吉田 克明

ECコンサルタント|SELENOGRAM(セレノグラム)代表  ◇ネットショップ売上ア…

吉田 克明

ECコンサルタント|SELENOGRAM(セレノグラム)代表  ◇ネットショップ売上アップのお手伝いをしています。 ◇ 実店舗&EC経営を実践で身につけてきた「商売の勘とITスキルの融合」が強みです。

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Kindle本 (電子書籍)出版しました!

この度、Amazonにて電子書籍を出版させていただきました! 『月商100万円の壁を突破するECの教科書』 さまざまな業界でネットショップを運営してきた経験と、実店舗を経営してきた"商売の勘"を融合した実戦スキルを詰め込んだ一冊です。 ◉ こんな方にピッタリです! ・ 自社オンラインショップを運営しているが月商が100万円未満 ・ 自社サイトの運営担当者やwebマーケティングを学んでいる方 ・ 月商100万円以上あるが自社のスキルを確認したい ・ 将来オンラインショップ

    • D2Cは「お客様に直接販売する」だけでは損しています。

      D2C(Direct-to-Consumer)は、商品やサービスを提供する事業者が中間業者(小売業者、卸売業者など)を通さずに、直接お客様に販売するビジネスモデル。すでに多くの事業者メーカーが取り組んでいますね。 D2Cの最大のメリットは、商品の開発製造から販売までを自社で行うため、収益性が高いことです。自社でECサイトを設立し、そこで商品を販売するので当然手数料はかかりません。また、小売店や代理店を介する必要がないので、手数料がかからず高い利益率で運営できます。 ここま

      • 「良い商品」より「売り方が上手い商品」が売れる理由。

        「ネット上にない商品は存在しないものと同じ」 いまさら珍しくもない言葉ですよね。さらにECの世界では「良い商品が必ずしも売れるとは限らない」とさえ言われています。 言い換えると、そこそこモノであってもマーケティングやWEBの知識でもって大きく売上をあげている事業者がたくさんいる現状です。 マーケティングの力やITの知識をもって商売を追求していくことは、素晴らしいことに間違いないのですが、商品ページの最適化、広告クリエイティブ、データ分析などに時間や熱量を費やし、本来向き

        • ECはこだわらないほうが売れる?!

          「守破離(しゅはり)」というコトバをご存知でしょうか。 守:基本的な型を学びこれを守り実行すること。 破:型が身についた後に自分自身のスタイルや新しい型を創出し既存の型を破ること。 離:基本の型と独自の型を両立しこれから離れて新たな境地に達すること。 守破離は、音楽やスポーツ、武道などを習得する過程の段階を示した心得です。 この守破離は、オンラインショップを0から育て伸ばしていく段階でも当てはまります。   オンラインショップはアート作品ではないみなさん自店の商品に自

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          メールマーケティングのヒント|メルマガの開封率を上げる方法

          いまさらメルマガ??という方が多いと思います。SNSマーケティングは認知向上から新規客の獲得といった面が強いですが、その反面メルマガは購読者や顧客にダイレクトに情報やプロモーションを伝えらるのでリピート購入やLTVに作用する施策です。 新規客獲得も大事ですが、すでに購入したことがあるお客様に訴求するほうが、心理的ハードルも低く新規客よりも購入につながりやすいです。 このように、メールマーケティングは高いROI(投資対効果)を発揮する手段の一つです。この効果を最大化するため

          メールマーケティングのヒント|メルマガの開封率を上げる方法

          ブックレビュー【マーケティングZEN | 宍戸幹央, 田中森士 (著)】

          ZENとは禅のこと。マーケティングZENという全く新しい切り口のタイトルに、書店で二度見しました。とはいえ、どこかスピリチュアルな匂いをほのかに感じたのも否めません。 しかし読み進めると、そんな浮ついた言説は露ほどもなく、むしろスティーブ・ジョブズが起想していたような禅の本質の部分をマーケティングに織り交ぜた古いけど新しい、不思議な魅力を持った内容になっています。 (Sジョブズ氏が若い頃に禅に傾倒していた話は有名) 昨今のSNSの驚異的な影響力の目の当たりにして、もはやマ

          ブックレビュー【マーケティングZEN | 宍戸幹央, 田中森士 (著)】

          ブックレビュー【伝え方ーー伝えたいことを、伝えてはいけない。|松永光弘 (著)】

          「伝え方」を切り口とした書籍はたくさん出版されていますが、これは別格。 伝えたい人側からを起点とした思考法から、「伝えたいメッセージ」をどのように導けば伝わるのか、論理的かつ具体的に示されています。 発信側の「伝えたいこと」ではなく、受け手の「伝えられたいこと」が受け入れられる基本であり、よく知られている「起承転結」は現代ではすでに通用しないという主張は、以前から薄々感じており、靄が晴れるような爽快さを感じました。 また、すでにさまざまなシーンで活用されているAIとの付

          ブックレビュー【伝え方ーー伝えたいことを、伝えてはいけない。|松永光弘 (著)】

          革って実はサスティナブル

          いつものEC関連とは違うnoteなんですが、無類の革好きとしてどうしても言いたいことがあるので、書かせてください。 革製品に対して、「動物の皮を使うのはかわいそう」「皮を使ったものはエコじゃない」といった革製品に対して、条件反射的に批判する意見がありますが、これは間違いです。 そもそも革製品は、食肉として消費した後のリサイクル品です。 仮に、革製品の製造をやめたとしても食肉により得られる皮は出続けます。この皮の処理どうするつもり?? 例えば、日本だけでその量は年間約10

          革って実はサスティナブル

          ブックレビュー【行動経済学が最強の学問である | 相良奈美香 (著)】

          行動経済学が最強って、、、ちょっと大げさじゃないの? と、軽く批判的に読み始めたんですが、ページが進むにつれ何度も膝を打ち、我が意を得たような高揚感で熱くなりましたw 人はもっとも正しい選択をしたつもりでも、「認知のクセ」「状況」「感情」によって、いかに非合理的な意思決定をしているか、しかも同一人物であっても刻々と意思が移り変わるという、目を逸らしたい現実が「概念メタファー」「快楽適応」「情報オーバーロード」といった理論を通じて様々な角度から開示されています。   「いや私

          ブックレビュー【行動経済学が最強の学問である | 相良奈美香 (著)】

          ブックレビュー【世界の広告クリエイティブを読み解く | 山本真郷(著),渡邉寧(著)】

          世界の優れた広告を通じて異文化を理解しようとする新鮮な切り口の一冊です。 「集団的/個人的」「男性的/女性的」「短期志向/長期志向」など6つの指標からみられる国レベルの文化的価値観の違いが、どのような差となって『刺さる広告』へと昇華するのか、実在する広告をあげて考察しています。 マックとバーガーキングの熾烈な広告合戦、恋活の場となるスーパーマーケット、サプールのファッションが本当に伝えたいことなど、日本では即クレームにつながるような事例がたくさん紹介されておりw、発想を広

          ブックレビュー【世界の広告クリエイティブを読み解く | 山本真郷(著),渡邉寧(著)】

          ブックレビュー【SNSマーケティング7つの鉄則|飯髙悠太,室谷良平,鈴木脩平(著)】

          SNS関連の書籍は数え切れないほど出版されていますが、この本のように経営側とSNS運用側(インフルエンサーも含む)の間に位置する”ミドルマネジメント”を軸として書かれたものは皆無でしょう。 ディレクションする立場にある方は必読です。 近年なんとなく感じる「マーケティングとSNSのズレ」を明らかにし、UGC(ユーザーのリアルな声)を発生させULSSAS(購買行動プロセス)を回していくにはどうすれば良いか、「言及在庫」「三枚おろし」など、今すぐできる具体的な手法が知ることができ

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          オンラインショップやってはいけないNG商品画像11選

          こんにちは。 ECアドバイザーの吉田です。 オンラインショップでの商品画像は、お客さまの購買意欲を刺激する最も重要な要素の一つです。商品画像が9割と言っても過言ではないでしょう。ここでは、オンラインショップで避けるべき商品画像の失敗例10選をご紹介します。 1: 不鮮明な写真最も基本的なポイントですが、ピントが甘い、明るさが足りない、露出過多など、技術的なミスはお客さまに対して失礼な印象さえ与えかねません。クリアな画像は信頼感を与え、商品の細部まで確認できることからお客

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          小規模オンラインショップの売上アップ!今すぐできる8個の問題点とその解決策

          オンラインショップアドバイザーの吉田です。 オンラインショップを立ち上げたものの思うように結果が出ない、とお悩みの小規模ショップオーナーさんは少なくありません。誰に相談したら良いのかわからない、そもそも問題点がわからない、という声をよく聞きます。 これまでさまざまなオンラインショップをみてきて、月商100万円未満の小規模オンラインショップにもっともよくある問題点8個をピックアップしました。その解決策と合わせてご紹介します。   1. モバイル非対応近年、スマートフォン

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          ブックレビュー【世界のマーケターは、いま何を考えているのか?|廣田周作(著)】

          どこかで聞いたことのようなタイトルで、あまり惹かれるものはなかったのですが、冒頭の数ページでとても共感し引き込まれました。 ・SDG'sを掲げている会社って本当に環境やダイバーシティについて責任をもってやっているのでしょうか? ・「何か」をやっている風で表面だけなぞり、SDG’sが自社の製品を売らんがためのスパイスになっているのでは? ・SDG’sの次は「ウェルビーイング」でも掲げるのでしょうか? 全編を通して、知らなかった最新の事例がたくさん紹介されており、興味深いもの

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          ブックレビュー【ブランディングデザインの教科書|西澤明洋(著)】

          こんにちわ。 一時期、海外の高価な筆記用具にハマっていたけれど、結局一番使っているのはジェットストリームの吉田です。 「ブランディング」という言葉が、文字情報だけでなく仕事の会話のなかでもよく聞くようになりましたね。しかし「ブランディングにどんなことをされているのですか?」と掘ってみると、「会社のロゴを新しくする」「サイトをリニューアルする」といった、フワッとした答えが多いです。 僕自身も、「ブランディング」って見せ方を変えて企業のイメージアップくらいにしか意識がなかった

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          客層に合わせたWEB広告のつくりかた

          WEB広告を使って集客はじめようと思っても、慣れないうちはどこから手を付けたら迷うことが多いですよね。 このとき、リスティング広告から?それともディスプレイ?と広告タイプの内容ばかりにとらわれてしまいがちです。 WEB広告は、まずどこの客層に届けたいか、客層をまず明確に(言語化)することからはじめると、わかりやすくなります。 客層は大まかに下記の4つのフェーズに分けられます。 顧客フェーズを整理 1:未認知(潜在客) まだあなたの会社・お店の商品やサービスを知

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