、「場」の空気が作られるんだな～、と思います。
「内向型's PACE」では通常、特に「企画」はせず、その日に集まった参加者さんの要望にあわせて、お話をしたり、ボードゲームをしたり……というゆるい時間を過ごしています。
慎重な内向型同士でジェンガをすると、とても長い戦いになります……。
が、今回は実験的に「他己紹介」の企画を提案してみました。
しかし「正味の話、希望者は一人もいないのでは……」とも思っていました。
まず、みうらさんと私でデモンストレーションをしてみました。個人的にはとても楽しい体験でした。
どのような楽しさがあったか、を分析してみると
・紹介のためのインタビューという大義名分で、相手に聞きたいことを堂々と聞ける
・質問に対して予想外の答えが返ってくるのが面白い
・紹介してもらい、自分のことを皆さんに知ってもらえるのがシンプルに嬉しい
……という感じで、ささやかながらも新鮮な体験ができました。
その後、二名の方が興味を示してくださり、少しアレンジした形でチャレンジしてくださいました。
そして、参加者Aさんからは「一方的にみうらさんの素晴らしさを紹介したい」という声が……。
「え、僕ですか」と戸惑うみうらさんを置き去りにして、「みうらさんは落ち着いていて話しやすいのに実行力もあって……」と全力で褒めちぎるAさん。その瞳は少年のようにキラキラと輝いています……
それを聞きながら私は「ま、まただ……」と震えていました。
そう。みうらさんは、内向型の方々、とくにミドルエイジの男性から熱烈な支持を受けており、「みうらさんって本当に素敵。好き。この想い、もう黙っていられない！」的な告白をされがちなのです。（たまたま私が目撃しているのがミドルエイジの男性なのかも……）
で、これまで私はそのことについて「みうらさんは、内向型男性を惹きよせるフェロモンかなんかを出してんのかなぁ、耳の裏あたりから……。それか、声が内向型に心地よい特殊な周波数だとか……」などとボンヤリ思っていました。
が、数分前に自分でみうらさんのインタビューを行い（1分間だけ）、さらにAさんの熱弁を聞くうちに、みうらさんの魅力について、より深く考えている自分がいました。その仮説がコチラ↓
みうらさんの、飾らない人柄、他者を脅かさない態度、安定した企画活動。
これらが三位一体となり「凪」状態の磁場をつくっている。
凪とはつまり無風地帯であり、警戒する必要のない安全な場所です。
一方、内向型の人たちは、社会の荒波に揉まれ続けて、疲れ切っている。
少しの間だけでも、静かな場所で休みたい……。
そんなときに、みうらさんの作る「凪」な空間・コミュニティに居ることで、非常に癒やされるのではないか。
とはいえ、みうらさんも一人の人間。情緒がつねに「凪」であるはずはなく、お疲れの日や悲嘆に暮れる日も当然、あると思います。
そんな日のみうらさんを支えているのは、こうしてみうらさんに賛同し集まっている人たちの存在かもしれない……
（違うかもしれないが……）
その後のお話の中で、SELGMAの今後の展望、夢、のような話題も出ました。小さなことから一つ一つ、形にしていけたらいいですよね。 楽しみです。
会の後は、希望者のみ飲食店でごはん、が恒例になっています。
この日はファミレスに行きましたが、私のテーブルは、3人全員がコーンピザを注文しました。
そんなこんなで、この日もゆるく楽しい夜となりました。
「内向型's PACE」……、みんなで守っていこうよっ、この場所っ！
交流会の感想を、「stand.fm」でも
音声配信プラットフォームのstand.fmで、「コミュにがコミュへたラジオ」という番組を、新たにSELGMAで始めました！
ラジオの中で、交流会の感想なども振り返ってお話したりしてます。
良かったら、ちらっと聞いてみいてください。(^^)/
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