昔の嫌な記憶のループを断ち切る方法(自分史の書き方)
私は、何かあるごとに昔の嫌な記憶を引っ張り出して思い出す習性があった。
これは発達障害がある方ならわかると思うが、
発達障害は刺激に対して敏感だったりするので、
嫌な記憶(刺激)を色濃く残してしまう。
その色濃い記憶たちは楽しい(低刺激)記憶を上書きしてしまい
嫌な記憶だけをループさせる。
それが嫌で嫌でたまらなかった。
何かをしていないと嫌な記憶が呼び覚まされてしまうからだ。
寝る前に嫌な記憶を思い出して寝れなくなり、
嫌な記憶を思い出さないように携帯で漫画を読みながら寝ようと思ったら
ブルーライトで寝れなくなり、、、と、
とても悪循環だった。
だから私はこの嫌な記憶と決別することにしたのだ。
ちょうど発達障害の診断を受けるときに
自分史という自分の生まれた時から今までの記憶や思い出、
発達障害の特性を書いて主治医に提出することがあった。
その作業は今までの嫌な記憶を呼び起こさなきゃいけなく、
精神的に辛く、休憩を挟みながら少しづつ書いていた。
それと同時に、もう嫌な記憶を呼び起こさない為に
「この自分史を書いたら、過去の嫌な記憶は一切思い出さないようにしよう!!」
と決意したのだ。
それから全ての自分史を書き終えて、気持ちの切り替えができたのか
嫌な記憶を思い出さなくなったし、
寧ろ楽しいことを考えようと前向きな気持ちになれるようになった。
そして、今も変わらず嫌な気持ちを中々思い出せず、
過去の辛い経験を言う時に
逆に苦労して思い出しているくらいだ(笑)
なので、この『自分史を書く』という作業と、
『自分史を書いたら過去の自分とは決別する!!』
という決意。
この二つを、嫌な昔の記憶をループしてしまう人にはぜひやってみて欲しい。
結構前向きになれます。
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